今日は恋愛小説を中心とした人気作家で、2018年、第159回直木賞を受賞された島本理生さんについてです!夫であり作家の佐藤友哉さんと結婚したあとに離婚し、また再婚する、という経緯をたどっているのですが、何があったのか気になったので調べてみました。また、お二人の子供のことと、気になる人気作家さんの年収についても、併せてご紹介します。素晴らしい作品についてもまとめてみましたよ~。
島本理生プロフィール
- 名前:島本 理生(しまもと りお)
- 生年月日:1983年5月18日
- 干支:亥年
- 星座:牡牛座
- 出身:東京都板橋区
監督 行定勲 × 原作者 島本理生
— ローチケ×HMV&BOOKS online (@lt_hmv) August 28, 2017
対談で松本潤起用の裏話なども披露『ナラタージュ』https://t.co/9f7y7nkOxn#ナラタージュ #行定勲 #島本理生 #松本潤 #有村架純 #坂口健太郎 pic.twitter.com/NpmVSXBIDe
- 活動期間:1998年~
学歴
島本理生さんは、高校は東京都立新宿山吹高等学校を出ています。そしてその後、立教大学文学部に入学。そして入学してから3年後に中退しています。中退した理由は分かりませんが、作家活動が忙しくなってきたこともあると思いますし、もしかしたらそもそも執筆活動が忙しすぎて大学へもあまり行けなかったのかもしれません。そもそも高校を20歳で卒業しているみたいですので、やはり、作家活動のためかな、とも思いますがそのあたりの真相は不明です。
経歴が凄い!
島本理生さんのデビュー作は、2001年、高校在学中に執筆した「シルエット」。そしてこの本で「第44回群像新人賞」の優秀作を受賞したそうです。しかし驚きなのは、島本理生さんは小学生のころから小説を書いていて、15歳の時には小説のコンクールで年間MVPを受賞したのだとか!子どの頃から本当に書くのが大好き、だったんですね。そしてそんな島本理生さんは多くの作品を発表し、輝かしい受賞歴もあるだけでなく、何度も大きな賞にノミネートされているんです。以下に今までの作品と、ノミネートされた賞についてまとめてみます。
- 2001年 「シルエット」【第44回群像新人文学賞優秀作】
- 2003年 「リトル・バイ・リトル」【第25回野間文芸新人賞受賞】【第128回芥川賞候補】
- 2004年 「生まれる森」【第130回芥川賞候補】
- 2005年 「ナラタージュ」【「この恋愛小説がすごい!2006年版」1位】 【「本の雑誌が選ぶ上半期ベスト10」1位】 【第18回山本周五郎賞候補】
- 2006年 「大きな熊が来る前に、おやすみ。」【第135回芥川賞候補】
- 2007年 「Birthday」【第33回川端康成文学賞候補】
- 2011年 「アンダスタンド・メイビー」【第145回直木賞候補】
- 2015年 「Red」【第21回島清恋愛文学賞受賞】【第6回山田風太郎賞候補】
- 2015年 「夏の裁断」【第153回芥川賞候補】
- 2018年 「ファーストラヴ」【第159回直木賞候補】
「ナラタージュ」は、2017年に映画化もされています!
無理無理無理楽しみすぎて無理!!#ナラタージュ #松本潤 #有村架純 #島本理生 pic.twitter.com/xPo6bK7U3w
— S 井 . み! (@mippu_0125) April 27, 2017
大きな賞にノミネートされたものや受賞した作品だけをピックアップしましたが、これだけあるんですね~。芥川賞の候補だけでも4回もノミネートされていたんですね!近々、大きな賞を受賞する日もそう遠くなさそうです。
追記 2018.7.18
島本理生さんの「ファーストラヴ」が直木三十五賞を受賞したと本日発表がありました!おめでとうございます!
