バンド活動や音楽をはじめたいと思っている人は多いと思いますが、「演奏するなら、ベースかギターどっちにしようか?」と悩んだことはありませんか?「どちらが難しいの?」という疑問をよく耳にします。それらの違いや難易度、ベースやギターに向いている人を紹介します。また、それらにハマったというポイントも聞いてみました。
ベースとギターはどちらが難しい?それら難易度について
バンドを組むことになった初心者の人は、ベースとギターのどちらの演奏を担当するか悩む場合も多いでしょう。その時に難易度や楽器の値段で決めようとするかもしれませんが、それはやめましょう。大切なのは、「自分がどちらをやったみたいのか。」ということです。それを基準に考えてみましょう。好きなことであれば、自分から練習します。そのため早く上達できるからです。どうしても迷ってしまうのであれば、それぞれの役割を理解して決めてもよいでしょう。
【揺れ方の違い】
— えんどう。@wimper (@38iurk) May 23, 2014
個人的見解でみるKANA-BOONのギターとベース pic.twitter.com/Lj73IFRuek
ベースはリズムを担当することになります。そのため、バンドを下から支えるような存在でしょう。反対にギターは、ソロやメロディを担当することになるのでステージの上でも目立つ存在で、お客様からも注目を集めます。自分はどっちのタイプか考えてみましょう。有名なギタリストやベーシストがかっこよく弾いている姿を見るのも良いかもしれません。自分はどうなりたいかも検討してみましょう。
ベースとギターを比べてみた。どちらが難しい?
ベースとギターの違いはその弦の数でしょう。ベースの弦は4本でギターの弦は6本です。そして音の高さにも違いがあります。ベースの音の高さよりもギターの音の高さの方が高いのです。それは弦の太さが違うからです。ベースの弦の方がギターの弦より太いため、ベースの音の方が低いのです。ベースの1~4弦の音を1オクターブ高くして、ようやくギターの3~6弦の音の高さになると言われています。では難易度はどうなのでしょうか?ベースとギターと比較すると、正式にはどっちが難しいと言えませんが、演奏形態から見るとベースの方が難易度は低いと言えるでしょう。しかし、ギターがすごく難しいというわけではありません。演奏の種類はギターの方が豊富です。そのため覚えることが多いのですが、練習する上では楽しみとなる部分も多いのです。
ベースが簡単というわけではない
ベースとギター、どちらが難しいor簡単なのでしょうか?弦の数から考えてもギターの方が難しいと考えられますが、だからと言ってベースが簡単というわけではありません。確かにギターは複数の弦を一度に弾き、複雑なメロディーを演奏します。それはきちんと練習しないとできないでしょう。しかし、ベースはバンドの土台となる役割があります。
昨夜、師匠に預けてパワーアップして帰ってきた我がベースギター✨更に愛着湧いて、「うちの子」と言ってしまうレベル🥰
— AG (@BassvoiceAG) October 10, 2021
弦の高さ?が1mm?んー、わかんない🤔
どれどれ…
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なるほど・ザ・ワールド!すごい違い、楽になった🤩ありがとうございます、師匠🥰
少しずつ頑張ろう🤗🎸 pic.twitter.com/AMjhks5eXW
ベースが音を外してしまうと目立ってしまうのです。弦の数が少ないので、初心者は始めやすいと言われることもありますが、ゆっくりなテンポの曲のリズムをキープするのも簡単ではないのです。ギター同様、練習が必要になります。ベースの音は聞きにくいと感じる人もいるでしょう。どうしても低音なので、他の楽器の音に埋もれてしまいます。しかしよく聴いてみて下さい。響くような低音で一定のリズムを刻んでいます。聴きにくい場合は、ヘッドフォンを使ってみましょう。ベースのリズムが大切なことがわかります。
ベース演奏に向くのはこんな人
バンドの構成は「ボーカル・ギター・ベース・キーボード・ドラム」となっている場合が多いでしょう。たまにキーボードがないバンドもありますが。ではそれぞれの担当に向いているのはどんなタイプの人なのでしょうか?ボーカルとギターは、バンドの中心と言えるかもしれません。ステージの上でメロディーを歌ったり、ソロ部分を演奏するなどのパフォーマンスでお客さんを盛り上げなくてはいけないため、性格的には外交的な人が向いているでしょう。キーボードはコードを奏でることで曲全体をまとめ上げる立場になります。
ライブ2日前だけど個人練習来たぞ
— マイミー (@shabbymyme) December 2, 2022
(※ライブはベース出演) pic.twitter.com/FfkH5b15dD
そしてベースとドラムは、ボーカル・ギター・キーボードを支える立場。ボーカルやギターと真逆と言えるかもしれません。特にベースはバンドの裏方さんの印象・・・「地味でまじめで、人前に出ることがあまり得意じゃない人」の方が向いていると言えるでしょう。ただし、一音でも間違えてしまうととんでもないことに!そのくらい重要なポジションでもあると言えます。
元ベーシストがベースの魅力について語る。
ベースを担当したことがある人は、ベースの魅力はその低音にあるとも言います。バンドで演奏するのを聞いても、あまり目立たないという感じがするかもしれません。
アトリエでベース練習〜🎸
— ふむ☁️ (@fumusichi) November 3, 2022
プリアンプ買った!
なかなかよい〜 pic.twitter.com/Zdc3yPob3D
しかしスピーカーの前で演奏してみると、聞こえてくる重低音に感動するというのです。確かに地味な存在かもしれませんが、ボーカルやギターのメロディ楽器とドラムのようなリズム楽器との中間の存在がベースです。ある意味リズムも刻めるし、メロディも奏でられるのがベースだと言います。ベースがいなければ、ボーカルやギター、ドラムだって演奏できないでしょう。ある意味クラッシックの指揮者と同じ存在だとも言えるのかもしれません。ピアノを弾く時、メインメロディを弾くのは右手で、伴奏が左手のような感じがしませんんか?でも左手の演奏がないと寂しく感じます。ベースもそんな存在なのです。
まとめ
よく、ギターとベースは比較されます。一般的にベースはギターより弦が太く、数は少ないです。また、ベースの音は低音で、ドラムと調和して曲のリズムを作ります。そういったベースとギターはどちらが難しいということはなく、ベースの方が弦の数が少ないからと言って、簡単というわけではありませんでした。自分がどちらを演奏したいかが重要でした。ドラムと一緒に、曲の低音のリズムを作りたいという人は、ベース向きでした。