タイの女性と結婚をするとしたら結納金がとっても高いって本当なのでしょうか。日本よりも結納金の風習が強く残っているタイですが、外国人の男性と結婚する時には本当に強い意思があるのかどうか、試されている場合もあるようです。タイの結納金の相場とは?気になる結婚の流れや、手続きにかかる金額についてもご紹介いたします。
タイの女性と結婚をする時、結納金の相場は?値下げは可能?
まずはどちらもタイ人の場合の結婚の結納金の相場は、東北部の場合で10万~20万バーツくらいとなっています。日本円に換算すると、約34万円から68万円くらいです。タイの人の平均的な給料の6カ月分だと言います。収入によって違いますので、高収入の方はもっと多くなります。例えばタイの芸能人の場合だと、結納金が一億バーツになることも!日本円では3億4千万円相当です。タイ人同士ではそのようですが、相手が日本人の場合はどうなるのでしょう?6か月分で計算してみましょう。日本の平均的な給料を420万円とします。6か月分ということは、半分の200万円。バーツに換算すると60万バーツになります。値下げ交渉はあるの?ある男性に聞いてみました。実際自分の場合は、奥さんになる人の親戚と交渉しました。最初は40万バーツ(130万円くらい)と言われましたが、貯金もないので交渉したのです。本人同士が結婚を望んでいるのなら最終的に結婚することは出来ます。
試されている場合もあります
結納金という制度はタイにもありました!しかもその風習は強いです。タイの人は仏教観があります。お世話になった親にお礼をする、親孝行するという考え方があります。結納金は100万バーツとか200万バーツとかになることがあります。日本円では300万円にも600万円にもなります。この金額についてですが、色々なパターンがあります。大事な娘を嫁に出すのだからと、高額な値段を言ってくる場合もあります。男性がどのくらいの力量があるのかを試すことがあります。ですが、あまり高額すぎると男性が引いてしまうことがあるので、高額な結納金の場合はテストのケースが多いです。その場合は、奥さんの両親と話しあって解決します。お互いの納得のいく金額を話し合って決めます。
結納金は人それぞれ
付き合ったタイ人女性に結納金について聞いてみました。その金額は100万バーツで、日本円にするとその当時は約350万でした。その後に、先輩に聞いた話しです。その先輩はタイ人女性と結婚して10年以上たっているそうです。先輩の奥様の両親はすでに他界されていて結納金の支払いはなかったそうです。結婚式は親戚のみのパーティーだけだったそうです。近く結婚するというイギリスの友人に聞いてみました。その友人の妻になる人から、結納金は100万バーツと言われたそうです。返事は「ノー!」と返したところ、「いくらなら出せる?」と聞かれたそうです。なんと四分の一25万バーツと提案したところ、彼女は承諾したそうです。彼女の両親に挨拶に行き結婚の許しを貰ったとのことです。タイの文化や風習に関する本を見たところ、交渉次第でなんとかなるらしく、彼女がいいというならいいのです。
タイで結婚式を上げる時に知っておきたい知識
タイでの結婚式の日取りは、日にちや曜日・縁起のいいとされる数字を考えて進めます。最近では、ホテルで結婚式をあげる人もいますが、新婦の自宅で行います。新郎が結納品を持って、新婦を迎えに行きます。掛け声を掛けながら踊って、パレードのような様子がみられます。新婦の家に行く途中では、新婦側の参列者が行くてを阻んできます。その度にお金を払って通してもらうのです。やっと新婦の家に着くと結納式を行います。結納式では、結納金と結婚指輪を贈るのが基本のスタイルとなっています。結婚式の流れは朝の結納式→披露宴という流れになっています。披露宴は自宅、ホテル、町の講堂などで行われることが多いです。
タイの人と結婚する時の手続きの金額
タイ人の女性と結婚した男性のケースです。日本人同士の場合とは違い、いくつかの難関がありました。タイ人の奥さんとの国際結婚の手続きは本当に大変でした・・・。タイの区役所に必要な書類をとりに行くのですが、一度ではすみませんでした。数回かけてやっと、タイの婚姻登録証をもらうことが出来ました。やっと受け取ることができそのまま在タイ日本大使館へ行って、日本の婚姻届を出すことができました。日本大使館に婚姻届を提出しましたが、ここでの手続きは驚くほどスムーズでした。結婚に必要な書類の準備をします。
- 結婚資格宣言書と独身証明を申請します。
- バンコクの区役所に婚姻登録をします。
かかった時間は全部で40時間にもなりました。交通費やら費やした時間をお金に換算すると、5万円くらいの計算になります。大変な思いをして自分で手続を行うか、業者に依頼するのかはあなた次第ですよ!