電気代を節約する為に、エアコンの冷房と暖房を同じ温度に設定してみた経験はありませんか?この時にかかる電気代は、同じ金額になり節約することができるのでしょうか?また体に感じる温度は同じなのでしょうか?ここでは、エアコンの冷房・暖房についての疑問について調べまとめてみました。
エアコンの冷房と暖房が同じ温度設定でも室内温度は違うの?
「エアコンの冷房と暖房を同じ温度設定にしたら、部屋の中の温度は同じになるのか?」と思ったことはありませんか?「もし、冷房にしても同じ設定温度で室内が暖かくなるのなるのではないか。」と、光熱費代に頭を悩ませていた私はこんなことを思いついたのです!「暖房と冷房を同じ温度で設定できるのだから、室内温度は一緒になるのか、違うのか。」ということで、試した結果、冷房では全くと言って暖かくなりませんでした。その時の私の考えは、「冷房と暖房が同じ23℃なら23℃の風が出てくる。」と思いこんでいたのです。冷静に考えて見ると、「そりゃそうか。」と、あとから思いました。エアコンは、冷房にすることで室内より冷たい風を出してくれ、暖房なら室内より暖かい風を出す仕組みになっているのは当たり前のことですもんね。
暖房冷房切り替えが一括管理ということで30度設定の冷房を着火しましたが全然暖かくなりません。 pic.twitter.com/PsR5HENoMU
— 🛟Pen💙Pen🛟 (@gohomewithall) October 24, 2020
エアコンの冷房と暖房を同じ温度設定にしても、同じ温度でもでてくる風がまったく違うので、冷房では暖かくならないし、暖房では涼しくはならないと言う事です。
冷房と暖房を同じ設定温度にしても体感温度が違うのはどうして?
冷房と暖房を同じ設定温度でも体感温度が違うのは、冷房は冷風で部屋を冷やし、暖房は温風で部屋を暖めると言った役割をしているからだと言うことは、普通に考えたら誰しもがわかることなのですが、そもそも冷房と暖房の違いはどのようなことなのでしょうか?
30℃に設定してるのに、全然暖かならんし朝は寒くて目が覚めるし!て思ってたら…
— sennamikakimiseb🇺🇸 (@sennamikakimi) January 8, 2021
❄️→冷房
☀️→暖房
やったのか💧 pic.twitter.com/X2iPxxcnig
エアコンで冷房をつけている時に温度設定をしている時には、その温度の時にはその設定された温度の冷風が出ます。その温度設定より室温が下回った場合は運転が止まり、その逆に暖房は温度が上回った時に、エアコンは停止します。夏場の室温が30度の時に、エアコンを23度に設定した時には、冷房は作動しますが暖房は作動しません。この時、暖房をつけたら室温が下がることはなく、暑いままの状態となります。これは冬場に暖房の室温を設定した場合も冷房は作動しませんが暖房は作動すると言うことなのです。前の記事でもご紹介したように、エアコンは、冷房にすることで室内より冷たい風を出してくれ、暖房なら室内より暖かい風を出す仕組みになっているので冷房と暖房を同じ設定温度にしても、体感温度は全く違うのです。
冷房と暖房を同じ温度設定にしていても、室内温度は相当違う。
だいたいのエアコンは温度差センサーがついており、冷房と暖房の切り替えスイッチが両方ついているのものが一般的ですよね。また夏には冷房、冬に暖房を使用するのが一般的な常識と考えます。夏に、暖房設定で室内温度を25度にしたり、また冬に冷房機能で室内温度を25度にするなどの方法を試された方も多くいるかと思います。しかしその方法を試してみても、室内温度は相当違いますし、夏には暖房では部屋の中は冷える事はなく、冬に冷房機能を使用しても暖かくなることはありません。ここ最近のエアコンは、外気の温度をしっかり感知して温度差をセンサーで作動すると言ったハイテクなものもあり、夏に暖房をつけようとしても作動しないものもあるそうです。もしうっかり、冷房と暖房を間違えて設定してしまうとなんだか部屋の温度が暑い、寒いと感じます。同じ温度設定にしていても、室内温度は相当違ってしまうので、気をつけましょう。
同じ温度の冷房・暖房温度より自動運転のほうが電気代はかからないって本当?
