大岡川(おおおかがわ)の近くにお住いの方にとっては、河川の氾濫の可能性や避難情報、また現在の被害状況についてなどの情報が大至急必要でありながら、テレビではお住いの地域の大雨情報や河川の情報を得ることはなかなか難しいです。
本記事は、神奈川県横浜市を流れる大岡川についての最新情報になります。お近くの方のお役に立てれば幸いです。
なお、この記事は2020年06月03日を最新とし、その後の情報は順次更新していく予定です。
大岡川の水位ライブカメラはこちらから!
各所が公表しているライブカメラのリンク一覧になります。
以下ページの各項目をクリックすることで、各ポイントのライブカメラにジャンプします。
横浜市港南区笹下にある埋田橋です。
大岡川は横浜市磯子区にある氷取沢市民の森が水源です。この辺りでは、笹下川と呼ばれています。日野川と合流して、大岡川と名称を変えます。その後、中区の桜木町付近で横浜港に注ぎます。
日の出町や野毛に、よく洋食などを食べにいくのですが、そのときに大岡川の橋を渡ります。晴天の日は都会の中を流れる、穏やかな川ですが、いったん大雨となると、あふれんばかりに増水します。
河川氾濫の可能性はある?
現在の状況を確認するには、こちらをご利用ください。
このサイトから現在の河川の状況を見ることで、実際に氾濫する危険性があるのかどうか、あるいはすでに危険な水位となっているのか、避難が必要なのかどうかをチェックできます。
旧 #吉田新田 とは、寛文7年(1667年)に完成した埋立地です。釣り鐘の形をしています。昔は海でした。
— トンビート Tom (@tom0721) October 12, 2019
念のため、#大岡川 #中村川 の氾濫を警戒しましょう。#高潮 が発生すると、川の水が海に流れづらくなり、川が氾濫する事があります。#伊勢佐木町 #大通り公園 #関内駅 #日枝神社 pic.twitter.com/8sj31bYG8w
昔は大岡川周辺は海で、蒔田湾と呼ばれていました。埋め立てをして大岡川ができました。そのため、氾濫の可能性あります。
氾濫注意水位とは?
この場合は、河川が今後氾濫する可能性が示唆されているということです。
えええー!大岡川笹下周辺が氾濫注意水位に到達とな…
— はる (@tsuyofafa) September 3, 2019
実際の避難まではしなくて大丈夫そうですが、引き続き、最新情報を必ずこまめにチェックするようにしましょう!
避難判断水位とは?
横浜市:横浜市河川水位情報【発表時刻】09日03時25分以下の観測地点で河川の水位が氾濫危険水位を超えました。【埋田橋(大岡川)】3.60m↑(上昇中)以下の観測地点で河川の水位が避難判断水位を超えました。【神鋼橋(鎌倉) https://t.co/SAALMNlOTL
— 株式会社トリニタス (@Trinitas_Jp) September 8, 2019
この場合には、そう遠くない将来に河川が氾濫する危険性がある、という状態です。
すぐに最新の全国の避難情報を確認して、ご自身の地域が避難準備や勧告が出ていないかチェックしてください。
そしていつ避難の指示が出ても動けるように備えておくことが大切です。
氾濫危険水位とは?
この場合には、もう河川がいつ氾濫してもおかしくはないとても危険な状態になっています。
大岡川、氾濫危険水位に達する pic.twitter.com/bhJgI5YoeJ
— 小沢 (@ozawA300) September 3, 2019
川の近くにお住いの方は確実に、川から距離のある地域への移動を強くお勧めします。
川がどうなっているか見に行ってはダメです!
非常に危険な状態ですので、川とは逆方向に移動し、引き続きインターネットなどでの最新情報の確保につとめてください!
最新の被害状況は?
