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荒川水位ライブカメラ一覧!河川氾濫の可能性や最新被害情報!

川の近くにお住いの方にとっては、河川の氾濫の可能性や避難情報、また現在の被害状況についてなどの情報が大至急必要でありながら、テレビではお住いの地域の大雨情報や河川の情報を得ることはなかなか難しいです。

本記事は、埼玉県から東京都にかけて流れる荒川(あらかわ)の最新情報になります。流域には東京二十三区やさいたま市、川口市、熊谷市など大都市を抱えていて、たくさんの人が住んでいます。荒ぶる川であることが、その名前の由来です。お近くの方のお役に立てれば幸いです。

なお、この記事は2020年2月12日午前11時半を最新とし、その後の情報は順次更新していく予定です。

荒川の水位ライブカメラはこちらから!

上流

各所が公表しているライブカメラのリンク一覧になります。

クリックすることで、各ポイントのライブカメラにジャンプします。

リアルタイム情報 ライブカメラ(荒川上流河川事務所)

リアルタイム情報 ライブカメラ(荒川下流河川事務所)

以下、荒川の流域にある主なライブカメラです。

熊谷市の久下橋です。

久下橋

吉見町の武蔵水路合流点です。

武蔵水路合流点

川越市の上江橋です。

上江橋

さいたま市の治水橋です。

治水橋

志木市からさいたま市にかけて架かっている羽倉橋です。

羽根倉橋

和光市から戸田市にかけて架かっている笹目橋です。

笹目橋

川口市と北区の間にある岩淵水門です。

岩淵水門

足立区と北区の間にある五色桜大橋です。

五色桜大橋(川の防災情報)

足立区にある西新井橋です。

西新井橋上流(川の防災情報)

葛飾区と墨田区の間にある堀切緊急用船着場です。

堀切緊急用船着場

江戸川区の小松川緊急用船着場です。

小松川緊急用船着場

いつ大雨になって、東京や埼玉でも大雨警報が発表されてもおかしくありません。

不安になっても、大雨の日は絶対に川を見に行ってはいけません!

そして今後の最新情報からは目を離さないようにしてください。

荒川は奥秩父にある甲武信ヶ岳に水源があります。その後、秩父盆地や長瀞渓谷を形成しながら埼玉県内を流れます。

秩父郡長瀞を流れている

熊谷市を超えて鴻巣市の御成橋付近で川幅が日本最大となります。途中、大洞川や横瀬川、赤平川、和田吉野川、市野川、入間川、新河岸川、笹目川など多数の支流と合流します。川口市と赤羽の境の岩淵水門付近で隅田川が分枝します。東京都に入り、芝川や中川と合流して東京湾に注ぎます。

私はよく、運動のため幸魂大橋あたりをランニングします。大雨のあと、幸魂大橋の上から荒川を撮影しました。

大雨後の河川敷のゴルフ場

かなり増水していました。また、河川敷のゴルフ場は、浸水してしまっていました。いつも、その後の片づけが大変そうです。

河川氾濫の可能性はある?

堤防と散歩道

現在の状況を確認するには、こちらをご利用ください。

荒川の水位情報(ヤフー天気・災害)

現在の河川の状況を見ることで、実際に氾濫する危険性があるのかどうか、あるいはすでに危険な水位となっているのか、避難が必要なのかどうかをチェックできます。

岩淵水門や治水橋で治水対策をしています。

また、彩湖などの調節池も整備されています。

それでも、さいたま市桜区や戸田市では浸水被害が出たことがあります。

その名前の通り荒ぶる川なので、大雨や台風のときは、多くのポイントで氾濫が起こる可能性があります。特に下流や支流の方では、増水に注意・警戒が必要です。

いざというときにいつでも避難できるよう、最新情報にはご注意ください。

氾濫注意水位とは?
荒川の河川敷と土手

この場合、河川が今後氾濫する可能性が示唆されているということです。

実際の避難まではしなくて大丈夫そうですが、引き続き、最新情報を必ずこまめにチェックするようにしましょう!

