「業務」と「仕事」、この二つの違いについて説明できますか?「似たようなことじゃないの?」と、きっとそう考えている人の方が多いでしょう。恥ずかしながら、実は私もそう思っていました。しかし、この二つは全然意味が違うのです!その違いを知らないと社会人失格になってしまうかもしれません?「業務」と「仕事」の違いについてしっかりと理解しましょう!
業務と仕事の違いについて詳しく説明します!
『業務』を遂行するために、色々と考えながら取り組んでいくことが『仕事』です!業務をこなすための試行錯誤のことを仕事といいます。業務は会社から与えられますが、仕事は違います。業務さえこなしていれば会社からお給料をもらえると思っていては、そのうち会社から戦力外通告されてしまいますよ!業務をこなすのは当たり前のことで、仕事は自分で作り出すものです。
今日は社内システムの構築の業務をしなければならない。
— ⭐️脱サラ❗️40代での行政書士開業 (@kirimanjaromoka) September 7, 2022
法務関連の仕事と違い、モチベーションが上がりにくいが、何事も経験と思いチャレンジしたい!
さあ、皆さんもあと2日頑張っていきましょう!
業務をこなすための仕事をすることもありますし、業務の他に、新たに仕事を作り会社に利益をもたらすことも行わなければなりません。正確に言うと「与えられた仕事をこなす。」のではなく「与えられた業務をこなす。」というのが正しいのです。作業を効率よく行うための手順を考えるということが仕事ですね。
業務と仕事の違いについて例えるならば?
会社に勤務して所属しているなら、出勤しするべきことを行ないお給料をいただきますね?出勤してお給料をいただくためには最低限の「業務」をこなさなければなりません。最低限の業務をこなせば、会社はお給料を支払ってくれます。ですが、仕事をするというのはそういうことではありません。「業務」は必ずしなければならないことですが、「仕事」は違います。はっきりと言ってしまえば「仕事」はしなくてもいいんです。仕事は、業務を遂行するために知恵を絞る作業です。効率よく業務をこなそうとすることが仕事なのです。効率よくても悪くても、業務さえこなせばお給料はいただけます。ですから、その「業務」をこなすことに、知恵を絞り出し合うことが無駄だと思うのなら、それはいくら業務を完璧にこなせたとしても「仕事ができない人」なのです。
説明が一度もないからわからないが管理職とリーダー業務の明確な違いってなんだろう?
— クロマク (@korekurokanngae) September 6, 2022
人からすると自分は他の管理職がやる仕事をすでにしてるらしい
同一労働同一賃金だからお金くれって言ってもそもそも業務が明確でないと同一労働かもわからん。
『する必要はないけれど、したほうがいい』ということを思いつき、実践し成果を上げることができる人のことを「仕事ができる人」と言うのです。
業務は誰かが代わりにできても、仕事は代わってもらえないのが大きな違い。
「あなたの代わりはいない。」仕事でそんなふうに言われる人っていますよね?これは、仕事ができる人です。業務はある程度、業務マニュアルさえ整っていれば誰でもできます。例えば、電話を受けたり、訪問者の対応をしたり、販売したり、見積もりを計算したり、出入金業務をおこなったり、台帳をつけたりすることです。このような、作業は業務といい、仕事ではありません。その人にしかできない仕事。例えば、問題点を洗い出し、改善点を考え実行する。収支を考え企画し、人を集め企画を進行させる。マーケティングリサーチをし、新商品を開発する。業種や立場により様々なパターンがありますが、わかりやすく言うとこのようなことを「仕事」といいます。会社にかかってきた電話を誰が受けても、さほど違いはありませんが、プロジェクトを企画運営しているリーダーが誰でもいいとはなりませんよね?その人がいるから成り立つ。これが「仕事」ですよね。
業務と仕事の違いはわかったけど、事業の意味は?
業務はなんのために行うのでしょうか?会社の事業だからですよね?それでは会社の事業とは何でしょうか?これは、営利目的を持って、継続的に会社や工場、商店などの組織を経営し運営することです。魚屋さんは魚を売ります。魚を売るためにはどのようなことが必要だと思いますか?対面販売だけでは、お店の売り上げがまかなえない時にはどうしますか?このように、魚を仕入れ、販売し利益を上げることを「事業」といいます。自動車なら、自動車を設計する・自動車を開発する・自動車を生産する・自動車を販売するなどが大きな事業の柱となるでしょう。
業務と職務との違いとは?
仕事ができない人に見られるのは「業務」はこなすけど「仕事」ができないという場合で、業務と仕事の違いがわかっていないからではないのでしょうか?「言われたことはできるけれども、言われたことしかできない。」というようなことは、業務はできるけど、仕事ができないということです。「頑張って見積もりを作って、接客し、電話も取ってお茶も出してるのに、仕事ができないなんて言われたくない!」と、そう思うかも知れません。でも、そういったことは業務ですから、できて当たり前なのです。見積もりを作り、相手に納得してもらう金額を提示し、交渉を成立させるために知恵を働かせ業務を遂行させることが仕事なのです。飲み会に参加したくないというのも、同じことだと思います。飲み会は仕事ではありません。ですが、たまには職場の人と仕事以外で語り合う場を共有することは「仕事」につながると思うんです。業務は誰がやっても同じです。仕事は、その人にしかできない職務です。業務と仕事の違い。職務遂行に取り組むことが仕事です。
まとめ
業務と仕事の違いについて説明してきました。業務は与えられたやるべきことを時間内にこなしていくことでした。仕事は、知恵を出して作業の効率を高めたり、新たな事業を生み出すことなどでした。職務とは専門性が高くその人しかできないことをすることでした。ぜひ、社会人として仕事ができる人間と言われたいですね。