今日は名門マリインスキーバレエ団に所属しているバレエダンサー・永久メイさんについて引き続き、気になることを調べてみたいと思います。
日本人としては珍しく、とっても手足や首が長くて顔が小さい体型の永久メイさん。
海外で長いことバレリーナとして活動してきただけに、バレエの厳しい世界でもずっと努力を続けてこられた賜物でもあると思うのですが、そんな永久メイさんを調べていると、拒食症というキーワードがあることに気がつきました。
確かに永久メイさん、めちゃめちゃ細いですし、バレエのような見た目が重視されるスポーツでは拒食症(摂食障害)になりやすい気もしますよね。
今回は、永久メイさんの拒食症?という噂について検証してみたいと思います。
また、気になる永久メイさんの体重と、バレリーナの摂食障害事情についても調査していきます!
プロフィール
永久 メイ(ながひさ めい)
生年月日: 2000年5月
年齢: 19歳 (2019年7月現在)
出身: 兵庫県
永久メイにインタビュー 超名門マリインスキー・バレエで活躍する新星の快進撃の秘密とは #永久メイ #マリインスキーバレエ https://t.co/WnjMk0WZnD pic.twitter.com/stHw5ot22h
— SPICE[舞台情報メディア]/e+ (@spice_stage) September 10, 2018
お綺麗ですね!
バレリーナに摂食障害が多いの?
バレエはどの先生も厳しくどんなに厳しいレッスンを耐え抜いて一生懸命練習を積み重ねて努力をしても、職業として第一線で活躍するのは世界中でもほんのわずか、という厳しい世界ですよね。
いくらバレエが好きで感性や表現力豊かであっても、生まれ持ったバランス感覚や骨格、筋肉、スタイルの面でも秀でていなければ一流にはなれないという厳しい現実もあります。
ですので、バレエの技術云々と同じくらいに、その人の”見た目”が重視されるのがバレエなんですよね。
レオタードにタイツという姿では、どう頑張っても体型で隠せるところはありません。
足の甲の反り方までくっきりとわかるのがバレエの衣装。
そういう事情から、バレエを幼少期からやっている間に「絶対に太ってはいけない」という考え方が刷り込まれていくそうです。
そうなると、本人の意識に関わらず、食事の量を制限したり断食する人もいるのだとか。
バレエに限らず、新体操やフィギュアスケートなどある程度見た目が重視されるスポーツではよくあること、というのは想像に難しく無いですよね。
実際、バレエを習っている女子学生のうち3割ほどが断食をし、摂食障害と直結しかねない嘔吐をする人は1割いた、というアメリカでの調査結果もありました。
これはもはやバレエの職業病かと言えるほど、かなり高い割合なのではないでしょうか。
摂食障害になると、体はボロボロになってしまうため、ダンサー生命に関わるのは間違い無い、怖〜い障害です。
踊れないどころか、命を落としてしまう可能性だって十分にあるんです。
そしてもし摂食障害になってしまったら、きちんとした専門のところで何年もの間治療をしなくてはならないことが多いです。
バレリーナ=太ってしまったらもうおしまい
という価値観に支配されているところから変える必要があるのだと思います。
これは簡単なことでは無いですよね。
フィギュアスケートの鈴木明子さんが摂食障害になって1年あまりで復活したのはどちらかというととても稀なケース。それでも復活までの過程は壮絶です。
ご興味ある方は、鈴木明子さんのインタビュー記事を読んでみてください
→こちら(外部にジャンプします)。
拒食症?体重はどのくらい?
永久メイさんのこのような健康的な姿を見ると、とても摂食障害(拒食症)とは思えないのですが、永久メイさんについていろいろと調べているうちに、「拒食症」というキーワードが出てきました。
そして今年大きな話題を呼んだ永久メイ💖 マリインスキー劇場で、大晦日の『くるみ割り人形』にシクリャローフとともに主演予定です! pic.twitter.com/27Mq0eyfyc
— ジャパン・アーツ/バレエ・ツイッター (@ja_ballet) December 31, 2018
そして調べていくと、ネット上にはこんなコメントがありました。
>メイさん好きだけどあの体型の細さは完全に拒食症レベルじゃない? 見てて不安になる程細いもの 実際に見てびっくりした
>日本の時は細すぎたね
白鳥の湖の時のです!
