川の近くにお住いの方にとっては、河川の氾濫の可能性や避難情報、また現在の被害状況についてなどの情報が大至急必要でありながら、テレビではお住いの地域の大雨情報や河川の情報を得ることはなかなか難しいです。
本記事は、奈良県や三重県、和歌山県を流れる熊野川(くまのがわ)についての最新情報になります。熊野の地名は古事記日本書紀にもたくさん出てきて、特に神武天皇が紀伊半島に上陸した場所ということで有名です。お近くの方のお役に立てれば幸いです。
なお、この記事は2020年6月2日を最新とし、その後の情報は順次更新していく予定です。
熊野川の水位ライブカメラはこちらから!
各所が公表しているライブカメラのリンク一覧になります。
各項目をクリックすることで、各サイトにジャンプします。
熊野川行政局ライブカメラ一覧(和歌山県新宮市のサイト)(プリセットポジションというところにある1~4の数字ボタンを押すと開きます)
国道42号沿いのライブカメラもあり、こちらから和歌山県内の海の様子もわかります。
熊野川上流で強い雨が降ると、海も荒れることがあります。
台風の時は、いつ防波堤を超える波が襲ってくるか分かりませんので、海や川には台風が去るまでは近づかないようにしましょう。
最新情報にご注意ください。
熊野川は奈良県吉野郡天川村付近が水源です。天ノ川(てんのかわ)や十津川(とつかわ)と名前を変えながら、三重県、和歌山県と流れます。途中、川原樋川(かわらびがわ)や大塔川(おおとうがわ)などの支流と合流します。新宮市熊野川町で支流の北山川と合流し、河口付近で相野谷川(おのたにがわ)や市田川と合流して、新宮市と紀宝町の境で熊野灘に注ぎます。三重県内では音無川と呼ばれたり。河口付近では新宮川(しんぐうがわ)と呼ばれることもあります。
古事記日本書紀の時代から河口付近が熊野と呼ばれていたことが、その名前の由来です。
以前、南紀白浜の海水浴場にいくために、三重県の山奥から、車で熊野川沿いに走りました。川の両側に道路があるのですが、間違って細い方の道路を走ると路面状況が悪くて大変でした。しかも、次の橋を渡るまで、かなりの距離があります。
河川氾濫の可能性はある?
現在の水位の状況を確認するには、こちらをご利用ください。
新宮市熊野川町日足(ひたり)では、氾濫危険水位を超えて、419世帯に避難勧告がでることもありました。
熊野川で氾濫危険水位超え、419世帯に避難勧告 和歌山 – LINE NEWS https://t.co/Jawv2oW7il #linenews @news_line_meから
— 向日葵の向かう方へ (@sanbongi1227) August 15, 2019
本宮でも「氾濫注意水位」となり、さらに水位が上昇中することもありました。
今後の雨量によっては、熊野川沿いの別の地域でも、避難判断水位などとなっていく可能性があります。
氾濫注意水位とは?
この場合は、河川が今後氾濫する可能性が示唆されているということです。
この「ブリヒラ」を関西で食べられるのが、和歌山県新宮市熊野町の「瀞峡めぐりの里 熊野川」と「潮岬観光タワー」です!食欲の秋と観光を満たすおすすめスポット☀️
— 南海電鉄【公式】 (@nankai_official) October 30, 2021
※ブリヒラのメニューは1週間以上前にご予約が必要となります。 pic.twitter.com/BZ79TFLPyn
実際の避難まではしなくて大丈夫そうですが、引き続き、最新情報を必ずこまめにチェックするようにしましょう!
避難判断水位とは?
この場合には、そう遠くない将来に河川が氾濫する危険性がある、という状態です。
すぐに最新の全国の避難情報を確認して、ご自身の地域が避難準備や勧告が出ていないかチェックしてください。
太田川よりでかくて怖い熊野川(´・ω・`) pic.twitter.com/ySCYY40Hg3
— asa (@asa0815) November 3, 2021
そしていつ避難の指示が出ても動けるように備えておくことが大切です。
氾濫危険水位とは?
この場合には、もう河川がいつ氾濫してもおかしくはないとても危険な状態になっています。
川の近くにお住いの方は確実に、川から距離のある地域への移動を強くお勧めします。
昨日
— 萱野賛曈 (@h8q06JPZs8TllrG) October 28, 2021
和歌山県新宮市
田長谷(たなご谷)と白見の滝
早朝だったので白見の滝は見られず。
上に登ると熊野川河口の
三重県側
製紙工場の煙が。
いいお天気で久しぶりの
森林浴でした。 pic.twitter.com/mWD7kgSeNC
川がどうなっているか見に行ってはダメです!
