冬の寒さ対策に、窓にプチプチでできた断熱シートを貼って使うという方は多いですよね。 窓際から来るひんやりとした空気も、断熱シートを使うことによって少しやわらぎます。暖房を使いすぎなくて済むため、賢い電気代の節約のためにも、断熱シートを使って寒い冬を乗り切りましょう。断熱シートの貼り方や、窓際の断熱におすすめのアイテムなどご紹介します。また、断熱シートが使えない窓もご確認下さい。
窓の冷気を遮断、プチプチでできた断熱シートの正しい貼り方
プチプチで作られている断熱シートを使って部屋を暖かくする方法があります。
断熱シートをタイプ別に服でイメージしてみました!窓ガラスに薄いフィルムを貼る対策やスプレーを吹きかけて膜をつくるのは空気の層が少ないウィンドブレーカーを羽織ったようなものなので寒いですよね。身体をあたためるには、ウィンドブレーカーの中に空気の層をつくるセーターを着るか。空気の層をたくさん作れるダウンジャケットを羽織る必要があります。窓に断熱は、緩衝材(プチプチ)のようなカーテンと窓ガラスに空気の層をつくれるもので対策したほうが効果を期待できます。
引用:窓の断熱シートの効果ない?100円均一のプチプチを貼ってみた体験談。防寒対策におすすめの方法
薄い断熱シートより、中に空気が入っているプチプチの方が断熱性が高いです。断熱シートはホームセンターなどで購入できます。
北海道ではホームセンターに大量過ぎる断熱シートが並ぶ季節になった☃️😆
— ノノ (@inutonono) October 11, 2021
去年初めて見て、
この異常な量なに?!え?!うちも買わなあかん?!ってなってビビって何回もホームセンター通ったの懐かしい🤣🤣 pic.twitter.com/D06RsUgGnw
これを窓に貼るんですが、貼り方をご紹介いたします。まずは断熱シートがキチンと張り付くように、窓ガラスに付いている汚れをキレイに落としましょう。最後に水拭きをして油分を残さないようにして下さいね。次に断熱シートの大きさを計ります。窓にしっかりと押し当てて印をつけましょう。印をつけたところを目安にして窓の大きさにカットします。断熱シートを窓の大きさにカット出来たら、窓に霧吹きなどで水を吹きかけ断熱シートを貼っていきます。
寝室の窓に断熱シート貼ったんだけどこれだけでもだいぶ違うのね。
— 🦉フクロウに魅了された男@owl夜行 (@bikemantarou34) November 7, 2020
夜に冷気が下の布団まで来るけど貼ったらほとんどなくなった😂
ただのプチプチやんけって思うだろけど、断熱シートとして売ってるやつだからねw
水で密着させるだけ✌️ pic.twitter.com/OGAF4QCbBl
断熱シートには窓に接着する面があるので、間違えずに手で押さえながら貼り付けていきましょう。
簡単!水だけで貼れる断熱シートの貼り方
とっても簡単に水だけで貼れるお手軽な断熱シートですが、ポイントを押さえておかないと上手く貼れない事があります。
ポイント
- 窓の汚れをキレイに取り除く事。先ほども触れましたが、窓にホコリや油汚れなどが残っていると貼り付けても剥がれてきたりと、上手く貼る事が出来ません。
- また化学雑巾を使った場合も窓に油が残ってしまうのでNGです。
- 最初に窓をキレイにしておくことがポイントです。
断熱シートは表面張力の力で張り付くので、その邪魔になるものがあると密着力が落ちて剥がれてしまいます。ご注意を!この断熱シートが外からの外気を部屋に持ち込まないのはペアガラスと同じで、プチプチの間に空気の層があるからです。部屋が暖房を使っても寒い時は断熱シートと厚手のカーテンの二重使いなどで乗り切りましょう♪
今日の猫カフェちぐら
— 猫カフェちぐら (@catcafe_chigura) December 6, 2020
経費節減の為、窓ガラス断熱シートを4枚貼りました🐱
水貼りなので、けっこう簡単に貼れました🐱#新潟 #猫 #猫カフェ pic.twitter.com/IVL1t7LS44
余計な暖房をしないですむと、電気料金の節約になります。
網入りガラスに結露対策グッズが使えない理由
