トイレを借りるためにコンビニエンスストアに立ち寄るという経験は誰にでも一度はあると思いますが、東京都内のコンビニはお客さん用のトイレがない店舗が多いです。もしトイレがあったとしても、貸してくれないというお店もあるとか。その理由は何なのでしょうか?トイレをそもそも設置してない、それがあったとしても貸してくれない東京都内のコンビニの事情が気になります。その理由について知らべてみました。
東京都内のコンビニにはトイレがない店舗が多い?その理由とは?
都内というよりも、都心や市街地のビルのテナントは店舗にトイレが無く、共同トイレを使用しているところが多いです。
東京タワーはよく見えるけど
— まっちゃん@C100土東ハ26b (@toshikazu0830) November 4, 2021
トイレ使えるコンビニが少ない pic.twitter.com/tEBJKXGthc
コンビニがそういったテナントに入る時は、事前に用意されているトイレはありません。そして、わざわざ設置するということもしないのでしょう。家賃が安い地域であれば、店舗の面積も広くてトイレ付きだったり、サービス向上のためにトイレを作るところもあるようです。しかし、都心のような家賃が高くて面積も狭い場所ではそれも難しいという事情があるのです。例えば新宿歌舞伎町みたいな、東京の繁華街では警察からのお達しによってトイレが無いというところもあるみたいです。トラックの運転手が使わないからじゃないでしょうか。大型車を停めることが出来るような広い駐車スペースがあるコンビニは、トイレありますよ。むしろ私は、コンビニのトイレはトラックの運転手以外には使って欲しくないと思っています。女性は、コンビニのトイレを使わないことがエチケットだとさえ思っています。
東京のコンビニにトイレがないのは、治安と関係がある?
東京に住んでみて驚いたことがいくつかありますが、その一つにコンビニの「トイレを自由に使えない」ことがあげられます。ご自由にというスタイルのところもありますが、繁華街などの場合はトイレのドアに店員に断りを入れるように書いてあったり、トイレ自体無いという場所もあります。噂によると、その事情はその街の治安と関係しているそうです。
板橋区はかなりオススメ!都営三田線1本で水道橋、埼京線1本で新宿、赤羽、
— 🎏大地。 (@m_fn8j_bamo) October 24, 2019
あと僕の住んでた地域は東京では珍しいコンビニのトイレが自由に使える(自由に使える程治安が良いらしい)所でした!
治安が良い場所だと自由に使えるのですが、治安があまり良くない場所では店員に断りを入れなくてはいけないのです。そして、更に治安が悪いところはトイレ自体使用できないということです。これは、コンビニだけに限らず公衆トイレでも同じことが言えるでしょう。地方や田舎であれば公衆トイレを見かけることもありますが、都内や都市部となると駅や商業施設のトイレを探す他ありません。公園のトイレというのも、最近ではあまり見かけることもなくなりました。子供の頃、薄暗くて少し異様な雰囲気の公園のトイレに、ドキドキしながら入った経験がある人も多いのでは?トイレというのは、周囲にどれだけ人がいたとしても密室になることが出来る場所なのです。中に入ると、人の目が無くなる死角においての問題や関係性があると言えるのかもしれませんね。
東京のコンビニにはトイレがない!だったらどこで借りる?
トイレに行きたくなったら、とりあえず近くのコンビニを探すという方も多いかもしれませんが、東京のコンビニはトイレが使えない場合もあります。「じゃあどこに行けばいいの?」と、ピンチの際には泣きたくなってしまいますよね。
坂の町・上池台に引っ越したので、『東京23区凸凹地図』(昭文社)を購入。
— 上池台散歩日記 (@k_t0u) July 2, 2022
坂や通りの名前、水路跡、古道・旧道、階段など知りたい情報が全部載っている。
公衆トイレやコンビニが示されてるのも街歩き用という感じがする。 pic.twitter.com/80oqjBCxfw
そんな緊急事態の時の為に、トイレを借りることが出来る場所を覚えておくと良いでしょう。
- 警察署。交番の場合は断られますが、大きな警察署の場合は基本的に貸してもらえるでしょう。キレイですし、おすすめですよ!自分にやましいことが無いのであれば…。
- ファーストフード店。ハンバーガー屋さん、牛丼屋さん、コーヒー店などであれば、都心でもトイレを貸してくれるところが多いみたいです。手ぶらで帰るのも申し訳ない気持ちにはなりますが、きちんとお礼を言えばそう嫌な顔はされないでしょう。
- ホテルのロビーにあるトイレ。ホテルのロビーの場合も、トイレ目的で貸してくれます。念のため、ホテルのスタッフさんに断りを入れてから使用した方が安心かもしれませんね。
コンビニのトイレに関する疑問をある担当者に聞いてみた!
ズバリ、トイレを貸してくれる店舗と貸してくれない店舗がある理由というのを、コンビニの担当者に聞いてみました。すると、「基本的には貸している店舗がほとんどだと思います。それぞれの店舗の事情によって貸さないところもあるみたいですが、トイレは従業員も使用する場所なので基本的に存在しているのは確かです。だから申し出があれば、貸すという店舗が大半だと思います。それでも貸さないという店舗は、何かしらの事情があるのでしょう。例えば私の知っているところで言うと、建物自体にトイレが無いというところがありました。その為、従業員がトイレを使用したい場合は、外のビルのトイレを借りていたのです。だから、お客様用のトイレ自体が存在せず、貸したくても貸すことが出来ません。あとは、古い店舗だったり建物の中には、トイレが無いというところもあるようです。実際にそういった店舗がどれくらいあるのかはわかりませんが。場所によっては、トイレがあっても従業員しか使えないところもあるみたいですね。」という回答が返ってきました。
コンビニのトイレを借りる時、従業員に声をかける理由とは?
トイレを使おうとした時に「ご利用の際は従業員にお声がけください。」という貼り紙を目にしますよね。「どうして声をかけなくてはいけないんだろう?」と疑問に思ったことがある方もいるのではないでしょうか。理由としては、声をかけることで利用する際に意識が上がり、キレイに使ってもらうことを狙っています。更に店員に顔を見せることで利用後に申し訳ないと思わせ、ちょっとしたものを買って欲しいという思いも隠されているのです。しかし、声をかけずに利用するという人もいます。
コンビニのトイレ行こうとしたら従業員に声かけろって張り紙があったんだけど、店員さん男しかいないし
— もちゃ茶 (@mochacha_1020) July 7, 2022
話しかけられるかて
そこには恥ずかしいという思いがあるようで、男性よりも女性にその傾向がみられます。そして、利用する際にゴミを捨てていったり散らかしていったりということもあります。一昔前であれば、コンビニでストッキングを購入してトイレで履き替え、伝線したストッキングはその場に捨てていくということがよくありました。パンストを履く女性が減ったことから、今はこういったゴミもだいぶ減っているようです。
まとめ
東京都内のコンビニエンスストアは店舗の面積が狭いため、あるいは安全性の確保のため、お客さん用のトイレを設置していないことが多いです。しかし、従業員用のトイレは設置してあることがあるため、どうしても必要な時や急いでいるときは店員さんに聞いてみましょう。また、ファーストフード店やホテルのロビーのトイレを借りるというのも一つの手段です。