郵便局から不在通知書があった場合、どうしても忙しくて受け取りに行けない時ありますよね。郵便局の簡易書留の受け取りは代理でも可能?郵便局に代理で受け取りに行く場合、事前に連絡は必要?受け取りを代理人にお願いする際の注意点をご説明します。
郵便局の簡易書留の受け取りは代理でも可能?
簡易書留を本人が受け取れない場合でも、本人以外でも受け取ることは可能です。もし配達員が、家へ簡易書留を届けに来たとします。その場合代理でも印鑑やサインをすることで受け取ることはできます。配達員はかならず「○○さんはこちらで間違いないでしょうか?」と確認をしますので、間違いなければ受け取ります。
簡易書留は代理受け取りが可能らしく、大体、大家さん宅に配達されています。ですが以前は大家さんが、受け取ったチケットを私の靴箱に入れていたり、ドアの隙間に差し込んだりしていましたので、その頃に比べれば家で保管しているだけまだマシになりました・・・。
— PSYCHO村上 (@psycho_tsktt869) August 15, 2016
不在で本人も本人以外も簡易書留を受け取れなかった場合、郵便局の窓口へ行く必要があります。その場合でも代理で受け取りに行くことができます。必要なのは、不在通知書と印鑑の2つです。代理人と受取人本人の住所が同じことを証明できるものが必要なのでご注意ください。もし住所も名字も違う代理人が受け取りに行きたい場合は、委任状が必要になります。受取人本人に書いてもらいましょう。本人や代理人も受け取りに行かず簡易書留を放置してしまうと、差出人に返送となります。保管期間は最初の配達日から7日以内となっています。連絡をすれば最大3日間の延長ができることもあります。
代理で受け取りに行く場合、事前に連絡は必要?
郵便局に代理で受け取りに行く場合、前もって連絡をする必要があるのか気になりますよね。当日受け取り、または窓口に行ってすぐ手続きをしたい場合は、事前に郵便局に電話した方がスムーズに行えます。郵便局によっては、依頼がなくても配達員に持たせておき、配達完了率をアップさせているところがあります。そういったところについては、事前に電話をしていないと窓口に突然いっても郵便物がなく、再配達になるか当日か夜、翌日以降の窓口受取希望の受付しかできないことになります。簡易書留を配達員がもっているのは、郵便局に取りに行く人が少ないエリア、もしくは配達量が少ない場合に多いようです。
今までも住所変更忘れなどでチケットを郵送で受け取れなかった方は当日窓口で本人確認の上引き換えでしたので、制度は全く変わっていません。簡易書留の保管期間は1週間といったところなので、その間ずっと留守にするという方は代理の方に受け取りをお願いするなどが必要かもですが
— 壱 (@ichi_ars) July 15, 2015
ゆうパックに関していえば、どこの郵便局でも、基本的には3日間で3回配達するまでは配達員が昼間持ってます。そのため、いきなり郵便局の窓口へいっても受け取れない可能性の方が高いと言えます。もし配達局以外の窓口で受け取りしたい場合は、コールセンターなどに電話をして、どこで郵便物を受け取りたいかなどの要望を伝える必要があります。
荷物受け取りを代理人に頼めない時は?
受取本人も都合が悪く、受け取りを頼める代理人もいない場合はどうすればいいのでしょうか?そんな時に便利なのが、不在時でも荷物を置いていってくれるサービスです。宅配ボックスですね。
宅配BOXの置けない構造の賃貸物件や、宅配BOXよりも大きい荷物で持ち帰られるケースはあるので、課題だと感じております!
— 畠山謙人/経理を効率化 (@kandmybike) January 4, 2022
あと簡易書留やクール便(ふるさと納税の返礼品でよくある)も対面で受け取れないので難しいですよね。
宅配便業者などはよくありますが、ポストに入らない郵便物も不在時に宅配ボックスへ置いてくれる便利なサービスがあるのです。郵便局指定の用紙に、住所や氏名などの個人情報と宅配ボックスが置かれている場所の地図を記入して、近所の郵便局窓口へ届けるだけで手続きは完了です。ただし、宅配ボックスを利用できるものと出来ないものがありますのでご注意をお願いいたします。利用できるものは、書留郵便物、ゆうパック、レターパックプラス、定形外郵便物などです。利用できないものは、現金が入った書留、配達証明、保冷や生ものを内容とする郵便物などになります。郵便局の窓口で「指定場所配達に関する依頼書」という書類を提出しますが、その際に指定場所配達について詳しい書類がもらえます。それには、宅配ボックスだけでなく、ドアノブや物置、車庫などでも良いと書かれているそうです。詳しくは郵便局の窓口、またはホームページで確認してください。
受け取りは土日でも可能?
「ゆうゆう窓口」をご存知ですか?これは、郵便局の営業時間外でも受け取りができるサービスのことです。土日祝日、夜間でも利用することができる便利なサービスです。
一箇所ワンストップ出し忘れて検索したら「間に合わない」「速達」が出てきて私以外にも愚か者がいて安心しました。明日ゆうゆう窓口で速達で送ります。
— まや (@chammaya) January 8, 2022
しかも24時間対応しているところが多く、曜日や時間を気にせずに利用できるのはとてもうれしいですよね。ただし、全ての郵便局にこの「ゆうゆう窓口」があるわけではなく、「ゆうゆう窓口」があっても、24時間対応していないところもあるのでご注意ください。「ゆうゆう窓口」の業務内容についてですが、郵便物の出し入れ、切手の購入、ゆうパック、不在時預かりや保管している郵便物の受け取り、内容証明なども行っています。速達や書留もできます。全ての業務をしているわけではないので、利用する前に確認すると安心です。「ゆうゆう窓口」が併設されている場所は少ないので、利用する際は、事前に日本郵便サイトで最寄りの利用できる場所を検索するといいでしょう。よく確定申告の手続きがギリギリで間に合うかどうかなんてこともあります。そんな時は、すぐに「ゆうゆう窓口」へ行き簡易書留で出せば間に合いますよ!
郵便局から届いたものを受け取り拒否することもできる?
あなたも経験ありませんか?差出人不明の変な郵便物。不要な郵便物の受け取りは絶対にダメです。そもそも郵便の受け取りを拒否することができるのかどうかと疑問に思いますが、結論から言えば、「未開封」であれば拒否することができます。
受けとりたくない郵便物は、宛先人が『「受取拒否」と書いて署名or捺印した付箋(など)』を貼り付け、ポストに投函することで差出人に返送できます。但し開封後のものと、裁判所からの特別送達は対象外。 koshi_zai
— たくや (@trtrnews) January 6, 2022
その場合、紙に「受取拒絶」と書いて署名か印鑑を押します。それを届いた郵便に張り付けて、郵便局へ持って行くか、配達がきた局員に渡すだけです。その後どうなるかというと、受取拒否となった郵便物は、郵便局から差出人へ戻されることになります。重要な点は「未開封」であること。開封した後に受取拒否にするこはできません。書留や宅配便の場合、受領印やサインをしてしまった時点で配達完了となってしまいます。未開封であっても受取拒否にできませんので、ご注意ください。差出人不明で荷物を受け取りたくない場合は、受領印やサインをせず、未開封の状態であれば、受取拒否ができるということをお忘れなく!