今日は、香川照之さんが立ち上げた新会社「アランチヲネ」で販売する子供服のデザインを担当することになった、クルーロウ華子さんについていろいろと調べてみたいと思います。クルーロウ華子さんはイラストレーターとしてお仕事をされている方なんですが、どの作品も、とーっても素敵なんです。ただ、私も初めて今回お名前を知り、どんな方なのか全く分からなかったので、こんな素敵な作品を生み出しているクルーロウ華子さんの経歴や学歴、結婚や子供などの私生活についても、知りたいなーと思い調べてみました。今日はクルーロウ華子さんをwiki風にまとめていきたいと思います。名前も、なんで”クルーロウ”なのか、納得できますよ~!
wiki風プロフ
- 名前:クルーロウ華子(Hanako Clulow)
- 生年月日:1978年
- 干支:午年
- 出身:埼玉県
- 職業:イラストレーター
We’re so excited for Lion & Penguin to join the series! 😍@ClulowHanako @catherine_barr pic.twitter.com/ZzecR8jE9L
— Quarto Kids (@QuartoKids) June 18, 2018
3人兄妹の次女として生まれたクルーロウ華子さんは、4歳上のお姉さんやおばあちゃんや、グラフィックデザイナーの叔父さんの影響で、幼いころから絵を描くことや物を作ることが大好きだったそう。一方、3歳の時に1年半ほど英会話を習っていた楽しい経験から、幼い頃から英語も好きだった。小・中学生の夏休みには、ほぼ一日中部屋にこもって絵を描いたり音楽を聴いていたそう。そして音楽は聴くだけにとどまらず、家にあったオルガンを独学で演奏したり、オリジナルで作曲したりもしていたのだとか。高3のとき、デッサン力がないことを理由に、美大への進学は断念。洋楽が好きだったこともあり、英語が話せる音楽雑誌の編集者になりたいと考え、高校卒業後の1997年、語学とヴィジュアルアートを学ぶためにアイルランドに留学。帰国後、アメリカの同時多発テロを機に音楽雑誌の編集者の夢が薄らぎ、その頃出会った児童心理学をより学ぶために、次はイギリスに渡り、ロンドンの大学へ。大学を卒業してからは、ロンドンの日本航空の会社で勤務。数年後、コンピューターの会社でインターンを経験。その時、初めてパソコン上で絵を描くことを覚えたのだが、これがとても面白く、インターンが終わっても家で絵を描き続けていたのだとか。そしてグリーティングカードやTシャツを作り、溜まったものは週末にマーケットで販売。そんなグッズが好評だったため、グループ展や個人でも作品の展示をするようになる。そして展示を見た、あるイラスト代理店のオーナーにスカウトされ、代理店所属となり、正式にイラストレーターとなった。2011年、日本に帰国。ベネッセコーポレーションの付録絵本のイラストを担当したことをきっかけに、子供向けの絵本のイラストを描いたり、2016年にはイギリスの代理店から紹介された絵本の仕事なども担当。以後は、ニュージーランドに移住しながらも、インターネットを通して、日本やイギリスにおけるイラストの仕事を多数こなしている。
学歴は?
クルーロウ華子さんがどちらの高校を出たのかに関しては情報がありませんでしたが、日本の高校を出ているようでしたので、地元・埼玉県か近隣の地域の高校を出たのだと思われます。そして高校を卒業してからアイルランドへ語学留学していますが、もっと後になって渡英し、ゴールドスミスカレッジ(ロンドン大学)でBSc in Psychologyを専攻。心理学を学ぶためにこちらの大学へ行ったのですが、ゴールドスミスカレッジでは、人文学や社会科学の分野が有名なだけでなく、芸術、特に現代アートやデザインにも力を入れている学校で、有名なアーティストもたくさん輩出しているのだそうです。さらには、学部の間でも結構交流があるようですね。そのような学校だったためか、クルーロウ華子さんもこちらの学校で心理学の勉強をしつつ、音楽サークルに入ったり、卒業生の展示を見たり、「アートと心理学の関係」を研究したりと、かなりアートに近いところで勉強していたのだそうです。そのような経験が現在のイラストレーターとしてのクルーロウ華子さんの素地を作っているようでした。やっぱりもともと好きなものには、なんだかんだで縁があるものなんですね!