避難判断水位とは?
水門

この場合には、そう遠くない将来に河川が氾濫する危険性がある、という状態です。

すぐに最新の全国の避難情報を確認して、ご自身の地域が避難準備や勧告が出ていないかチェックしてください。

そしていつ避難の指示が出ても動けるように備えておくことが大切です。

氾濫危険水位とは?
雨の日の河川敷

この場合には、もう河川がいつ氾濫してもおかしくはないても危険な状態になっています。

川の近くにお住いの方は確実に、川から距離のある地域への移動を強くお勧めします。

川がどうなっているか見に行ってはダメです!

非常に危険な状態ですので、川とは逆方向に移動し、引き続きインターネットなどでの最新情報の確保につとめてください!

最新の被害状況は?

現在、被害は発生していません。しかし台風や大雨のときは、土砂災害と合わせて浸水被害がでる可能性も否定できません。

熊谷付近では、よく増水します。

最近では、2019年10月の台風のときにも、戸田市や上尾市周辺で浸水が発生しました。

万が一の場合にはすぐに行動を起こせるように、ハザードマップと合わせて、緊急避難場所を改めてチェックしておきましょう!

洪水ハザードマップ(東京都建設局)

江東5区大規模水害ハザードマップ

これを見ると、江東5区(墨田区、江東区、足立区、葛飾区、江戸川区)の大部分が浸水する可能性が示唆されています。

避難する場合には、「5区外まで」逃げなくてはなりません。

「巨大台風がきたらあなたの住まいや区内に居続けることはできません!」

こちらのリーフレットや避難についての概要と本編についても目を通しておきましょう。

命を守る為に絶対に必要なことです。

そして避難の前には、家への浸水を防ぐ為に「水のう」を作成し、玄関などに置くことで、外からの水の侵入を防ぐことができます。

まだ本格的に浸水していないタイミングで準備を始めます。

水のうの作り方

  1. 45Lのビニール袋を2重にして水を半分(20Lほど)入れる。
  2. 空気をできるだけ抜いて、硬く口を縛る!

これだけです!

(最近では空気を残して口を縛ってOKという説明もあります)

大きなビニール袋がなければとりあえずスーパーの袋でもなんでもいいです。袋の口の部分をねじっておくと結びやすいです。

そして作った水のうを複数個段ボールに入れ、段ボールごとレジャーシートで覆ったものを玄関に設置すれば、浸水の予防に役立ちます!

荒川の土手に置いてある土嚢

水のう入り段ボールでなくても、ポリタンクやプランター(レジャーシートで覆う)でも同じように設置可能ですし、テーブルの天板を玄関に立てかけ、これらのもので抑えれば、より強力です。また、トイレや風呂場などから下水が逆流してくることがあるので、作った水のうをトイレの中や、風呂場の排水口などにおいて蓋をしておくと、下水が家に逆流することを防ぎます。

過去のツイッター情報まとめ

熊谷市にも荒川は流れています。昭和22年、カスリーン台風の影響で熊谷で堤防が決壊しました。

流失や全壊、浸水した家屋が多数ありました。

熊谷にお住まいのかたも注意しましょう。支流にも注意してください。

明治43年にも洪水が発生して、東京都まで浸水しました。

荒川が決壊すると、関東平野全域が危ないです。

常日頃から、ハザードマップを確認しておきましょう。ライブカメラでチェックするのもいいですね。

気象情報などを確認して早めに避難しましょう。

豪雨や台風などのときは河川に近づかないようにしましょう。

通常の河川の様子

長瀞

爽やかな景色ですね。

ジョギングなど運動に最適です。

散歩すると景色もいいです。

彩湖周辺では、ウインドサーフィンやサイクリングをしている人たちがいます。魚釣りにもいいですね。大雨や豪雨のとき、どの程度浸水する場所なのか、前もってハザードマップで調べましょう。また、前もって避難経路も確認しておきましょう。気象情報やライブカメラなどの河川水位情報、避難情報なども確認しましょう。

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