一人でアパートに住んでいて、電気代が高いと感じたことありませんか?それは電気の使いすぎとは限りません。一人暮らしの場合、昼間は留守にすることが多いですので電気の使い方によっては料金が安くなることもあります。電気代が高い5つの原因や節約方法などにについて調べてまとめてみましたので、これを参考にしてムダをチェックしてみて下さい。
一人暮らしで、アパートの電気代が高い!その5つ原因は?
一人暮らしでアパートの電気代が高いと考えられる原因は主に5つあります!それらを一つ一つ説明していきます。
①家電製品の余分な待機電力がある
待機電力とは、家電製品のスイッチがオフになっている状態でコンセントにつないだままになっている場合に消費する電力のことを指しています。エアコンやタイマー予約機能のある家電製品を使っているとこれが発生します。実はこの待機電力は、全電気使用量のうちの5%だという調査結果も出ているのです!電気代が高いと感じる場合は、この待機電力を節約するようにしましょう。
スマートプラグで消費電力見てると普段気にしないとこもソコソコ電力食ってるのな。ONU、ルータ、ハブ、Hueブリッジ、液晶2台の待機電力で計20Wほど。PC本体が50W程度なことを考えると多いような気がしてくる
— tatuyan (@tatuyan) July 21, 2022
一人暮らしで、自分のアパートにいないときは、スイッチ付のテーブルタップを使用して、家電製品の電源を完全に切っておきましょう。
②電気を余分に使用している
一人暮らしだと、洗濯物をベランダに干さずに、天気が良くても悪くても便利な乾燥機を使ってしまいがちです。また、テレビをそれほど見ていないのにつけたままにしてしまいがちです。そんな風に余分な電気を使用することが、電気代を高くしています。無駄をなくすために、もう一度見直してみましょう。
③電気契約量の違い
契約アンペア数はどうなっていますか?家族が多くいて、消費電力量が多ければ契約アンペア数を大きくしておかなければなりませんが、一人暮らしの場合は契約アンペア数が小さくても済みます。
東北電力のデフォルトアンペア数は多分30Aだったかと思います。
— 井上 春 (@haru1noue) November 7, 2020
これを20Aに変更するだけで基本料金が300円ぐらい安くなります。
一人暮らしなら20Aで十分だと思います。
変更方法はググってください。変更に料金などはかかりません。
自分の家の契約アンペア数は、ブレーカーを見れば書いてあります。
契約アンペア数が高いと、基本料金も高くなるので、その契約内容を一度見直してみましょう。
④オール電化だから
オール電化は便利ですが、その場合、電気代はやはり高いのでしょうか?電気代だけを単純に比較してみると、一般的なアパートに住んでいる一人暮らしの場合は1ヶ月約4,000円くらいでしょう。それに対してオール電化のアパートの場合は約7,000円すると言われているようです。
5月6月の電気代は6000円台で収まってるけど、半年平均で13500円/月なんだよなあ。オール電化の何がかかるかって、夜間のお湯の保温にかかってるのよね。ガスならお湯沸かす時だけガス代かかるだけだからね。夏場なんてシャワーとか水でいいんだよ。ぬるいんだから。
— じゅりお (@jjjurion) July 13, 2022
しかし、ガス代などを含めて比較すると、またかわってきます。オール電化の場合はガス代はかかりません。しかし、オール電化ではない場合の平均的なガス代は夏だと3,000円前後ですが、冬の場合は4,000円以上となることもあります。そうなると、一概にオール電化のアパートの電気代が高いとは言い切れないかもしれません。ガスの使用量は個人差もありますが、人によってはオール電化の方が電気代が1ヶ月で5,000円以上安くなったという人もいるようです。一人暮らしのアパートの場合、ガス湯沸かし器でのシャワーを使う場合は、できるだけ短時間で済ませたほうが、当然、ガス代は安くなります。
⑤家電が古いことが原因かも
最新の家電製品はかなり省エネとなっています。電気代を節約するためには、思い切って省エネの家電製品へ買い替えるということも一つの方法でしょう。古い照明器具からLEDに替えるだけでも、年間の電気代が1万円以上も安くなるということもあります。また、エアコンを買い替えても電気代は節約できるようです。ある人は15年間使っていたエアコンを買い替えたことによって、1年間で2万円近くも電気代が節約できたといいます。家電製品の種類によってもどのくらい電気代が節約となるのかは違うようですが、古い家電製品を使用していることが高い電気代の原因となっている可能性は高いといえるでしょう。そうとはいえ、元がとれるまでには数年かかるかもしれません。しかし、買い替えは電気代節約の近道となることは間違いないでしょう。
その電気代が高いと感じる理由は?
