無人駅から電車に乗車する時、切符をどうやって買ったらいいかわからないという人もいますよね!降りるときに切符を持っていなかったらどうなるのでしょうか?日本にはたくさんの無人駅が存在しますので、いざそういった駅から電車に乗るという時にも困らないように、無人駅での乗車・下車方法について知っておいた方が良いです。今回は無人駅での切符の取り扱いについてお伝えしていきます。
無人駅で降りるときに切符はどうしたらいい?
電車に乗るとき、無人駅で降りる場合は切符をどうしたらよいか悩みますよね!そのようなときにはこんな方法があります。
電車内で料金を支払う
自分の降りる駅に到着したら、電車の中でお金を支払って降ります。この場合、大抵は電車の先頭の車両からしか降りることができません。
2022.5.5
— くろみつ (@Kuromitsu_taro) May 6, 2022
回9174M
常磐線での一仕事を終え、無人駅でひと休みするフルーティア号。 pic.twitter.com/6BqKp0NxDz
後ろの車両に乗っていても、先頭車両からしか降りることができないため、注意が必要です。降車する場合はドアの近くにいる駅員さんに切符や料金を支払ってください。
改札で料金を支払う
改札に誰もいない場合、改札のところに「回収ボックス」が置いてあります。
#キハ40系 #氷見線 3連ワンマン。無人駅でも3両すべてのドアが開き、車内で整理券も発行しない「完全信用乗降方式」である。(無人駅では駅備え付けの切符回収箱に運賃を入れる) pic.twitter.com/tlvY7SXE0N
— 中央◇特快(お気楽撮り鉄) (@chuo_s_rapid201) May 6, 2022
この箱の中に、切符や料金を支払うようになります。一緒に整理券も入れてくださいね!実は、電車の中には自分で扉を開けて降りる電車もあるんです。電車が到着したらドアのロックが外れるようになっていますので、自分でドアを開けて降りるようにしてください!
切符の清算方法は?降りるときに支払うの?
無人駅で降りる場合は、車掌さんや電車の中にいる係員に切符や料金を渡すようになります。特定のドアの近くで料金の支払いを行います。また、ホームに降りてから運賃を支払う場合もあります。点検だけを行って、降りた駅にある回収ボックスに入れるという方法もあるので、その時に合った方法で料金を支払いましょう。ワンマン運転の電車の場合、運転席の後ろに料金箱があり、ここで清算を行うようになります。車内放送や、車内の案内掲示に従って料金を支払うようにしましょう。降りる時に清算すると混雑する可能性もありますので、直前ではなく少し早めに清算してくださいね!おつりがない場合もありますので、ピッタリの料金を用意して乗車する方が良いです。
支払い方法の手順(ワンマン運行の場合)
無人駅に降りる場合の手順についてまとめてみました!
アナウンスが流れる
降りる駅に近づいてきたらアナウンスが流れるようになります。この時、「駅の名前・降り口・運賃の支払い方法」がアナウンスされますので、しっかり聞いておきましょう。
運賃を支払う・切符を買う
電車の前に進んで、運転士さんのいるところにある「運賃箱」に運賃や整理券を投入します。
関西本線なのに日中ワンマン2両で整理券、運賃箱…
— いのっち (@inocchi_se) May 1, 2022
でもちゃんと無人駅でIC使えますよ😥 pic.twitter.com/KgdZcDhYgj
切符を持っている場合は、切符を入れるようになります。定期券がある場合は、それを運転士さんに見せて降りるようになります。
ドアを開けて降車
一番前にあるドアから降車するようになります。「開」というボタンがありますので、それを押して扉を開けましょう。
砺波駅に戻り城端線で新高岡へ。ホームで待つお客多数。砺波から立客も多く車内はかなりの混雑。ワンマン運転なので無人駅では1番前のドアで客扱いをするが、新高岡到着前には混雑のため全ドア開放とのアナウンス。新高岡では乗降とも多く切符のチェックどころでは無い。GW中は増結した方が良さそう。 pic.twitter.com/jKLPTI9dtX
— Chihiro Wada (@wadac) May 4, 2022
他に降りる人がいない場合は、降りた後に電車の外側に付いているボタンを押して扉を閉めます。
そもそも無人駅ってどんな駅のことを言うの?
無人駅とは、駅員さんが常駐していない駅のことを言います。駅員さんがいないという意味になるので、「お客さんがいない」という意味ではありません。駅員さんがいる駅のことを有人駅と言い、路面電車の停留場については、駅員が配置されていないのが標準になるため、無人駅とは呼ばれません。旅行客を取り扱っている無人駅では、何か特別な事情がない限り、乗車についても降車についても通常通りに行われます。有人駅のように出札や改札、集札を行われることはありませんが、券売機や改札機、民間への委託によって行われています。以前は駅の利用者が極端に少ない場合において無人駅が置かれていましたが、今では人員削減の目的で行われたり、進行が少ない地域で見られるものになっています。
無人駅があるのはなぜ?有人駅との違いについて
有人駅と無人駅の大きな違いは「利用者の多さ」です。駅を無人化するにあたっては、最後まで「ポイントの切り替え」という問題が残っていたため、かつてはポイントの切り替えが必要のない駅が無人駅になっていました。以前はポイントの切り替えを駅員さんの手で行っていたからですね!
冬のローカル線の無人駅に、たった一人の乗客が降りました。この頃は駅前にAコープがあり、菓子パン1個買ったら、次の列車が来るまで店員さんがストーブにあたらせてくれました。人のぬくもりを感じた10代の思い出です。
— 北のあかつき (@kitanoakatuki) November 28, 2019
深名線 政和駅 1987年12月#深名線 #政和駅 pic.twitter.com/3PRIRAd49i
電車や列車に乗ると、駅で乗り降りするようになりますが、駅員さんのいない無人駅でも乗り降りをすることが出来ます。今の時代はICカードや機械の進化によって切符の販売や改札業務も機械で行うことができるようになっています。このため、人員削減や合理化を進める為に、一日の利用者が少ない駅を無人駅にしている鉄道会社も多くあります。主要になっている駅にはほとんどの場合で駅員さんが配置されていますが、利用者の少ない駅では無人駅のことが多いです。機械の進化によってこのような駅があってもスムーズに乗車や降車が出来るようになったのです。無人駅というのは、なかなか風情があっていものですから、まだ利用したことがないという人は時間のある時にでも訪れてみてはいかがですか?