非常に危険な状態ですので、川とは逆方向に移動し、引き続きインターネットなどでの最新情報の確保につとめてください!
最新の被害状況は?
現在、新宮市内の川の氾濫や浸水に関する情報はまだありませんが、熊野川の日足水位観測所で氾濫危険水位に到達したことがあって、堤防が決壊して浸水する恐れがあったそうです!
【和歌山県 熊野川中流 氾濫危険情報】
— 大竹(気象予報士) (@ohtakepapa) August 15, 2019
<警戒レベル4>熊野川の日足水位観測所(新宮市)では、15日20時30分現在、氾濫危険水位の7.1mを2.9mも上回る、10.0m。新宮市では、熊野川の堤防決壊等による氾濫により、浸水するおそれ。川の近くにお住まいの方は自治体の情報を待たず、早期の避難行動を! pic.twitter.com/2kFdfxhRtI
ハザードマップと合わせて、緊急避難場所もチェックしておきましょう!
命を守るためにも、適切な、早め早めの行動が必要です!
最新ツイッター情報まとめ
豪雨と霧で視界が悪いです。
現在の #熊野川#台風10号 pic.twitter.com/cFUReTkagI
— おごー (@t1121ogo) August 15, 2019
河口付近も凄い水量です。
10時現在の熊野川です
— 海坊主 (@morris0310) August 15, 2019
ただ今は干潮に向かってる時間ですし
この後まだ雨降るようなので
これを見て大丈夫とは思わず
早めの避難を#熊野川#台風10号#新宮市#紀宝町 pic.twitter.com/VumyI52QHR
熊野川にかかる橋の橋梁の真ん中くらいまで水位が上がっています。
おはようございます。
— minamigaoka (@minamigaoka1107) August 15, 2019
熊野古道に帰省中ですが台風接近で撮影どころじゃないです。😅💦
熊野川が氾濫警戒水位ま達しています。
8年前の増水と同じペースのようです。
その時は床上浸水しました。😱
安全な道の上から撮影しています。#熊野川 pic.twitter.com/lrUXz7QLDL
河川敷にも浸水しています。
危ない
— まぁちゃん (@moe_ryuga1168) August 15, 2019
川に下る道路にも浸水しています。
はいはいはい来ました来ました、レベル4、避難勧告。日足は水位映像見る限り確実に今日中に氾濫するわこれ。うちは三階だから避難するとかえって低くなったりするから待機するとして、熊野川町民はなるべく避難しましょうね。
— D子 (@0623oni) August 15, 2019
気象情報をチェックして早めに避難しましょう。
一級河川の熊野川
— 寺川奈津美 (@natumikann541) August 15, 2019
氾濫手前まで水位上昇してるところあります。
これほど大きな川が氾濫した時に与える影響を考えると…
紀伊半島はあす朝まで雨がどんどん強まり、今夜は夜間も大雨です。
それまでに降っている雨の量を考えると、災害発生リスクが高いです。
安全確保を‼️#台風10号 pic.twitter.com/GiACyS1AiN
大雨の時は、水位は上昇する可能性が高いです。
実際に氾濫している過去もありますので、早めの避難をお願いします!
通常の河川の様子
上空からの写真です。
熊野川と北山川の蛇行の美しさは堪らないものがある。特に、ここの蛇行は美しいとしか言いようがない。 pic.twitter.com/sUXjroBR1u
— R774@まとめ屋 (@kendou774) December 7, 2018
紀伊半島の山間を流れる川の景色は美しいですね。
バイクにパックラフトを積んで熊野川野宿旅! pic.twitter.com/ZfthOrinh0
— てっか (@tekkamenn4) July 16, 2018
普段の河川敷はのどかです。雨が降り出したら注意しましょう。
こんばんは
— Koutaisi (@ef15199) November 11, 2017
今日の熊野川の夕暮れ
熊野川を渡る列車
もう暗くてなんだかわからないですね^^; pic.twitter.com/SY8acvYPNQ
夕暮れの熊野川も綺麗ですね。
和歌山県・新宮市を巡る旅で、熊野川の川舟下りを体験。川のせせらぎや鳥のさえずり、山々にこだまするガイドさんの笛音に、たっぷりと癒されました。
— ことりっぷ (@cotrip_twi) April 20, 2017
くわしくは⇒https://t.co/dd6zwOPsVB #ことりっぷ pic.twitter.com/d0tB19GSjD
美しい一級河川、熊野川。
こんな素敵なところから、どうかもう被害が出ませんように。
大雨や豪雨のとき、どの程度浸水する場所なのか、前もってハザードマップで調べておきましょう。
また、前もって避難経路も確認しておきましょう。
気象情報や河川水位情報、避難情報なども確認しましょう。