浪人生がアルバイトの採用の面接に行くとき、その志望動機や自己PRなど履歴書にどのように書いたらいいのか悩みますよね。志望動機にはどんな理由を書いたらいいのか、どんなことをアピールしたらいいのか浪人生だからこそ悩むでしょう。そこで、浪人生のバイトの履歴書における志望動機や魅力的に見せる自己PR、また浪人中の学歴欄などの書き方をご紹介いたします。
浪人生だけどアルバイトをしたい!履歴書の志望動機の書き方
浪人生だと、志望動機の欄に嘘ではなくても取り繕って書こうとしてしまう気持ちはわかります。でもそんなことをしなくても大丈夫です!浪人中の生活費を稼ぐためにバイトをしていたのであれば、素直にそれらを書いても問題ありません。「進学費用を貯めるため。」や「参考書を買うため。」などでいいのです。
バイト面接
— コロイド (@c01101d0) September 16, 2020
店長「志望動機は?」
僕「浪人してて参考書代と飯代が必要になったからです。」
店長「どれくらい入れる?」
僕「模試の日以外は全てどの時間でも入れます。」
店長「採用!w」
これくらい楽な面接だと嬉しい
浪人して20才そこそこの若者がバイトをするのに、大層な志望動機を書いても嘘くさいだけです。店側だってすぐに見抜きます。バイトを雇う側はいつかは辞めるものと理解しているので、そこまで真剣に志望動機について悩む必要はないのです。当たり障りのない、失礼にならないような志望動機でいいのです。浪人生でバイトをする場合、受験シーズンまでの期間だけと決めていることもあるでしょう。応募の際にそういったことも履歴書に書くべきか悩むと思いますが、結論から言えばどちらでも構いません。確かに書いた方が辞める時期を把握できて助かるかもしれませんが、わざわざ書く必要はありません。突っ込まれて聞かれても嫌ですよね?あくまでも辞める1ヵ月前くらい前に伝えれば問題ありません。
浪人生ですが、アルバイトの履歴書の書き方がわかりません
志望動機について頭を悩ませることが多いですが、経営者側としてはそこまで深く追求はしません。堅苦しく考えなくて大丈夫です。「進学費用を貯めるため。」だけでも十分です。志望動機に進学について記載しておけば、受験勉強シーズンに退職をするにしても、モメることなく理解してくれるでしょう。採用時に浪人生だとわかっていれば、店側も時期がくれば新たに募集をかけることもできます。引き留められても「応募時に伝えてあった通りで。」と断りやすいのでは。面接時に服装ですが、浪人生であればスーツでなくても普段着で構いません。ラフな職場であれば、Gパンにパーカーといったカジュアルな服装でも問題ないでしょう。その場で採用されることもありますので、スケジュール帳や筆記用具は用意しておきましょう。勉強と両立するわけですから、予定が決まっている日には面接時に伝えておくこともお忘れなく。いずれにしても、バイトに精を出しすぎて大学に落ちてしまっては元も子もありません。勉強を優先し、10月頃には辞める方がいいでしょう。
浪人生がバイトの履歴書で魅力的に見せる自己PRとは
浪人生や無職だと、どうしても履歴書に「空白期間」ができてしまいます。空白期間に何を行っていたかを記載することはとても重要で、ただ家でダラダラと過ごしていたにしてもそれをそのまま記載してしまえば印象も悪いだけです。バイトを雇う側も「危機感がないのでは?」と思ってしまいます。好印象を与えるためにも、浪人生であれば、大学進学のために一日どれだけ勉強をしてきたか、無職であれば、資格取得のために勉強をしてきたなど、空白期間に努力をしてきた内容を記載するべきです。
ふと思ったのですが、推しが現代に生きてるつもりで履歴書書いてみたら面白そうじゃないですか。学校は公立か私立か。受験はストレート合格から浪人経験ありか、アルバイトは何したのとか、PR欄は何書くのとか、この履歴書は就職かバイトなんのために書いたのとか。うわ楽しそう。書く!!
— 絨毯🍗8/7さにひよ A04 (@_px_ju) May 12, 2018
実際何もやっていなかったとしても、必ず空白期間について聞かれるので、突っ込まれてた時を想定して、事前に答えを準備しておきましょう。何かは記載すべきですが、そこに自己PRも織り込むことが大切です。例えば、
- 「受験に向けて毎日勉強を行ったおかげで、忍耐力と集中力が見に付いた。」
- 「浪人生活を送ることで社会に厳しさも学んだ。」
- 「挫折を経験したことで一回り成長できた。」
など、浪人生というマイナスイメージを払拭するような内容を記載することが大切です。
浪人生の期間は履歴書学歴欄に記入しなくてもいい?
学歴をみれば浪人していた期間を把握することはできます。特に注意書きとして記載する必要はありませんが、面接の際に聞かれる可能性は十分ありますので、なぜ浪人をしたのかを簡潔に答えられるよう事前に準備しておくことが大切です。浪人や留年していなくても、学歴の年数を書き間違えて浪人だと判断されてしまうこともあります。年数の書き間違えたないよう注意をしましょう。
「履歴書の「学歴・職歴」に空いている時期があるのを良くない」と言われ、一時神経質なほど気にしたことがあった。あれって高度成長期に一本のレールを進む人生を前提としていて、今の時代にしたら理不尽だなと思う。浪人だけじゃなく、不意な失業や転職だってあるし、バイトで食いつなぐことだって。
— Yuichi WATANABE (@u1_nabe) June 22, 2014
就職難は続いています。大学を無事卒業できても就職できずにいる人もいますので、生活するためにアルバイトを探すことになります。在学中に行っていたアルバイトは履歴書に記載しなくても問題ありませんが、大学を卒業して社会人としてアルバイトをしていた場合は、職歴として履歴書に記入できます。その経験を企業にアピールすることもできます。ただし、勤務期間があまりにも短いと、長続きしないのでは?とマイナス印象を与えてしまいますのでご注意を。健康状態が悪くてアルバイトも出来ずにいた場合は、特に記載する必要はありません。ただし空白期間について聞かれたときは、嘘偽りなく簡潔に答えられるよう準備しておきましょう。
早朝のアルバイトは浪人生にオススメ!
夜間にアルバイトをすると体内時計もくるってしまうため、身体的なダメージはあります。体内時計は日の入りとともに活動し、日没とともに活動を締めくくるリズムを持っています。夜間のアルバイトは大変ですが、早朝のアルバイトだとそこまでダメージを受けずに済みます。コンビニなどで週に4回、早朝5時~8時の3時間程度が特におすすめ。受験勉強は夜に行うイメージがありますが、実際勉強がはかどるのはむしろ朝です。5時頃起床し、起床後に勉強をすると逆に疲れたり眠くなるのでは?と思いますよね。でもむしろ逆なのです。コンビニで早朝アルバイトをし、仕事を終えて帰宅してから勉強を行う。このように、他の受験生が思いつかないような勉強方法をとってみるのも方法の一つです。勉強もはかどって収入も得ることができる、まさに一石二鳥です。浪人生でバイトをするのは・・・と二の足を踏んでいるなら、ぜひ早朝アルバイトに挑戦してみては?
まとめ
浪人生がアルバイトの採用の面接に行く際も、履歴書を書きます。その履歴書の志望動機はどのように書いたらいいのかを説明してきました。素直に書くのがよかったですね。また、魅力的にみせるPRは、その大学浪人している経験や努力を書くのが良かったです。早朝にアルバイトして、昼間に勉強するのも一つの手です。