作家・佐藤友哉との結婚までの馴れ初め
さて、そんなすごい経歴の作家・島本理生さんですが、2006年末、結婚されています。お相手は、同じ作家である佐藤友哉さん。
頂上なう。 pic.twitter.com/ug6bH8UWcG
— 佐藤友哉 (@yuyatan_sato) October 3, 2013
なんでもお二人は、作家合コンで知り合ったのだそうですよ。作家合コンって響きが面白いですね。さすが作家さん、キャッチーなフレーズがお似合いです。お二人とも、お酒が好きなようですから、お酒の席で盛り上がって意気投合?と思ったのですが、佐藤友哉さんの方は人見知りのために合コン中は終始うつむいた状態だったそうです。そこがまたミステリアスで気になる!何を考えてるのか知りたい!ってなりそうですね。あ、私だけですか?笑。同じ作家同士ですし、仕事の面でもお互いに助け合ったり、いい影響があるのかなと想像します。
離婚そして再婚。
合コン後、すぐに同棲し、結婚。ところがそんなお二人の生活、長くは続かなかったようで、結婚生活は1年あまりで終わりを迎え、離婚します。離婚後はその事実を公表していなかったようですが、ネット上でジワジワと噂が広がっていたため、島本理生さんが2010年春ごろに離婚について初めて言及しました。離婚の理由やはっきりした時期については不明ですが、島本理生さんのご両親も離婚経験がありますから、このお二人にとって離婚のハードルは低かったのではないかなと想像できます。ところが、2010年末、お二人は再婚します。
再婚しました。お相手は何とご存知、島本理生さんです!
— 佐藤友哉 (@yuyatan_sato) December 24, 2010
なんでも、島本理生さんからアプローチしたのだとか!展開が早い!笑。そして佐藤友哉さんの発表の仕方がおちゃめ!笑。再婚までの経緯や、面白い再婚式については島本理生さんのエッセイ「B級恋愛グルメのすすめ」で触れられていますので、ご興味ある方は読んでみてください~!
子供は?
始めの結婚の期間に子供はいなかったようですが、再婚の翌年の2011年に第一子が産まれています。誕生月などについては公表されていませんが、2010年末に再婚したことを考えると、タイミング的に、授かり婚?などと思いましたが、そういうことではないようですね。再婚後も家庭内で”島本さん” ”佐藤さん”と呼んでいるのだそう。なんだか微笑ましいですね。また、他のインタビューの様子などを見る限り、お互いのキャラクターがはっきりしつつ、とても仲が良さそうな夫婦でした。一度離れたことで分かることがあったのかもしれませんね。お子さんもいらっしゃいますし、2度目の離婚はなさそうですね。ちなみに、島本理生さんは作家活動をしつつ子育てをしているのだと思いますが、やっぱり子供がいるとなかなか本を読む時間がないのだそうです。そうですよね、凄く分かります。でも仕事でもあるし、本は読みたい。そこでどうしているのかというと、子供が夜、寝てから、近所のバーでお酒を飲みながら本を読むのだそうです。そして読んだ後はその本の余韻に浸りながらお酒を飲むのだそうです。お酒のつまみが本!カッコイイですね~。
年収はどのくらい?
一般的な作家さんの場合、年収は200~400万円と言われているようです。しかし島本理生さんの場合、かなり多くの小説を発表され、受賞したり、大きな賞にノミネートしたりと話題作がたくさんありますので、一般的な作家さんの数倍は稼いでいることが考えられます。売れっ子小説家の年収は、600万円~1000万円以上とも言われていますので、島本理生さんの年収もこのあたりになるのかな、と思います。村上春樹さんや東野圭吾さんのような超有名作家になると、その年収は数億円~数十億円にもなるそうですよ。夢がありますが、作家も世界も厳しく有名になれるのはほんの一握りですから、島本理生さんにも突出した才能と書くのが大好き!という気持ちが溢れているのだと思います。
文庫も復刊ふくめて、今年はあと3冊ほど出ます。
— 島本理生 (@rio_shimamoto) June 6, 2018
『匿名者のためのスピカ』は丁寧に改稿して、より良い形になったと思います。
『夏の裁断』は少々面白い形になりました。(たぶん)
今後も面白い作品をたくさん出すようで、楽しみですね!
まとめ
幼い頃から小説を書いてその実力はお墨付きだった島本理生さん。発表した多くの作品がどれだけ高く評価されてきたのかが分かりました。また、プライベートでは結婚、離婚、再婚を繰り返しながらも、現在ではお子さんと一緒に仲睦まじい夫婦となっているようですね。作家としてこれからも大きく活躍されるであろう島本理生さん。今後の活動も応援していこうと思います!