作品の経歴!
クルーロウ華子さんの主な作品についても調べてみたいと思います。日本でのお仕事としては、雑誌「ひよこクラブ」の付録の仕掛け絵本「どうぶつたちのかくれんぼ」や、「Rodyの いないいない ばあ!」「もりのなかでかくれんぼ」「どうぶつたちのおんがくかい」の絵を担当しています。雑誌「たまごクラブ」の付録絵本も担当していて、「もうすぐあえるね」でも素敵な絵を描かれています。2016年、イギリスの代理店から紹介され、絵本「The River(Lite Tiger Press)」と「Above and Below(Lite Tiger Press)」を出版しています。これらの本は英語版しか出版されていませんが、とても美しい本で、評判も良いようでした。2017年5月には、講談社より赤ちゃん向けフィクション絵本「べりべりはがして あそぶえほん たべたいな、あーん!」を出しています。こちらは、日本での初めての正規の絵本として出版した作品になっているのだそうです。そして2018年9月に、俳優の香川照之さんが立ち上げた会社「アランチヲネ」が作るオリジナル衣類に、クルーロウ華子さんのイラストが使われることが明らかになりました。まだ販売はされていないものの、ネット上では、すでに「可愛い!」「欲しい!」などと話題になっています。その他にも素敵なお仕事もたくさんされていますが、どれも老若男女に人気の出そうなテイストの絵ですのできっかけさえあれば、とても人気が出て注目されそうなイラストレーターさんだと思いました。クルーロウ華子さんのホームページにも可愛らしいイラストがたくさんありましたよ。
クルーロウ華子さんのサイトはこちら
結婚して子供がいる?
2017年ごろの画像はこちら(右側のグレーの洋服の方がクルーロウ華子さん)
イギリスでコンピューターの会社で働いていたときに、その仕事先関係で旦那様と出会ったようです。旦那様はニュージーランド人なのだそうで、それでクルーロウ華子さんの名字が「Clulow」さんなんですね。はじめはハーフ?とも思ったのですが、クルーロウ華子さんご自身は、埼玉県出身の純日本人でした。ご結婚された時期は分かりませんでしたが、妊娠したことでご自身の両親のいる日本へ2011年夏ごろに帰ってきており、そこから日本にしばらく住んでいたそうです。2011年11月に女の子が産まれています。
Birthday girl Noa. Happy birthday! pic.twitter.com/0mBVOX1W
— Hanako Clulow /クルーロウ華子 (@umegorou) November 1, 2012
Noa(ノア)ちゃんというお名前だそうです。目がクリクリでめっちゃ可愛いですね!子供が産まれてからも、自宅でイラストの仕事をされていたようですね。たまごクラブやひよこクラブのような赤ちゃんに関係するお仕事も、ちょうどご自身のお子さんが赤ちゃんだった時代にやっていたようです。そして旦那様がニュージーランド人であるということから、2018年現在はニュージーランドに住んでいるようです。ノアちゃんは、2018年の11月には7歳。日本でいうところの小学1年生になっているはずです。きっとお目目の大きい、とっても可愛らしい女の子になっているのではないでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。クルーロウ華子さんの情報はとても少なかったですので、まだまだこれからももっと有名になったらたくさんの情報が出てくるのかもしれませんね。今回は少ない情報ながらも、クルーロウ華子さんは留学もたくさん経験していて、旦那様もニュージーランドという国際色豊かなイラストレーターさんだということが良くわかりました。そういわれてみると、ポップなカラーやテイストが日本人らしくないな~と思えてくるから不思議です。いずれにしても、アランチヲネでのお仕事によって日本で有名になって、これからも引き続き素敵な作品をたくさん販売して欲しいなぁと思いました。クルーロウ華子さんを応援していきたいと思います!