レベル4の避難勧告も発令されました。
レベル4の避難勧告の発令地域もある横浜市、横浜港へと繋がる大岡川の水位も上昇中。
— 中村れい (@reiseaside) October 12, 2019
避難準備等の対象地区の方もご高齢者など避難に時間を要する方はお近くの避難所に移動を開始する等、身の安全を第一に行動をお願いいたします。
マリンFMでも随時情報をお届けしています。#横浜市#マリンFM pic.twitter.com/DIP82RvvMj
水面が、周囲の住宅街に迫るほどの勢いです。
大岡川の水位がこんなに高くなってるの初めて見た💦
— いよ (@Kirbysong) September 3, 2019
普段との比較がこちら pic.twitter.com/ecYikWpCs5
大雨のあと、橋にかかった水草が、増水の凄さを物語っています。
ちなみに今の大岡川。
— 愚麗@がんばれ!!通風ファイターズ (@lineageglay) September 7, 2019
水位はほぼいつも通り。
橋にかかった水草が前回の大雨による水位上昇で引っかかったと思われる。
怖いのは、最低限ここまでは水位が上がったことで、もっと上昇してたかもしれない。台風15号、気をつけなければならない。 pic.twitter.com/sAApxc7THO
また、大雨の時に、本流が大丈夫でも、支流が氾濫して浸水していることはよくあります。
ニュースなどで、本流がまだ余裕があるといっても、気を抜かないようにしましょう。
ハザードマップからある程度浸水箇所は確認できるかと思います。
家への浸水を防ぐ為には「水のう」を作成し、玄関などに置くことで、外からの水の侵入を防ぐことができます。
まだ本格的に浸水していないタイミングで準備を始めます。
水のうの作り方
- 45Lのビニール袋を2重にして水を半分(20Lほど)入れる。
- 空気をできるだけ抜いて、硬く口を縛る!
これだけです!(最近では空気を残して口を縛ってOKという説明もあります)
大きなビニール袋がなければとりあえずスーパーの袋でもなんでもいいです。20Lの水は重いので、小さめの袋で小分けにして作ったほうが持ち運びしやすいです。
そして作った水のうを複数個段ボールに入れ、段ボールごとレジャーシートで覆ったものを玄関に設置すれば、浸水の予防に役立ちます!水のう入り段ボールでなくても、ポリタンクやプランター(レジャーシートで覆う)でも同じように設置可能ですし、テーブルの天板を玄関に立てかけ、これらのもので抑えれば、より強力です。
また、トイレや風呂場などから下水が逆流してくることがあるので、作った水のうをトイレの中や、風呂場の排水口などにおいて蓋をしておくと、下水が家に逆流することを防ぎます。
過去の情報まとめ
かなり増水していて、並走する道路より水面が高く見えます。
大岡川がすげー水位(‘◇’`) pic.twitter.com/OtRWYMcDpx
— げんごろう@箱推し (@gengoroType2) April 17, 2016
大雨の時は増水します。
大岡川@横浜南区Y校裏、水位かなり高いです! pic.twitter.com/SUk5NpagFg
— miharu_Stern (@miharu_jadeite) September 9, 2015
台風や大雨の際は、河川に近づかないようにしましょう。
通常の様子
蛇が泳いでいたりします。
上大岡近くの大岡川で久しぶりにヘビみた!泳いでたw pic.twitter.com/9fyESacQKm
— 愚麗@がんばれ!!通風ファイターズ (@lineageglay) June 2, 2020
干拓してできました。
浦舟みなみ
— Yocco18 (@yokohama18ku) May 30, 2020
「江戸時代には大岡川の入海が干拓されて「吉田新田」ができ、これがきっかけで、開港場となった関内も陸地化されていったの。この吉田新田の総鎮守があるお三の宮は、横浜市街地発祥の地とも言われているわよ。」#開港と横浜 pic.twitter.com/RvaTMWhNyx
河口付近は、みなとみらいです。
大岡川に映るみなとみらい、万国橋から pic.twitter.com/KAoMEzlaG3
— ok42 (@akimasa42) January 14, 2015
クルージングもできます。
お住まいの地域に、本流以外にも、どのような支流があるかも確認しておきましょう。
普段から、ニュースや気象情報、ハザードマップなどを確認して、いつでも迅速に行動できるように準備しておきましょう。