中川(なかがわ)の近くにお住いの方にとっては、河川の氾濫の可能性や避難情報、また現在の被害状況についてなどの情報が大至急必要でありながら、テレビではお住いの地域の大雨情報や河川の情報を得ることはなかなか難しいです。
本記事は、利根川水系であり、埼玉県から東京都を流れる中川についての最新情報になります。お近くの方のお役に立てれば幸いです。
なお、この記事は2020年06月12日を最新とし、その後の情報は順次更新していく予定です。
中川の水位ライブカメラはこちらから!
各所が公表しているライブカメラのリンク一覧になります。
以下ページの各項目をクリックすることで、各ポイントのライブカメラにジャンプします。
吉川市や三郷市、葛飾区を流れる中川の状況を確認できます。
中川は羽生市内に水源があります。その後、加須市や幸手市、春日部市、吉川市、越谷市、草加市、三郷市、八潮市など埼玉県内を流れます。途中、権現堂川や大落古利根川(おおおとしふるとねかわ)、新方川(にいがたがわ)、元荒川、大場川などの支流が合流します。東京都に入り、足立区や葛飾区を流れて、綾瀬川が合流し、その後、江戸川区を荒川と並走して流れながら東京湾に注ぎます。中川から分流する新中川が、利根川の分流の江戸川のさらに分流の旧江戸川と合流します。そのため、中川は利根川水系となります。
仕事の関係上、越谷市のレイクタウンから吉川市を通り、三郷市のららぽーとに行きます。大雨の日は道路が冠水しやすく、水しぶきをあげながら運転しないといけません。また、中川を渡る橋は、かなり渋滞します。
河川氾濫の可能性はある?
現在の状況を確認するには、こちらをご利用ください。
このサイトから現在の河川の状況を見ることで、実際に氾濫する危険性があるのかどうか、あるいはすでに危険な水位となっているのか、避難が必要なのかどうかをチェックできます。
中川は昔から氾濫を繰り返してきました。
埼玉県 三郷市 彦倉
— 正直御朱印さんぽ (@syuintogosyudai) March 31, 2019
足利時代創建
真言宗 明星山 延命院
彦倉虚空蔵尊
三郷でも彦倉地域のみ鰻を食べない風習残る地域
中川が氾濫し人々が流され、虚空蔵菩薩様のご慈悲で遣わされた鰻の大群に助けられた為に、鰻信仰で現在も食べない方がいるそうです。虚空蔵菩薩は鰻の化身とも言われているそうです pic.twitter.com/xkSWtWR1ge
また、中川は、荒川や利根川や江戸川などに囲まれて流れています。
なるほど。それで利根川上部の久喜市での氾濫で葛飾区が浸水するって事なのかぁ。。理由は解ったけどスケールがでかすぎてイメージできない。#葛飾 #中川 #江戸川 #利根川 #氾濫 pic.twitter.com/9h74oYsoud
— heihooheihoo (@heihooheihoo) October 12, 2019
そのため、台風や豪雨のときに、どこかが決壊すると、氾濫する可能性があります。
氾濫注意水位とは?
この場合は、河川が今後氾濫する可能性が示唆されているということです。
【警戒レベル2相当】中川の吉川水位観測所(吉川市)では、12日19時00分頃に、「氾濫注意水位」に到達し、今後、水位はさらに上昇する見込みです。洪水に関する情報に注意して下さい。
— 春日部ニュースch (@kasukabe_newsch) October 12, 2019
詳しい情報は、こちらから確認してください。https://t.co/DqfNukEoiJ
実際の避難まではしなくて大丈夫そうですが、引き続き、最新情報を必ずこまめにチェックするようにしましょう!
避難判断水位とは?
中川上流の吉川のテレメータ水位。
— heihooheihoo (@heihooheihoo) October 12, 2019
21:40から22:30までの10分単位の水位は、3.87m,3.9m,3.91m,3.94m,3.96m,3.99m。避難判断水位は3.7m。氾濫危険水位が4.1m。雨のピークは越えた頃だけど。。 #葛飾 #中川 #氾濫
この場合には、そう遠くない将来に河川が氾濫する危険性がある、という状態です。
すぐに最新の全国の避難情報を確認して、ご自身の地域が避難準備や勧告が出ていないかチェックしてください。
そしていつ避難の指示が出ても動けるように備えておくことが大切です。
氾濫危険水位とは?
この場合には、もう河川がいつ氾濫してもおかしくはないとても危険な状態になっています。
⚠️【避難情報】
— 川越東高校新聞文芸部[KTNP通信] (@kawatonnp) October 12, 2019
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発令:避難勧告
対象:以下画像を確認
――――――――――
🚨中川氾濫の恐れあり🚨
これからの移動は危険です。家の高い場所、高い階へ移動してください。
※吉川市発表情報より作成#台風19号 #埼玉 #災害情報 #避難勧告 #緊急速報 pic.twitter.com/ljZ4TUIjhE
川の近くにお住いの方は確実に、川から距離のある地域への移動を強くお勧めします。
川がどうなっているか見に行ってはダメです!
