高校を休みがちな子供でも、大学進学を諦めずに頑張っている子はたくさんいます。高校を休みがちな子供だけど大学を諦めていない!そのために、両親ができることはなに?高校を休みがちな子供でも学力をつけて大学を目指すにはどうしたらいい?高校で休みがちになってしまう原因もまとめました。
高校を休みがちな子供だけど大学を諦めていない!進学のために親ができることは?
子供が高校を休みがちになってしまった場合、担任の先生に事情を話すなど、まずは学校と連絡を取る保護者がほとんどです。休みがちになると、いつ学校へ復帰できるのか、あとどのくらい休んでも進級が可能なのかなどの点が気になりますが、そういったことも担任の先生と連携が取れれば問題は解決しやすくなります。保健室登校でテストが認められるかなどの相談もできますし、そういった対応を取れれば、進級や卒業できる可能性も高まります。
たまにちらっとだけですが、長男のオンライン授業を覗くと、面白いです。
— シノハ (@albasemiplena) June 18, 2020
小中学校は、学校公開がほぼ毎月ありますが、高校の授業は、ほとんど見る機会がないので。
出席日数とかは、どうなるのでしょうねー🤔 pic.twitter.com/tSxdlvLUJB
ただ、子供の学年や学校によって、対応ができるかどうかは異なりますので確認したいところです。実際に保護者の働きかけにより、高校で不登校になっても別室登校でテストを受けたり、課題を提出したりなどして出席日数を考慮してもらい、不登校を復帰してなんとか学校を卒業した方もいます。全ての学校で不登校によるケアが万全なわけではないので、学校や担任とソリがあわなければ、無理に学校へ復帰しなくても転校するという選択肢もあります。
学力をつけて大学を目指せる?
高校を休みがちでも、なんとか大学へは行きたいと思っている子供はたくさんいます。その場合、重要となるのが今後の進路を子供自身と十分に話し合うことです。将来何をしたいのか、どんな道へ進みたいのかを一緒に考える必要がありますが、答えを焦らせたりせず、子供が話し出すまで待つことも大切です。高校には、全日制から定時制、通信制など様々なタイプがあります。学校の勉強以外にやりたいことや専門的な勉強をしたいのであれば、気持ちを汲んで子供にあった進路へ進むこともできます。通信制高校もあります。通信制高校は、生徒一人ひとりの能力や志向に合わせることができる学習スタイルで、通学はもちろん在宅学習など自在に選択できるのが魅力の1つです。全日制の高校だけに絞る必要もありませんし、通信制高校も視野に入れることで、より子供にとって最適な学習環境を見つけやすくなります。学力に心配があっても、通信制のように個々の学力に合わせたスタイルだと、もしかしたら全日制より学力がアップする可能性も秘めているのです。
欠席が多いと大学進学で推薦入試はできなくなる?
高校を休みがちになってしまうと、大きなリスクを背負ってしまうということは覚悟した方がよいです。
出席日数が足りなくて、指定校推薦当日の朝にダメって言われて絶望してたちょうど一年後に東京タワー行ってると思わんかったな
— あられ (@arare_craft) November 9, 2019
あの頃の私~一年後にはなんか楽しいよ~👋👋 pic.twitter.com/JelFGel8W5
学校では宿題や小テストなどの抜き打ち的な学習があります。学校を休んでいる場合は、後でそれらを提出することになりますので、テスト以外の部分で成績を下げてしまうことに繋がります。ノートをチェックする先生も中にはいますので、そうなると休んでいる期間の分を誰かに見せてもらうしかありません。テスト以外で成績を下げてしまう原因にもなるため、テストは平均点以上を取る必要もでてきます。赤点は絶対に許されません。なんとかテストで良い点を取っても、大学進学の際に壁になるのが内申点です。内申書には成績だけでなく出欠記録も記載されますので、休みがちになるとその部分の評価が下がることになります。特に推薦入試になると内申点は重要視されますので、推薦入試は諦めて、頑張って勉強して受験するしかありません。学校を休みがちになってしまう理由は様々ですが、休み癖が付いてしまう前に、なんとか対策を練ることが大切なのです。
高校1年で休みがちになってしまう原因は?
高校1年は、思春期の多感な時期と重なります。環境の変化は何も高校だけじゃないですよね。幼稚園や小学校、中学校など同じような変化は経験してきたはずです。ただ中学校まではまだまだ子供。高校1年の15~16歳頃は自尊心も強くなるため、新しい環境に上手く馴染めないこともよくあることなのです。学校の空気になんとなく馴染めない、クラスの友達と上手くいかないなど、新たな人間関係を築けない状態になると学校へ行く気もおきなくなってしまうのです。また、中学校までは義務教育ですが、高校は違います。日本の高校進学率は9割以上を占めていますが、自分の意思で行くか行かないか選択することもできるようになります。自分の意思によって選択できるため、友達と上手くいかないから学校が楽しいと思えない、勉強が嫌いだ、高校へ行く意味を見いだせないと一度思ってしまうと、とたんに学校へ行きたくなくなってしまい不登校になってしまうのです。頭の良い精神的に成熟している子ほど、そういった考えを抱いて不登校になってしまう傾向があります。高校になると学習内容も難しくなるため、学習面のつまづきから休みがちになってしまうこともあります。
高校を休みがちな子供、通信高校や定時制高校への転校はあり?
個々の目的や学習スタイルを自由に選べることができるのが、通信制高校や定時制高校です。
昨夜の仰天ニュースでお話した高校は出席日数に満たない場合、留年はなく退学という制度でした。わたしは長期ロケで欠席が続いたため途中で退学し、通信制の高校に転校し卒業しました。
— 中江有里 yuri nakae (@yurinbow) February 20, 2019
仕事を続けながらきちんと通学し、卒業するのは大変なことだと思います。 pic.twitter.com/HtoBFwXNs9
全日制の高校を退学し、改めて通信制高校へ転校するという選択肢もありますが、通信制高校へ転校するメリットはどんなことがあるのでしょうか。メリットとして挙げられるのが、自分にあった学校を選べるということです。通学や在宅学習かを選択することもできますし、高校を卒業後の進路に合わせて学ぶ内容を選ぶこともできます。通信制高校といっても比較的同世代の学生が多いので、友達作りに困ることもありません。デメリットは、通信制高校であっても勉強をして単位を取得するんだという強い意思を持てるかどうかです。自立性も必要になります。私立の場合、授業料も高いのが難点です。定時制高校へ行くメリットは、日中バイトや趣味などに費やす自由な時間を持てることです。定時制高校は夕方から通学することになりますので、午前中から通学するまでの時間は自由ですし、学費も安いので経済的負担も軽く済みます。デメリットは、同世代の友達ができにくいことです。定時制高校の場合は幅広い年代の人が通っているので、そこで溶け込めなければ学校へ行くモチベーションも下がり、学校へ行きづらくなってしまう危険性があります。