彼の事を一日中考えたり、幸せだった思い出を思い出して涙が溢れたり・・復縁を考えれば考えるほど、溢れそうな気持ちで辛くなりがちです。しかし、本当に欲しいのはただ彼とヨリが戻るだけでなく、彼にもう一度好きでたまらなくさせ、二度と離れない強固な信頼を築く事ではないでしょうか。その為には彼にもう一度惚れさせながら、同じ失敗をしないよう「この子変わったな」「前より魅力的になったな」と新しく生まれ変わった自分を見てもらいましょう。また、それまではどうしても彼を他に取られてしまわないか不安になり、先走って自爆してしまいがち。彼の心が自分に傾いていないのに突撃してしまっては、彼の心の壁は更に強固なものになってしまいます。落ち着いて復縁に取り組む為にも、しっかり戦略を練りましょう。心に余裕と自分らしさを持つ事は成功への鍵となります。以下では復縁におすすめの本をご紹介します。
復縁のために読んで欲しいおすすめの7つの本
違いはあれど男女は対等です。復縁を願うあまりに下手に出過ぎたり、彼の言いなりになるのは幸せな復縁を遠ざけてしまいます。自分に自信を持ち、相手へ寛容性を持つ輝いた女性となるために、男性の心理的な傾向を知りましょう。
①元カレと復縁できる方法 SNS対応版 浅海
復縁アドバイザーである著者の復縁マニュアルが、SNS への対応も取り入れてバージョンアップしました。復縁における気持ちの持ちようから、具体的な戦略・行動まで細やかに解説してくれるテクニック重視の本となります。その方法に確実な正解はないですが、勝率を上げる為や、選択に迷った時に大きな力になってくれます。今のレベルを知る事など辛口なアドバイスも多いですが、現状を正確に見つめないと先に進むのは困難です。特に現在主流の SNS で繋がり続けるには、「彼が返したくなる」連絡の取り方をしっかり学ぶ必要があります。
②ベスト・パートナーになるために ジョン・グレイ
男性と女性の心の違いを男性:火星人、女性:金星人に例え、具体的に教えてくれる名著です。女性も外に働きに出るようになった現在でも私たちには長い石器時代の DNA が残っています。例えば男性は狩に行き、障害にぶつかると一人で穴にこもって考えたいのです。著者は男性ですが、内容はかなり女性に当てて書かれています。女性の考え方を男性である彼に「こうするべき」と当てはめて考え、結果トラブルや不満に繋がる経験をされた事がある方は多いのではないのでしょうか。彼が「理解してくれない」「私を大事にしてくれない」と不安になる時にこの本を思い出し、男性はこういうものなのねと余裕を持ちどっしり構えて行動する事が、男女の安定した関係に繋がると教えてくれます。
男女の傾向を知りたい方におすすめの本。男性的な考えの女性もいれば、女性的な考えの男性もいます。全員に当てはまらなくとも、まず傾向を知り、自分と相手にとってどういう戦略を取るのが一番良いのかを考えることは重要です。また、女性の自分にとっては理解できない彼の態度も、理屈を知ることで、ドンと構えた対応ができるようになってきます。
③人を動かす D・カーネギー
恋愛に限らず、ビジネスに重点を置いた人とのコミュニケーションについて書かれた本です。取引相手にいかに YES と言わせるか、自分に好感を持たせるかを重視し、決して強制やコントロールするのではなく相手を「自発的」に動かす為の考え方の変換を是非取り入れてください。実際には難易度が高く難しい考え方の変換も多々出てきます。こんな事うまくいかない、相手が得するだけで私にメリットがない、と感じる内容もあると思います。しかし豊富な体験談・実践結果が、相手から好意を得る事自体が人生での大きなメリットだと教えてくれます。恋愛に置き換えて考えると、「自分の幸せの為」に相手に好意を持たせる事になります。人を動かすには徹底的に相手の立場になる必要があります。私の行動や発言が「相手にとって」何のメリットがあるのか。私と復縁すると彼にとって何のメリットがあるのか・・それを考え彼に自覚させましょう。
④異性の心を上手に透視する方法 アミール・レバイン