非常に危険な状態ですので、川とは逆方向に移動し、引き続きインターネットなどでの最新情報の確保につとめてください!
台風や大雨の際は、河川に近づかないようにしましょう。
最新の被害状況は?
台風の影響でかなり増水しました。
〜避難判断水位〜21:00現在
— 気象・河川情報 (@river_weather) October 12, 2019
「中川」
地域︰埼玉県 吉川市
埼玉県と東京都を流れる中川では、大雨の影響で水位が上昇し、埼玉県吉川市にある観測点では避難判断水位に到達しています。警戒してください。
・埼玉県 春日部市牛島(カメラ) pic.twitter.com/0lkDvJlbRW
川沿いの通路まで水が迫っています。
知り合いから連絡が。
— takuto (@Taku_marujin24) October 12, 2019
地元河川である中川の水位がここまでになるのは初めてです。。
本当に怖くなってきました💦
どうか防波堤だけは越えないで欲しい😓 pic.twitter.com/dLbFfyXhNd
また、大雨の時に、本流が大丈夫でも、周囲の河川や支流が氾濫して浸水していることはよくあります。
ニュースなどで、本流がまだ余裕があるといっても、気を抜かないようにしましょう。
ハザードマップからある程度浸水箇所は確認できるかと思います。
家への浸水を防ぐ為には「水のう」を作成し、玄関などに置くことで、外からの水の侵入を防ぐことができます。
まだ本格的に浸水していないタイミングで準備を始めます。
水のうの作り方
- 45Lのビニール袋を2重にして水を半分(20Lほど)入れる。
- 空気をできるだけ抜いて、硬く口を縛る!
これだけです!(最近では空気を残して口を縛ってOKという説明もあります)
大きなビニール袋がなければとりあえずスーパーの袋でもなんでもいいです。20Lの水は重いため、小さめの水嚢をたくさん作ってもいいです。
そして作った水のうを複数個段ボールに入れ、段ボールごとレジャーシートで覆ったものを玄関に設置すれば、浸水の予防に役立ちます!水のう入り段ボールでなくても、ポリタンクやプランター(レジャーシートで覆う)でも同じように設置可能ですし、テーブルの天板を玄関に立てかけ、これらのもので抑えれば、より強力です。
また、トイレや風呂場などから下水が逆流してくることがあるので、作った水のうをトイレの中や、風呂場の排水口などにおいて蓋をしておくと、下水が家に逆流することを防ぎます。
過去の情報まとめ
2017年10月にも、かなり増水しました。
中川メチャメチャ水位上がってる😳
— Masa (@masa_lovemusic) October 23, 2017
雨止んで良かったけど、これ雨続いてたらマジで氾濫してたかもね💦
しかし風がメチャメチャ強い。
吹き飛ばされそう🌪
皆さんお気をつけください。 pic.twitter.com/9tafs1sltu
水が土手を超えて、周囲の住宅街まで浸水しそうです。
中川も水位があがり、岩壁ギリギリです(台風時はよくこうなるのでいつも通りといえばいつも通り) pic.twitter.com/0pzEVoIifv
— ケビン (@KEVINwithKEVIN) September 20, 2016
もう少しで、浸水しそうなほど増水しています。
通常の様子
普段から治水対策の工事をしています。
今日のメインの目的地はここ「首都圏外郭放水路」。中川、綾瀬川などの氾濫は防ぐための巨大な地下水路で、「地下神殿」などとも呼ばれるところ。人々の英知が結集された施設はすばらしかったですが、今夜、ここが稼働するような状況にならないことを願います。#首都圏外郭放水路 pic.twitter.com/IjTB6GoYcT
— A4で峠めぐり ^^ (@A4_sukidesu) September 8, 2019
特に首都圏外郭放水路が有名です。
おはようございます。
— 浴衣散歩1♂🙇♂️会話に第三者が♡をしないでね🌹🚶♂️⛳️ (@yukata03) March 2, 2017
今日の浴衣散歩は三郷放水路です。
散歩道の途中に有る中川と江戸川を結ぶ放水路。緊急時には中川の水位が上がると江戸川へ流す役目の放水路です。 pic.twitter.com/NUypMGy7O6
三郷放水路も有名です。
吉川橋に来ています。
— 東京大学地文研究会地理部 (@UT_Chiribu) January 5, 2020
中川にかかる橋で、越谷市と吉川市を結んでいます。ここから、中川と元荒川の合流の様子を眺めることが出来ます。なお、現在、新しい橋への架けかえ工事が行われています。(68期部員) pic.twitter.com/p5H2SVWBTT
河川の合流地点は浸水しやすいです。
お住まいの地域に、本流以外にも、どのような支流があるかも確認しておきましょう。
普段から、ニュースや気象情報、ハザードマップなどを確認して、いつでも迅速に行動できるように準備しておきましょう。