これは熱割れを起こしてしまう可能性があるからです。またメーカーではどんな条件下でも使える商品ではないという事を明記しています。絶対に使ってはいけないという訳ではありませんが、使う時には自己責任でという事になりますよね。ではなぜ網入りガラスは結露グッズ使うと熱割れを起こしてしまうのか?それはガラスとガラスに入っている金属線の膨張率が違っているからという事や、またガラス端のワイヤー部分はサッシの中に隠れていて、コレが錆びてガラス内部の入り込んでしまう事もあります。まだ他にもいろいろな要因が考えられますが、このように結露が起こると網入りガラスが割れる可能性が出てしまうという事なんです。日光が窓に当たると網の部分の金属部分の温度は高まります。温められて膨張した部分と日陰になっている部分には温度差が生じ、コレが許容範囲を超えてしまうとガラスが割れてしまいます。
窓の断熱にはさまざまタイプがある
断熱シートの他にも手軽に出来る断熱方法があります。外からの日の光を気にしないのなら、断熱ボードを使う方法もあります!コチラも使い方はとっても簡単で発泡ポリエチレンで出来たボードを窓の大きさにカットして、スッポリと窓にはめるだけです。取り外しが簡単なので、冷え込む夜だけに使うのなら日中は部屋に日を入れる事も出来ますよ。
寒いですね。エアコン20度設定+おこた+厚着をしていますがちょっと辛いです。゚(゚´Д`゚)゚。
— ゆめ@ハンドメイドかあちゃん (@hinocafe_telier) December 11, 2018
エアコンの風向きは下に変更。窓には断熱ボードや吸着シートを設置。そして今日は普通のカーテンで「カーテンリターン」なるものをしてみました。
初めての導入!思いついた人は素敵な方ですね♡ pic.twitter.com/WvwbB5PxGM
その他にも断熱カーテンライナーも効果が期待できます。断熱カーテンライナーは窓ガラスとレースのカーテンの間に取り付けます。取り付けるだけで冷たい外気を部屋に流れ込まないようにしてくれるグッズです。使用する時の注意点は窓枠よりも大きなものを使う事。これでさらに断熱効果が得られます。このように意外と付けたり、はめ込んだりするだけで簡単に断熱する事が出来るので、部屋が寒いと嘆いている方は試して見てはいかがでしょうか。
冷える窓には断熱シート以外にペアガラスや厚手のカーテンも有効!
部屋の中が寒いのは暖房が弱いから?いくら暖房器具の温度を上げても部屋の中が温まらないという方は部屋の窓に問題があるのかもしれません。部屋の窓が1枚のガラスだけという方は、外からの冷たい熱が部屋にダイレクトに伝わってしまうために部屋が温まらない可能性があります。そもそも日本の窓ガラスの枠はアルミサッシの場合が多く、熱を伝えやすくなっています。その為、外からの熱も部屋の中に伝えてしまうのです。しかしこれがペアガラスなら、1枚に見えるガラスですが2枚合わさった構造になっていてその間に空気の層があります。その為、直接に熱が伝わらずに、空気の層が断熱材の代わりをしてくれるため部屋の温度が下がりづらくなります。でも、このペアガラスが入っていない場合、寒さ対策はどうしたらいいのか?一番簡単な方法は厚手のカーテンを付ける事、これで窓と部屋の間に空気の層が生まれます。
なんか去年より寒いような気がしたから今年の冬は床下に断熱材入れてもらってエアコン掃除して窓に断熱シート貼って断熱カーテンつけてオイルヒーター買った pic.twitter.com/rnE0qautam
— 鰐◆ウシガエルキング (@wanivspbao) December 15, 2020
ペアガラスほどの断熱効果は、カーテンでは空気が部屋の中に入り込んでしまう為ありませんが、付けているといないとでは違いがありますよ。
カーテンの「上から」光が漏れてしまう原因とは。カーテンレールと窓枠の位置が近いこと。窓枠の日差しを覆いきれないので光が漏れてしまいます。窓の遮光性、サッシの大きさ、カーテンレールのねじ止めの位置によって多少違いはありますが窓枠に近い場所にカーテンレールを取り付けることは避けましょう。
引用:カーテン上から光漏れ対策!窓の上の隙間を塞ぐ8つの方法で節電対策
カーテンを設置する際は、できるだけ部屋の中に光が漏れないようにすると、さらに断熱してくれます。
まとめ
ホームセンターにいくと、プチプチで作られた窓用の断熱シートが販売してあります。その断熱シートの窓への貼り方を説明しました。窓を油分を残さないようにきれいに拭いて、水でガラスに断熱シートを密着させるだけでした。他にも、ペアガラスやカーテンなどを使った断熱の仕方を紹介しました。