家電製品の待機電力が電気代に影響するとお話しましたが、それは全電気使用量のうちの5%ではなく20%とも言われています。人によってはたかが20%と思うかもしれませんが、これを毎月節約すれば1年間トータルで考えると、今までよりはかなり節約できます。ただ、これはあくまでも家族など2人以上で暮らしている場合です。一人暮らしの人で考えると、その待機電力はそれ以上となります。なぜならば、一人暮らしの人は仕事で日中は留守にし、朝と夜しか家にいないからです。仕事から帰ってきて夜だけ照明を使う、テレビを見る、一人暮らしの場合に夜使う電力量はそれほど多くはないです。
普段から仕事PCと照明、小型のホットカーペット(40w)くらいしか使わないからな…
— sayu❄︎ (@yutariyukuri) March 22, 2022
あとは待機電力とルーターと冷蔵庫…?もはや節電する余地がない。今日は空気清浄機もいらないし。
一人暮らしには限界ある。
20時以降風呂やら炊事をしないようにするくらいですかね。停電したら寝るしかない。
しかし、1日中コンセントにつながったままになっているエアコンや給湯器、パソコンなどの待機電力は20%以上になっているのではないでしょうか?一人暮らしの人は待機電力に要注意です。
一人暮らしのアパートで、電気代を節約する方法を紹介します
アパートでの一人暮らしで電気代を節約したいのであれば、お風呂に入る時に追い炊きではなく、足し湯にしましょう。冬の時期などにお風呂に入っていて水温が下がってくると、寒くなりますよね。そんな場合は追い炊きすると思いますが、その時に足し湯にするのです。追い炊き機能は、冷めてしまったお風呂のお湯をタンク内に循環させることによって温めなおしています。そのため意外に費用がかかっているのです。
炊飯器の保温や暖房便座も意外と電力を消費しています。
無理なく電気代を下げる暮らし方。
— なにおれ|少ないものとお金で楽しく暮らす (@lemologue) June 28, 2022
① テレビを手放す
② 炊飯器は保温しない
③ 天井照明を手放す
④ リビング電球はLEDに
⑤ 暖房便座の電源を抜く
⑥ 電力会社の乗り換え
⑦ 一人暮らしなら20Aに下げる
無理に節約する必要はないものの、なくてもいいものは最低限にするのが節約の鉄則。
また、冷蔵庫の使い方次第で電気代を節約することができます。冷蔵庫は電源を切ることはできませんが、設定温度の設定を変えることができるのであれば「弱」にしましょう。「強」と「弱」とでは消費電力に約20%差が出るとも言われています。冷蔵庫の中身もチェックしてみましょう。食べ物を詰め込みすぎていませんか?その場合も冷気の流れが悪くなってしまうので、効率よく冷やすことができなくて電力を使ってしまっている可能性もあります。お風呂と冷蔵庫、まずはこの2つの使い方を見直してみましょう。
まとめ
アパートに一人暮らしで済んでいる場合、電気代が高くなる原因をまとめると、
- 家電製品の余分な待機電力がある。
- 電気を余分に使用している。
- 電気契約量の違い。
- オール電化だから。
- 家電が古いことが原因かも。
ということでした。特に一人暮らしでは、お風呂のお湯を沸かしたり、シャワーを使う場合や、冷蔵庫、または乾燥機の使用電力量が大きいので、そこをチェックして節約しましょう。