この記事には広告やプロモーションが含まれています。

レジン作品を作るときにシリコンモールドを使うと曇る場合の研磨方法!

レジン作品でシリコンモールドを使用する場合が多いですが、作品が曇る場合が多いです。曇りを取ってピカピカにするにはどうすればいいのでしょうか?研磨方法やシリコンモールの豆知識、レジン材料の収納方法も合わせてご覧ください。

レジン作品を作るときにシリコンモールドを使うと曇る場合の対策は?

Epoxy resin. The creative hobby process of creating an artists painting of a liquid resin imitation of the sea on a slate stone board. 出典:123rf

同じ形のレジン作品が作れるシリコンモールドです。これを使って作ると、枠からはみ出た部分に「バリ」と呼ばれる余計な部分ができてしまいます。多くのバリは、厚みも薄く柔らかいので、カッターやハサミで容易に取り除くことができます。厚みがあるバリが出来てしまった場合には、ヤスリを使いましょう。硬いバリには金属製、もしくはネイル用の目の粗いものを使って取り除きます。バリ取り以外にも、デコボコを整えたり、角を丸くする「面取り」という作業でも使うテクニックです。ヤスリには様々な種類がありますが、目の粗いものから細かいものをいくつか用意しておくといいでしょう。ネイル用の物は表面の仕上げに便利なものが多く、板状の物が使いやすいと思います。100円ショップでも面によって荒さが違うブロック状のヤスリなどさまざまな種類が売られています。

シリコンモールドで作ったレジンアクセサリーが曇る時の磨き方は?

バリ取りなら、まずネイルファイル180/240グリッドでバリを取りましょう。バリがないだけでも、ずいぶんと印象は変わります。より艶やかに作業するには、研磨剤を使用する方法もあります。一般的なサンドペーパーよりも「耐水ペーパー」や「スポンジ研磨剤」など、水中で使えるものがいいでしょう。スポンジ研磨剤は、よくあるネイル用のヤスリのようにクッション性があるので、使いやすいですよ。最終的にはコンパウンドで仕上げると非常に細かい粒子で、光沢のある仕上がりにできます。コンパウンドをつけてよく磨きあげ、最後は眼鏡ふきなどの布を使い余分なコンパウンドが残らないよう、キレイにふきあげましょう。コンパウンドをつける際は、ちびちび使わずにたっぷりつけて、しっかり拭き上げるのがコツです。

シリコンモールドで作ったレジン作品が曇る場合の仕上げのコツとは?

レジンが硬化した段階でへこみができないようにする。へこみが出来てしまうと、いくら磨いても穴が開いたような状態になってします。

初めに粗目(#400)の研磨で全体の形を整える。修正が必要な場合は、この段階で全てやってしまうこと。余分なふくらみや、想定外のくぼみなどを洗い研磨で整える。

#800以降のヤスリ掛けはやさしく。「磨く・削る」というより「撫でる」感覚で少しずつ。削り過ぎや誤って傷付けることを防ぎます。

コンパウンドで仕上げ。それでもダメなら#800で再度磨く。#800でのヤスリ掛けが充分でないと、コンパウンドによる研磨の段階でなかなか透明感が出ないという結果になることも。もう一度#800でヤスリ掛けをやり直し、コンパウンドで磨いてください。研磨は地道な作業ですが、仕上がってつやが出てくる姿は一つの醍醐味ではないでしょうか。

レジン初心者が知っておきたい、シリコンモールドの豆知識!

Closeup shot of dangle earrings made of epoxy resin with golden foil inside isolated over green background. 出典:123rf

以前は専門のクラフト用品であったレジンやシリコンモールドも、今や100円ショップで売られている時代です。一昔前では考えられなかったコストパフォーマンスです!100円+消費税で、数パターンのモールド型が一つになっています。

お安いだけあってか、デザイン的にはレジン用というよりも、粘土細工用っぽい印象もありますが、初心者には充分楽しめるのではないでしょうか。100円ショップのシリコンモールドでは、やっぱり不満だわ!という場合は、専門の手芸用品店やインターネット通販などで好みの物を探してみましょう。レジンの人気の高まりと、定着で実に多くのシリコンモールドが販売されています。レジンを使って作りたいパーツのイメージに合ったものも、きっと探し出せることでしょう。

モールドなどレジン材料の収納方法は?

レジンクラフトはハマるとどんどん材料が増えてしまいがち。小さな道具やパーツも多くて、うっかりするとゴチャゴチャになってしまいます。では、どんな風に収納すると使いやすいか考えてみましょう。

レジン材料をカテゴリーに分けて並べる。

  • アルファベットなどの文字や数字
  • 花、ハート、星、リボン、フレームなど
  • 食べ物や季節感のあるモチーフ

シールやデザインシート、写真素材などはチャック付きのビニール袋が便利です。

セッティング類の収納。

ミール皿、空枠、封入パーツ、金具などは細かい仕切りがあるプラスチックケースに収納すると見やすいです。

シリコンモールドの保管方法。

大きさや詳細情報がかかれているケースと一緒にチャック付きビニール袋で保管。他にもいろいろな道具の収納には100円ショップのプラスチックケース類を活用。チャック付きビニール袋もさまざまな大きさがあって便利です。

まとめ

シリコンモールドで型を取って作ったレジン作品が曇る場合の研磨の方法を説明しました。バリ取りや丁寧な研磨、コンパウンドの使用が重要でした。レジン材料やシリコンモールドなどの収納方法についても説明しました。

関連記事