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ハムスターのかじり木は割り箸やかまぼこ板で代用できる?トイレットペーパーの芯でも遊ばせてあげよう!

  • 2023年4月29日
  • 生物
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可愛いハムスターを見ているだけでこちらが癒されます。 ペットショップに買い物に行くと、飼育用品としてかじり木をお勧めされることがありますが、なぜそれは必要なのでしょうか? それは家にあるもので代用することもできます。割り箸やかまぼこ板でもいいですが、これらを使うには注意すべき点もあります。 このことを説明していきます。

ハムスターのかじり木は割り箸で代用できる?

割りばし

小さくてかわいいハムスターを家で飼ってみたいと思う人も多いのではないでしょうか?ハムスターを飼う場合は生態や特徴をよく調べ、正しい飼育方法や注意点を知って欲しいです。

その特徴の一つとして、ハムスターは前歯(切歯)が一生伸び続ける生き物です。

かまぼこ板や他のもので試す事は出来る?

その伸び続ける歯を削る役割もあるものとして「かじり木」というものがあります。このかじり木は、かじる子とかじらない子もいて、どちらかというとかじらない子の方が多いです。買う必要があるのか、ないのかと考えた時に、お試しで家にある何かで代用できないかと思いますよね。そんな時によく耳にするのが、わり箸やかまぼこ板で代用するパターンです。このように家にあるもので、代用できるのでしょうか?実際に我が家のハムスターで試してみました。使ってみて感じた事ですが、わり箸については代用は可能ですが、注意が必要な物です。我が家のハムスターは、特に問題はありませんでした。ですが、わり箸の中に含まれている防腐剤や、割り箸のトゲなどはハムスターを傷つけてしまう原因になります。そのため、あまりオススメはできませんし、不安を感じる以上は使用しない方が良いです。続いてかまぼこ板ですが、爪とぎをしている様子を確認することができました。そのため使用する時はよく洗ってしっかり乾かしてから使用することをおすすめします。

トイレットペーパーの芯でも遊ばせてあげよう

Empty toilet paper roll cartons close-up on orange background. 出典:123rf

代用は割り箸の他にもあります!ハムスターのかじり木の代用を他に考えた時に思いついたのが、トイレットペーパーの芯です。どこの家庭にでもある物でハムスターには結構良いおもちゃになるのを知っていますか?その遊び方の様子を観察してみると、芯の中をくぐったり、かじったり、隠れたりと、さまざまな使い方があり、楽しそうです。

メリットは、芯が白いので汚れも非常に分かりやすく衛生面も良いと言う事です。しかしそんなに良いと思うものでもデメリットがあります。それは芯のニオイが嫌だと言うケースで、こればかりは好き嫌いはあるので仕方ないとも言えます。ほとんど使っていないようであれば、取り出してあげるしかありません。無理強いしてはストレスになってしまう事でしょう。

かじり木が必要なケースとは?

Two Campbell dwarf hamsters eating the ripe guava fruit on the tree. This rodent has the scientific name Phodopus campbelli. 出典:123rf

ハムスターのかじり木は本当に必要?使わなくても問題はないの?と思う飼い主さんもいるかと思います。しかし中には、かじり木ではなく木製の巣箱をかじるハムスターもいるようです。その他にもケージや巣箱、エサ入れをかじる様子が見られる場合には、りんごの木や梨の木、さくらんぼの木やパパイヤの木などのかじり木をいれてあげると良いです。

もしかじる様子がない場合は必要はないでしょう。ハムスターの前歯は、一生伸び続けると言われており、それを研ぐ目的でかじり木が必要と言われています。ハムスターにとってかじる行為は必要なことなのですが、素材自体はあまり気にしていないようです。

考えられる理由として、そもそもかじり木をかじる必要が無いからということがあげられます。それをかじるほど前歯が伸びていないのです。 実際にはかじり木がなくとも、普段の食事で十分に歯を削ることが出来ます。毎日ハムスター用のペレットを食べていれば、自然と削れるのです。しかし、もしペレットを全く与えていなかったり、あまり与えていないということがあるのであれば、それこそかじり木を置くとかじってくれるはずです。食事にペレットを出しているのであれば、案外歯は削れているのでかじり木を置く必要も無いのです。そして食事中のペレットで前歯の伸びを調整するというのはごく自然なことであり、歯にとっても負担がありません。

引用:ハムスターがかじり木をかじらない理由!前歯が伸びてないから?かじり木は必要?

そのためペレットや他のかまぼこ板などで代用することもできるのです。今まで使っていたかじり木を使わなくなることがあります。汚れて使わなくなることがあるようなので、その時は綺麗なものと交換してあげてください。

それは何のため?

View of hazel trees in Giffoni Valle Piana,Southern Italy,April 1,2021. 出典:123rf

ハムスターの前歯は一生伸び続けます。それで堅い木の実を砕き中身を取り出すことができます。歯を伸びすぎないように、調節する為に削ることが必要です。もし削らずにいると口を閉じることやかじる時に支障が出てしまい食事をすることが困難となる可能性も出てきてしまいます。自然界にいる野生の動物なら外にある硬い食べ物でいくらでも自分で調節することができますが、ペットとして飼っているハムスターは飼い主が調節してあげなくてはなりません。

そのためかじり木が必要となるのです。ケージをかじると歯のかみ合わせが悪くなり、食事を食べるのにも支障をきたしてしまうこともあるので、歯を整える目的でもかじり木は必要と言われているのです。

まとめ。ストレス発散にはかじり木や回し車もおすすめ

ケージの中を見ると回し車が入っています。それでハムスターが回って運動している姿は本当に愛くるしく可愛いものです。

ハムスターはケージ内での運動方法を学習して、ストレスを発散させています。しかし、回し車はハムスターに合ったもの選んであげないと、ケガをしてしまったり寿命が短くなってしまうこともあります。またかじり木を噛む事でストレスを発散させています。そのため、ハムスターを飼う際には、適度な大きさのケージを選ぶことや、ストレスを溜め込まないようにかじり木や回し車を用意するなど過ごしやすい環境を整える工夫をするようにしてあげましょう。

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