渡良瀬川(わたらせがわ)の近くにお住いの方にとっては、河川の氾濫の可能性や避難情報、また現在の被害状況についてなどの情報が大至急必要でありながら、テレビではお住いの地域の大雨情報や河川の情報を得ることはなかなか難しいです。本記事は、北関東を流れる利根川の支流の渡良瀬川ついての最新情報になります。流域には草木ダムや渡良瀬遊水地があります。お近くの方のお役に立てれば幸いです。 なお、この記事は2020年12月21日を最新とし、その後の情報は順次更新していく予定です。
渡良瀬川の水位ライブカメラはこちらから!
各所が公表しているライブカメラのリンク一覧になります。 以下ページの各項目をクリックすることで、各ポイントのライブカメラにジャンプします。
渡良瀬川のライブカメラ画像【砂防】と【河川】( 国土交通省 関東地方整備局 渡良瀬川河川事務所 )
栃木県日光市と群馬県沼田市にまたがる皇海山に源流があります。このあたりを松木川と呼ぶこともあります。沼田市内を流れ、みどり市にある草木ダムを経て桐生市に流れます。途中で桐生川も合流します。館林市や佐野市付近で矢場川と合流します。その後、茨城県と埼玉県の県境を南へ流れ、谷中湖付近で思川や谷田川と合流します。茨城県古河市と埼玉県加須市の境界で利根川に合流します。
終盤の鮎釣りの注意事項
— あゆつり(名前変えたいw) (@2017ayu_) August 27, 2020
掛けた鮎はバラしてはいけない
1匹、1匹が貴重なメモリー
歳を取っても悔いの無いように
# 20200826 渡良瀬川 鮎釣り 獲ったのは76歳のかっちゃん😁 pic.twitter.com/oMOA2nhvfI
鮎釣りの名所でもあります。
河川氾濫の可能性はある?
現在の状況を確認するには、こちらをご利用ください。
このサイトから現在の河川の状況を見ることで、実際に氾濫する危険性があるのかどうか、あるいはすでに危険な水位となっているのか、避難が必要なのかどうかをチェックできます。 私はよく、足利市に車で仕事に行きます。その途中、渡良瀬川に架かっている橋を渡ると、「足利に来たなー」と感慨深くなります。織姫公園まで登ると、渡良瀬川の流れが雄大に見えます。
氾濫注意水位とは?
この場合は、河川が今後氾濫する可能性が示唆されているということです。
渡良瀬川下流部氾濫注意情報
— 茨城県 (@Ibaraki_Kouhou) October 23, 2017
渡良瀬川の古河水位観測所(古河市)では、当分の間、「氾濫注意水位(レベル2)」を超える水位が続く見込みです。引き続き、洪水に関する情報に注意して下さい。
思川の乙女水位観測所(小山市)では、24日4時頃に、「氾濫注意水位(レベル2)」を下回りました。 https://t.co/ayGUziAJF6
実際の避難まではしなくて大丈夫そうですが、引き続き、最新情報を必ずこまめにチェックするようにしましょう!
避難判断水位とは?
この場合には、そう遠くない将来に河川が氾濫する危険性がある、という状態です。
渡良瀬川(古河)水位上昇に転じる。まもなく避難判断水位 https://t.co/M20RhsArSQ pic.twitter.com/HgqoHvkGWA
— KKB (@kkb_saitama) October 12, 2019
すぐに最新の全国の避難情報を確認して、ご自身の地域が避難準備や勧告が出ていないかチェックしてください。 そしていつ避難の指示が出ても動けるように備えておくことが大切です。
氾濫危険水位とは?
この場合には、もう河川がいつ氾濫してもおかしくはないとても危険な状態になっています。
台風19号翌日、あの氾濫しかけた利根川の渡良瀬川合流点(栗橋)を観察してきた。
— プレッパーのかみしろ (@8cNDybhZLCRAVJL) October 13, 2019
この時間の水位は約8m(避難判断水位)。
これが9.61mとか上昇していたと思うと・・・恐ろしいものである。
ちなみに現時点では下流の千葉県香取市付近で氾濫危険水位超過の様子・・・。 pic.twitter.com/113tmNEqXj
川の近くにお住いの方は確実に、川から距離のある地域への移動を強くお勧めします。川がどうなっているか見に行ってはダメです! 非常に危険な状態ですので、川とは逆方向に移動し、引き続きインターネットなどでの最新情報の確保につとめてください!
最新の被害状況は?