電気代をついつい気にして、エアコンをつける時「弱運転」にしていることはありませんか?これだと電気代もいかかることなく節約できていると思っているのは、実は大きな間違いなのです。実は、弱運転の温度設定って実はものすごく電気代がかかっているのです。
エアコンで冷・暖房を使用する時の電気代を節約するための方法。
エアコンの電気代を節約したいのであれば、自動運転を利用して一気に設定した温度まで冬は室温を上げて、夏は下げてしまうのが効率な方法だと言う事をご存知ですか?弱運転に設定するよりも、自動運転で一気に室温を設定温度にしてしまったほうが実は電気代がかからないんです。
雨でじめっとするからエアコンつけて寝る。ドライや冷房より自動運転にした方が適切な温度管理してくれるし電気代もお得と聞いたので自動にしてるんだけど-0.5℃?室温から0.5引くって事?室温を-0.5℃にするって事?🤔
— マッツォまつお (@mattsuxomatsuo) September 22, 2020
機会ポンコツだからよく分からないぜ。
体感だと結構涼しい! pic.twitter.com/D8ZWc36yuw
エアコンは、室内温度を設定温度までにするまでが電気を使うために電気代がかかるのですが、一度設定温度になってしまうと、実は電気代はあまりかからないのです。この自動運転機能と言うものは、電気代が抑えられる効率が良い運転を行ってくれるため、電気代をかけないとても良い運転方法なのです。
寒い冬、暖房つけても寒く感じるのは屋外と接している屋根、壁、窓から熱の出入りは起こっているからです。窓は直接外気に触れるので住まいの中で熱の出入りが一番大きいです。窓の断熱をよくするだけで寒い冬を快適に過ごせるだけでなくエアコンや暖房器具の使用頻度が減り光熱費を抑えることができます。築年数が経った家は、窓のサッシの隙間から部屋の中の熱が逃げてしまう恐れがあります。窓の「断熱性」をアップすれば電気代の節約ができます。
引用:窓の断熱対策で冬の電気代を節約!プラダン 窓 立てかけや断熱材でDIYする6つの方法
断熱シートやアルミシート、プチプチなどを窓に貼って、断熱性をアップさせる方法もあります。
エアコンは暖房の方が冷房よりも電気代が高くなる。
エアコンは暖房の方が冷房よりも電気代がかかると言ったイメージがありますが、その理由はどんなことなのでしょうか?その理由は簡単に説明すると、それにはエアコンの仕組みによる夏と冬の気温が大きく関係しており、冬は室内気温と設定温度の差が大きいことから、電気代がかかってしまうのです。
クーラー代、すごく高いと思われがちですが、暖房よりも冷房の方が電気代は低いのです😄
— 👩🏻のんくく👩🏻🐇きのあ🐇 (@usage_kn) May 30, 2017
暑さに弱いうさぎさんですから、しっかり温度の管理をしてあげて下さいね😄
家は27度設定でまず冷房をし、室温が25度になればドライにします😄
ドライで冷気が出るなら、1番安いらしい✨+扇風機で節電🌱 pic.twitter.com/ISbRStYhYT
こういった温度差がある冬場には、室内温度を設定温度までにするまでに温まる電力を使う為、電気代がかかるのです。その逆に夏場は冬場に比べて、室内温度が設定温度とあまり変わらないので、電気代は冬場に比べると安いのです。一人暮らしで自分のいるところだけ暖まりたい場合はフットウォーマーを使うと便利です。
一人暮らしの人は、部屋全体をあたためる暖房器具よりもホットカーペットやフットウォーマーで足元をあたためるだけで十分です。リビングにいる時間が短いので電気代のかかるエアコンの使用は避けたいところです。フットウォーマーの温度調整を高めに設定しておけば足元だけでなく、足先・脚・おしりもしっかりあたためることができます。
引用:【一人暮らし寒さ対策】フットウォーマーを使用した口コミ
自分の足元を暖めるだけで十分なときは、エアコンを使うよりフットウォーマーを使った方が電気代の節約になります。
まとめ
冷房では、冷たい風が出て、暖房では暖かい風がでるので、例えば、気温が23度の時に、設定温度を25度にした場合、暖房では25度になりますが、冷房では25度にはならないので、同じ室内温度にはなりません。当然、このような場合、冷房は作動しないようになります。また、電気代を節約するためには、一気に目標の温度にしたほうがいいので、エアコンを弱の設定にせず、自動運転にしたほうがよいです。