本日18時のマリインスキー・バレエ「白鳥の湖」に王子の友人役で永久メイが出演します✨今回の日本公演の出演は最後となります💕お見逃しなく〜👀#mbjapan2018 pic.twitter.com/M5vZ8PsiCe
— ジャパン・アーツ/バレエ・ツイッター (@ja_ballet) December 8, 2018
次は、ラ・シルフィードの時です!
永久メイさん、『ラ・シルフィード』デビュー!!🎉
— monika (@monikaandlemon) October 8, 2018
動画見れますhttps://t.co/UbwvqhlSvD pic.twitter.com/cBhRIPypiw
しかし海外のバレエ学校に所属している生徒は(太ると退学になるので)体重のコントロールは必須であり、ほとんどのダンサーがダイエットをしている(お菓子を食べない、小麦を食べない、など)そうです。
しかしそれでも、拒食症までいってしまうのはほんのわずかなのだとか。
そして先ほどの書き込みの後に、
>全幕の主役を踊る体力があるんだから拒食症ではないでしょう
とありました。
確かに、バレエは華麗でありながらものすごくハードなので、本当に拒食症だったとしたら、舞台に立つことは絶対にできないと思います。
よって、日本公演の前の時期には普段より少し体重が落ちていた可能性はありますが、拒食症ということはないと思います。
それに、永久メイさんは海外でずっとバレエ学校に通っていて、しっかりと体重管理をしてきています。
体を作って体力もしっかりつけつつ、自分のシルエットを保つということをずっとやってきている方なので、日本の習い事でバレエがうまくなりたくて見よう見まねで自己流ダイエットをするのとは環境も違いますよね。
モデルの世界でも痩せすぎるとショーに出られなくなる、という傾向がある昨今ですから、細くないと出られない!という刷り込みは、永久メイさんのように海外で活躍してきた方には、ないんじゃないかなと思います。
というのも、世界的に有名なバレエのコンクール(ローザンヌ国際バレエコンクール)では、身長と体重から算出されるBMI値が募集要項の段階で設定されていて、痩せすぎの人は出場もできないんです。
永久メイさんは、もっとも最近では2018年2月にこのコンクールに出場していますので(プロとして活動することが決まった為、棄権していますが)、ここで定められている値はクリアしているのは間違い無いですよね。
それと、このBMI値から、非公表である永久メイさんの体重も、推測できます。
永久メイさんの身長も公表されていませんが、155cmくらいという予測も立てられているので、155cm〜160cmくらいだと仮定します。
このコンクールで設定されている最低BMI値と、身長と、17〜18才の頃に出場したことを考えると、永久メイさんの体重は、軽くても、
42〜43kg
ということになります。
なので、少なくとも17、18歳の頃からはこのあたりの体重を維持するように努力されているのではないかなと思います。
身長が日本人の平均身長くらいで40キロ代前半ですから、細く見えるはずですよね。
ただでさえ、永久メイさんは首が長くて顔が小さくて、手足がものすごく長い、という日本人らしからぬ体型をしているのですから。
ちなみに細い女性繋がりで思い出したのですが、女優の桐谷美玲さんは身長163cm程で体重39kgと言われています。
永久メイさんも桐谷美玲さんのような細さにも見えるので、30kg台かなぁとも思ったのですが、そんなだったらもう舞台でハードに踊れないですよね。
主役まで務めている以上、痩せすぎて踊れないなんてことはもはや論外、という感覚だと思います。
ただ、日本公演での永久メイさんを見た他の人も、永久メイさんの細さが気になってしまった、という日本の方の意見が他にもあったので、シルエットとしては少しその時は細すぎたのかもしれません。
いずれにしても、拒食症ということはなさそうなので、一安心です。
これからも日本公演などで、永久メイさんの華麗なバレエ姿、たくさん見られるといいですね!
まとめ
ものすごく細く見えても、やっぱりそこは一流バレエダンサー。
拒食症という恐ろしい障害の実態も少し垣間見えたところで、やっぱりずっとバレエダンサーとして活躍するには、自己流の無理なダイエットは厳禁!
永久メイさんに憧れる、日本の若きバレリーナたちも、細いことに執着するのではなく、徹底した自己管理ができるようになることが最優先という意識で、第二の永久メイさん目指して頑張って欲しいですね!