合流部付近は増水しやすいです。
2:29時点で利根川下流部は平常並みの水位な一方、上流部・支流で氾濫発生中または氾濫危険水位に達している川が増加中
— しょうポチ (@209harrison) October 12, 2019
利根川と渡良瀬川の合流点である栗橋付近で水位が上昇し #氾濫危険水位 に達しています
(NHK NEWS WEBより)https://t.co/7UFWxm7um0#台風19号 #河川氾濫 #氾濫危険情報 pic.twitter.com/OW8cdnEyeB
橋には近づかないようにしましょう。
渡良瀬川の水位が上昇することが見込まれるため 栃木県足利市の中橋を通行止めにして水防活動が始められた。 pic.twitter.com/RmaZAIgCG5
— Alex DeLarge (@AlexDeLarge_63) October 12, 2019
上流のダムが放流することもあります。また、大雨の時に、本流が大丈夫でも、支流が氾濫して浸水していることはよくあります。ニュースなどで、本流がまだ余裕があるといっても、気を抜かないようにしましょう。ハザードマップからある程度浸水箇所は確認できるかと思います。家への浸水を防ぐ為には「水のう」を作成し、玄関などに置くことで、外からの水の侵入を防ぐことができます。まだ本格的に浸水していないタイミングで準備を始めます。
水のうの作り方
- 45Lのビニール袋を2重にして水を半分(20Lほど)入れる。
- 空気をできるだけ抜いて、硬く口を縛る!
これだけです!(最近では空気を残して口を縛ってOKという説明もあります)大きなビニール袋がなければとりあえずスーパーの袋でもなんでもいいです。入れる水の量は20Lでなくても、自分で持ち上げられる重さまでで大丈夫です。ポリ袋の口の部分をねじっておくと、結びやすいです。
そして作った水のうを複数個段ボールに入れ、段ボールごとレジャーシートで覆ったものを玄関に設置すれば、浸水の予防に役立ちます!水のう入り段ボールでなくても、ポリタンクやプランター(レジャーシートで覆う)でも同じように設置可能ですし、テーブルの天板を玄関に立てかけ、これらのもので抑えれば、より強力です。
また、トイレや風呂場などから下水が逆流してくることがあるので、作った水のうをトイレの中や、風呂場の排水口などにおいて蓋をしておくと、下水が家に逆流することを防ぎます。
過去の情報まとめ
過去にはカスリーン台風で渡良瀬川と利根川の堤防が決壊したことがあります。
群馬県館林市のアゼリアモールで、『利根川と台風の歴史』の展示がされてました。70年前にあったカスリーン台風の洪水の展示を中心にパネルの展示がされてました。展示は9月29日まで。
— (株)福田土木 ~年末年始キャンペーンきまってきましたょー!~ (@EXTERIOR_Life_) September 27, 2020
カスリーン台風では、渡良瀬川と利根川が決壊をしたそうです。
過去の災害から学ぶ事は沢山あるなと思いました。 pic.twitter.com/E1QHd2oFro
過去の事例を学ばないといけないです。
通常の様子
昨年の情報ですが、バスで髙津戸峡・小平の里と巡れます。しかも無料です。バスで渡良瀬川付近を観光できるのはいいですね。
#みどり市 で発進!
— ググっとぐんま(公式)「ぐぐったぁ」 (@Gunma_kankou) October 30, 2019
「無料」で観光地を巡ることができるバス!
11月の土日祝日は #みどり市 に遊びに行こう!
↓バスで巡れる観光地(一例)#高津戸峡
渡良瀬川両岸の #紅葉 が映える秋季の景観は見逃せません。#小平の里
キャンプ場や #鍾乳洞、植物園等があり、自然体験を楽しめます! pic.twitter.com/L89ecxVoe0
紅葉も綺麗ですね。
※
— ✿「風 Ⅱ」✿ (@kimagasenohaha) November 12, 2018
【紅葉・見ごろ情報】
高津戸峡の紅葉
例年見頃:11月上旬~11月下旬
渡良瀬川両岸の紅葉が映える高津戸峡
高津戸峡
群馬県みどり市大間々町高津戸https://t.co/H8AyO9rO2W pic.twitter.com/uh6hvI1ZeR
あの有名な曲。森高千里さんの渡良瀬橋の聖地巡りをされる方もいますね。
森高千里さんの名曲「渡良瀬橋」の聖地巡りをしてきた🤗
— クリボー (@mr_rozumaly) December 18, 2020
群馬県と栃木県を流れる渡良瀬川に架かる渡良瀬橋は栃木県足利市にあって橋を望む道路沿いには曲の歌碑がある🎼
あとは八雲神社⛩️と床屋さん💈の角にある公衆電話☎
ちなみに森高千里さんの曲では「雨」が1番好きかな😉 pic.twitter.com/j56RTH5aJH
歌詞です。
今日は栃木県の足利市に仕事に行った帰りに渡良瀬橋を渡って帰って来ました。
— ebi☆ (@ebi_fullchew80s) December 16, 2020
♪渡良瀬橋で見る夕日をあなたはとても好きだったわ♪
とはいかず、日没後だったので夕日は見れませんでしたが夕焼けが綺麗でした✨#渡良瀬橋 #森高千里 #イマソラ #夕焼け pic.twitter.com/lJv5JMXdGb
台風や大雨の際は、河川に近づかないようにしましょう。お住まいの地域に、本流以外にも、どのような支流があるかも確認しておきましょう。普段から、ニュースや気象情報、ハザードマップなどを確認して、いつでも迅速に行動できるように準備しておきましょう。