高校によっては、自転車通学をするときにはしっかりと届け出を出さなければいけない場合があります。なぜ自転車通学の許可を貰う必要があるのでしょうか?また、その理由にはどんなことを書くと許可がおりやすいのでしょうか?自転車通学が出来ることになっても、そのための校則が細かい学校もあります。また、もしも、自転車通学禁止なのにバレたらどうなるのでしょうか?これから詳しく説明していきます。
高校が自転車通学に厳しかったり、理由が必要なのはどうして?
学校によっては、自転車通学に対して厳しくしている所も多くあります。
えっ?みんな電車とかバスとか徒歩なんですか?うちの娘の高校は9割が自転車通学なので、通学自転車の登録をして、許可された自転車にはシールが貼られて、その自転車でしか通学出来ないんですよ。
— さくら (@sakura_aririn) July 1, 2022
自転車通学する予定でしたら、学校からもらう用紙をきちんと確認しておきましょう。
自転車通学のための校則が厳しい理由。
自転車通学の許可がされていない場合に、自転車通学をした場合や許可を申請していた途中で自転車を買い替えた場合には注意が必要になります。登下校で学校に通う生徒は学校の管理下にありますので、生徒は校則を守る必要があります。
校則といえばうちの高校は自転車通学時のヘルメット着用義務が超厳しくて、違反が見つかったら即親呼び出しだった。まあ「生徒の安全のため」という理由なので我慢してた。
— ハルぴこ (@haru_ino) May 19, 2022
卒業して何年か後、その校則が無くなった事を知った。「生徒の安全のため」の校則がどういう経緯で廃止されたのか興味ある
学校の管理下とは、登下校時に自転車通学で被害者になってしまい、事故や怪我などをした場合や逆に加害者になる場合でも学校側が対処する必要があります。そうなると学校側としては、自転車通学している生徒に対して、事故や怪我で被害者や加害者にならないように安全に通学してもらう必要があるので校則が厳しくなります。
弟の自転車通学許可願を見たら通学経路の欄がだいぶ適当。
— たくや (@h_takuya10) April 7, 2016
弟だけ家変わったのかな。 pic.twitter.com/13tUGcTE4d
各都道府県の教育委員会や警察は各学校に対し、通学規定を定めるように指示しています。その指示にした大学校側が通学規定として校則を決めます。
高校に自転車通学を許可できる理由はどんなものがある?
どのような理由があれば自転車通学が可能になる?
多くの高校の場合。
- 家から高校までの距離が一定以上ある(何キロ以上など、地域の特性や高校の規則による)。
- 電車などの自転車以外の交通の便がない。
などの理由の場合、自転車通学が認めれられます。しかし高校によって異なり、本来は自転車通学が出来ない距離でも「特別な理由」となることがあります。
言ってみるもんだな。
— いちこ (@miyu_ichi) July 7, 2022
ギリ自転車通学区域外の
娘の徒歩通学での熱中症が心配で、
夏期だけでも自転車通学を認めてもらえないか学校に打診してた。
※許可下りました!!!
(希望者)
みなさ~ん、言う前から諦めちゃダメですよ~✌️
例えば、高校が遅い時間に徒歩で帰宅するのは危険と判断する場合には、自転車通学が認められます。しかし、認められたからと言って、道路交通法違反になるような乗り方や、校則に違反する自転車通学の場合は許可が取り消される場合もあります。他にも部活を理由に許可される場合も辞めてしまうと自転車通学が出来なくなる場合もあるのできちんと確認する必要があります。
高校への自転車通学に賛成の親と反対の親のそれぞれの理由
子供が自転車通学することを「まあ肯定的に捉えている。」という保護者が50%で一番です。次に37%が「とても肯定的に捉えている。」でした。ほとんどの保護者が自転車通学を支持していることになります。支持する理由でもっとも多かったのは、
- 「ゲームやパソコンが好きで運動不足だから、自転車通学することで少しでも体を動かして欲しい。」
- 「部活に入っていないので、自転車通学は体力作りになる。」
などの運動や健康面についての意見が多かったです。
自転車通学する生徒の保護者から他には、
- 「学校で必要な勉強道具などが毎日多く重いが自転車なら通学できる。」
- 「部活をしていると帰宅時間が遅くなるので、夜道を歩くより自転車の方が安心。」
- 「交通費がかからなくて済む。」
との声もありました。
それに対し、自転車通学について、「どちらとも言えない」との意見も。例えば、
- 「歩道がなく交通量も多いので、自転車で通わせるのは不安。」
- 「自転車でスピードを出す子供も多く事故につながらないかと心配です。」
などの意見もありました。
高校によって自転車通学に関する校則やルールは様々
自転車通学の校則は学校によって異なります。乗り方だけではなく、自転車の仕様に関してまで色々なことがあります。そういった校則について紹介します。
- 派手な色は禁止。中には「黒・白。シルバー」限定の高校もあります。
- 両足スタンド、荷台、カゴが必須の高校もあります。理由はスクールバックや部活で使うカバンを持ち運びできるようにです。
- 荷物はロープを使い荷台に固定すると言うことを校則にしている学校もあります。重い物をカゴに入れるとふらふらしてしまうのを防ぐ目的です。
- ハンドル形状を制限している。
- カギは2つ必要。雨具の備え付けが必須である。
供え付きの鍵とチェーン式の鍵の2つの鍵を必ず用意しなければならないという校則もありました。
車を修理に出しているため、雨の中、自転車で買い物です。
— KazuKazu (@frogdiy) June 13, 2020
自転車通学の子供たちは、雨の日は合羽を着て自転車に乗っているのだから、大人も合羽を着て買い物に行かないと。
あ、今は傘さして自転車乗ったらいけないんでしたね😅 pic.twitter.com/H9D2D9XaVe
雨の日はカッパなどの雨具を用意することが、自転車通学の条件と言う学校もありました。
高校が自転車通学禁止なのにバレた!どうなる?
自転車通学がバレてしまいました。地域の人が学校に通報したようです。学校の校則で自転車通学が禁止されています。「僕は高校3年生なのですが、このことは内申書に書かれますか?」と心配になりますが実際はどうなのでしょうか?内申書はいい事は書きますが、受験者の印象が悪くなるようなことは書かないようです。理由は合格率を上げたいから。自転車通学程度では響かないと思います。響くというのは、授業のボイコットなど集団生活が出来なかったりした場合、進学先でも問題を起こす可能性のある人の場合は学校で起きた事件について内申書に書くことになります。万が一先生が「この生徒は規則違反の自転車通学をしてました。」と内申書に書いた場合、はじめに、内申書に目を通す人が、書かないように指導するでしょう。校則違反をしないのが一番です。内申書に書かれる事を心配しているようですが、残りの学校生活を一生懸命過ごしましょう。心配な場合は自分から謝りに行き、反省している姿をみせることです。受験に向け全力を尽くしましょう。反省している姿勢をアピールすることです。そうすれば先生の見る目も変わって来るはずです。