「愛着障害」について、恋愛・異性との関わりに特化して書かれています。男女の違いではなく幼少期に形成された自身や相手の愛着傾向を考える事で、適切な距離感について考えます。特に回避型、不安型の方にとっては、安定型の考え方の例は目から鱗ではないでしょうか。この本が特に役に立つのは不安型と回避型の方です。自分にとって自然な行動が、実は自分を守ろうとした結果の愛着障害によるもので、相手や自分のせいではないかもしれません。そして、安定した型なら自分と同じ発想はしないかもしれません。元々相性が合いにくい型同士が付き合うと、片方は不安が増強されより一層相手に近づこうとし、もう片方は自身の距離感を保つ為に更に逃げていくという悲劇的な恋愛が待っています。しかし相性が悪いからといって、好きな気持ちを止める必要はありません。自分の傾向を知り、相手とうまくいく型、安定型により近く考え方を学んでいく事ができます。
⑤話を聞かない男、地図が読めない女 アラン・ビーズ+バーバラ・ビーズ
恋愛や人間関係よりも遺伝子や脳の違いなど、男女の得意・不得意の傾向を科学的に論じる本です。男女どちらの傾向の考え方を自分がしやすいか是非テストしてみてください。タイトルにもなっている「何故男性は話を聞かないのか」は、男女の脳の違いからくると今では広く知られています。真面目に科学的な事を話す一方で、度々挟まれる皮肉の効いたユーモアなど読みやすい作品です。科学的に理解する事で、男女平等が叫ばれる現在でも埋められない構造上の壁がある事を学ぶと、異性への理解がより深まります。
⑥賢い女は男を立てる ローラ・ドイル
男性を立てる事は、決して男性の下になる事ではありません。男性を女性に頼られる喜びで溢れさせ、女性は大切にしてもらえる自分を取り戻します。著者は「ベスト・パートナーになるために」を読み、更に自分が夫から大切にされる為の行動を考えた研究派。既婚者の話が多いので一見関係ないように思うかもしれませんが、男性の心を動かすにはどうしたら良いのか参考になるのではないでしょうか。パートナーに口を出し変えようとしても、相手は決して変わりません。相手を変えずに自分がパートナーを信頼し変わると、パートナーは自然と女性に対し優しく接するように変わります。男性を立てる文化のある日本人女性にとっては「え、私出来てる」と思うものも多いかも知れませんよ。
番外編:自分磨きに関するおすすめ本
自分磨きでは、外見よりも心に重点を置きましょう。自分の良さを活かす為に、読んでいて気持ちが明るくなる本や、女性の自分を大切にしてくれる本がおススメです。オードリ・ヘプバーンさんやマリリン・モンローさんも自分のコンプレックスと向き合い、どうしたら自身が魅力的に見えるか最大限の努力をしてきました。欠点ではなく長所に目を向け自身を活かすメイクやファッションを探しましょう。自分の自信が打ちのめされそうな時には下の本が女性の人生は楽しいんだと思い出させてくれます。
⑦小悪魔な女になる方法 蝶々
銀座ホステスから文筆業へ進まれた蝶々さんの本は、女性を否定せず、「明るく前向きに女子人生を楽しもう!」というハッピーで満ちています。外見や小悪魔以外を否定しないので、読んでいて元気が出ること間違いなしです。実際に蝶々さんの経験や見てきた恋愛模様から、ハッピーな恋愛をするために大切な事を教えてくれます。短い文章で読みやすく、厳しいルールもなく他の考えにも柔軟ではねのけないので、楽しく自信を取り戻しましょう。
まとめ。お気に入りの本は心を落ち着かせてくれる
復縁は例外はあれど基本長期勝負です。気に入った本があれば考え方が身につくまで何度でも繰り返し読んでください。そのうちお気に入りの本は心を落ち着かせてもくれます。また精神的に辛くなる時は、ノートに是非書き出してみてください。本で学んだ事、今の自分の気持ちを吐き出すと頭が整理されますし、また不安になった時に読み返して本の内容に帰りましょう。自身にとって戦略を練る用の本、不安な気持ちを抑え希望を持てる本、自分に自信をつける本など、その時々で使い分けてみてください。本を読んでしっかり戦略を練った後は、身体を動かしたりリラックスして、考えがちになりすぎる頭を休ませてくださいね。