「アパートのお風呂をガスで沸かしているので、毎月のガス料金が高くて辛い。」という人もいますよね!お風呂のお湯を沸かすとたくさんのガスを使うため、その分ガス代も高くなってしまいます。でもお風呂には毎日入りたい!節約する方法が知りたい!という人のために、ガスの節約方法についてお伝えします。また、都市ガスやプロパンガスのメリット・デメリットについての情報もご紹介します。
アパートのお風呂をガスで沸かしている!使用方法をチェックしてガス代の節約
最も節約することができるのが「お風呂」です。たくさんの水をお湯にするときは、その分ガスの消費量も多くなります。特に冬の場合のプロパンガスは、殆どをお風呂で消費しているのではないでしょうか。実際、夏はそれほど気にならなかったのに、冬になるとガス代がかなり高くなってしまったということもあります。冬の水は凍ってしまいそうなほど冷たくなっています。温める水の量を考えても、アパートで独り暮らしの場合は、キッチンで使う水の量よりお風呂場で使う水の量のほうがかなり多いです。もし、湯船いっぱいにお湯を張って入浴するとなれば、200リットルもの量を沸かしていることになるのです。ですから「お湯を沸かす量を節約」することが「ガス代の節約」と言っても過言ではないのです。
お風呂の入り方やシャワーの使い方を工夫して!
家庭でプロパンガスを使用する際の、お風呂で使用する量の割合は全体の75%です。キッチンやガスコンロでの使用量はそれほど多くはないため、お風呂で使用するガスの量を節約すれば、節約にも繋がってきます。お風呂を沸かす際に気になってくるのが「追い焚き」が良いか「その都度沸かすのが良いか。」ということですよね。その答えは「季節によって違う。」というものです。
条件は季節によって変わる
給湯器でお湯を沸かす時は、通常であれば熱効率の良さを考えると、最初から沸かす方が効率的で節約になります。しかし、冬場の水道の平均温度は約8度。42度のお湯を入れて蓋をし、24時間放置したあとの水温は約15度になりますので、冬場の場合は追い焚きしたほうが節約になるというわけです。
東京都水道局が発表している水温の年間平均温度は16℃くらいですね。夏になると水温は、23〜27℃くらいまで上がっています。冬の水温は、8〜12℃くらい下がることがわかります。冬のガス代が高い理由は、家庭で一番ガス代がかかるお風呂の給湯器の水温と設定温度の差が大きいからだという事がわかりますね。季節やお住いの地域によって水温は大きく影響しますが気温の高い九州地方や沖縄に引っ越すなんて現実的ではありません。冬は、水温が下がりお風呂の給湯器のガス代がかかるけど浴槽にゆっくりつかりたいですよね。
引用:お風呂1回あたりのガス代の計算方法は?給湯器のガス代を安くする方法を比較してみた!
夏であれば、湯舟に水をためて、外気温で水温が上がってから沸かしたほうがお得です。
夏のお風呂は朝から水を張っておこう。夏は早朝からお風呂に水を張っておくとよい。夏の暑さでお風呂の水の温度が上がるため、短い時間でお風呂を沸かすことができ、ガス代が節約できる。
— 今すぐ節約!@初心者 (@zenigetter) May 11, 2022
季節に合わせて使い方を変えれば、その分節約にも繋がっていきます。
シャワーを使用する場合は15分以内にしよう
1回にシャワーを浴びる時間を15分以内に抑えることがおすすめです。15分以内でシャワーを終えると、お風呂にお湯を溜めるよりもガス代を節約することができるのです。
一人暮らしの場合は、短時間のシャワーであれば湯船に浸からない方が安くガス代を済ませることができます。
ガス代が高いのでガス会社に電話して傾向と対策を聞いたら去年より3千円ぐらい上がるとの事。
— Vake V🌟ANGELS (@Vangels_Vake) May 11, 2022
で、シャワーはいわゆるコンロに比べて9倍の火力だとイメージしてもらって使わない時は止めるとかなり効果的との事。
シャワーを使用した場合、1分間で約10リットルのお湯を使用することになります。10分間使用した場合は約100リットルのお湯を、15分間使用した場合は約150リットルのお湯を使うことになりますよね。こうやって考えると、15分以内にシャワーを終えることでガス代の節約につなげることができます。しかし、15分以上シャワーを使用してしまうと、湯船にお湯を貯めて入浴する場合と料金にさほど違いがありません。15分以上入る場合は、湯船にお湯を張ってゆっくりと浸かる方がお得です。
都市ガスとプロパンガスのメリットを比較
都市ガスのメリット
- 料金が安くて節約になる。都市ガスは地中の中にあるガス管を通して一気に各家庭にガスを供給しています。このため余計な人件費がかかりません。また、都市ガスは公共料金のため、各業者が自由に価格を設定でいるプロパンガスに比べて料金が安くなるのです。
- 屋外にガスボンベの設置場所が必要ない。都市ガスはガス管のため、屋外に設置場所を必要としません。
- 安全。地震などの災害が起きた時、すみやかに供給をストップするため安全です。
プロパンガスのメリット
- 災害の時の復旧が早い。各家庭にボンベを設置しているので、簡単なメンテナンスだけですぐにガスの供給を開始することができます。
- 汎用性が高い。ガスの成分が全国共通のため、一台のガス器具をずっと使うことができます。
都市ガスの料金が安いのはどうして?
プロパンガスは家の軒下などに置かれたボンベからガスを供給しています。ガスボンベの中に入っている決められた量のガスしか使うことができませんので、定期的にガスボンベを交換する必要が出てきます。
また、ガス設備の点検も定期的に行わなくてはならないため、こういった全てのことに人件費がかかるようになります。プロパンガスを使用する際は人件費がかかっているため、毎月のガスの料金の中にはその人件費も含まれていることになるのです。一方で都市ガスは張り巡らされたガス管を使ってガスの供給をするようになります。一度設備を整えれば手間がかかることも少ないので、こういった面でガスの料金に違いが出てしまいます。ガスの料金の違いには、供給方法が関係しているのです。住んでいる場所によってガスの種類もちがいますので、ガス代を安く抑えたいという人は都市ガスを選んで家を決めるという方法もあります。メリットやデメリットを確認して決めてみると良いですよ!