今日は、世界最高峰のマリインスキー・バレエ団で今大注目の若手ダンサー・永久メイさんについて気になることを調べてみたいと思います。
まず、どれだけ永久メイさんが凄い方なのか具体的にわからなかったので、バレエ未経験の方にもわかるように、永久メイさんのプロフィールをご紹介したいと思います。
合わせて、コンクール経歴や身長、出身中学と高校についても調査してみたいと思います。
これから大きく話題になる方であること間違いないですので、今日はお名前だけでも覚えたほうがいいですよ~!
プロフィール
永久 メイ(ながひさ めい)
生年月日: 2000年5月
年齢: 18歳 (2018年11月現在)
出身: 兵庫県
大注目の永久メイ!
— ジャパン・アーツ/バレエ・ツイッター (@ja_ballet) August 4, 2018
12月2日、3日『マリインスキーのすべて』で『海賊』パ・ド・ドゥを踊ることが発表されておりますが、第3部の『パキータ』にも友人役で両日出演するとの連絡がありました。今回のマリインスキー・ガラも見逃せません!
(8月4日現在の情報です。) pic.twitter.com/1zgiwYNDKF
3歳でバレエを始めた永久メイさんは、コンクールで入賞するようになると、将来はバレリーナになることを意識していたのだそうです。
12歳のときに、世界最大のバレエコンクールである、ユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)におけるジュニアの部で優勝したことから、スカラシップを獲得。
13歳だった中学1年生の9月に親元を離れて、モナコの名門であるモナコ王立プリンセス・グレース・アカデミーに留学。
4年間学んだモナコのバレエ学校はとても厳しく、自己管理ができない生徒は退学になったのだそうです。入学したころはホームシックで毎晩泣いていたのだそうです。
しかし英語もわからなかったため、「もう日本に帰れば?」と言われても、何も言い返すことさえできなかったのだとか。
バレエ学校に入って2年目の2015年、15歳のときに、クラシックバレエの最高峰であるロシアのマリインスキー・バレエのユーリー・ファテーエフ舞踊監督の目にとまり、マリインスキー劇場で「ラ・バヤデール」の壺の踊りを踊ることに。
永久メイさんにとっても憧れの場であったマリインスキー劇場の舞台で踊ったことがきっかけとなり、その後は何度かファテーエフ監督のレッスンを受けるようになったのだそう。
そして2017年、最優秀卒業生としてプリンセス・グレース・アカデミーを卒業すると、ファテーエフ監督の勧めもあり、17歳でマリインスキー・バレエに研修生として入団(18歳までワーキング・ビザがもらえないので正式入団はできなかったため)。
モナコを離れ、言葉も通じないロシアでの生活がスタートすると、いきなりソリスト役を任されたのだそうです。
2018年4月には「くるみ割り人形」で初の主役に抜擢され、名門マリインスキー・バレエ団で主役を踊った初の日本人となりました。
5月には日本人初となる、「セカンド・ソリスト」として、マリインスキー・バレエの正式団員になっています。
そして数々の作品で重要な役を踊り、今年の11月から行われる、マリインスキー・バレエ来日ツアーにおいて、本格的な日本デビューを飾ることが決まっています。
来日ツアーでは、「ドン・キホーテ」、「白鳥の湖」、ガラ公演「マリインスキーのすべて」のすべてに出演します!
チケット情報はこちらのサイトへ。
コンクール経歴が凄い!
永久メイさんは、日本で深田真紗子先生という方に従事していました。
こちらの先生は、兵庫県宝塚市で「深田真紗子バレエアカデミー」を主宰されている方のようで、今でも永久メイさんは夏休み中などで帰国した際には、毎日先生のところにレッスンに来ているのだそうです。
早くから将来プロのバレリーナになることを意識していた永久メイさんは、小さい頃から国内のコンクールに出場し、バレエの才能を発揮していたのだそうです。
そして世界最大のバレエコンクールである、ユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)には、海外のバレエ学校に行くために出場するようになったのだそうです。
そのかいあって、12歳でYAGPジュニアの部でグランプリを受賞。プロとしてやっていくことを強く意識したのだそうです。
その後に出場したコンクールの経歴について調べてみました。
2012年11月 YAGP日本予選 ジュニア部門優勝
2013年1月 NBA全国バレエコンクール2位
2013年4月 YAGP決勝ジュニアの部 優勝
2017年2月 ローザンヌ国際バレエコンクール セミファイナリスト
意外と数が多くないのは、YAGPでグランプリを受賞したことをきっかけにそのすぐあとに永久メイさんはモナコへ留学したために、日本国内でのコンクールには少ししか参加していないことが関係していそうです。
また、他に2つ出場したコンクールがあるのですが、理由があって棄権となっています。
そのケースを除けば、「コンクールに出れば素晴らしい成績を残す」という、百戦錬磨の永久メイさんですね!
身長は?
バレエをやっている動画を観たりすると、手足がスラーっと長く伸びるので、身長も高いように見えるのですが、実際どのくらいなのでしょうか。
調べてみましたのですが、永久メイさんの身長は公表されていないようですね。
予想としては155cmくらい?といっているサイトもありましたが、SNSを見ても身長を推測できそうな画像は見つけられませんでした。
永久メイさんの身長に関しては、情報が入り次第、追記していきますね。
出身中学・高校はどこ?
永久メイさんが実際に通っていた中学・高校は、モナコのプリンセス・グレース・アカデミーというバレエ専門学校になります。
というか、留学先ですね。
実は永久メイさんは、同時に日本の中学にも所属はしていたようで、一時帰国の際には日本の学校にも行っている、という情報もありました。
少なくとも中学の1学期は日本にいましたので、小学校を卒業後は日本の中学校へ進学していた、ということになります。
そこで、こちらの情報はとあるサイトへの書き込みですので信ぴょう性のほどは不明ですが、永久メイさんが通っていた小学校は「小林聖心女子学院小学校」だという情報があります。
仮にもしこれが本当だとしたら、こちらの私立小学校は、小中高での一貫教育ですので、中学も小林聖心女子学院中学に進学した可能性があるのではないでしょうか。
受験もないとなれば、安心してバレエに打ち込めますから、小中高一貫となっている私立にいく選択はアリだな~と思います。
ただ、ほとんど通っていない学校にも学費を出しつつ、留学先へも生活費などの仕送りすることを考えたら、ご両親にかなりの財力がないと賄えないですよね~。
日本の出身中学・高校についての情報が今後入りましたら、お知らせしたいと思います。
追記 2018.11.26
コメントにて情報提供いただきました。
中学校は市内の公立中学校に通っていたのだそうです。小学校がどこだったかまでは分からないそうですが、少なくとも中学校は小林聖心女子学院ではない、ということが分かりました!
コメントありがとうございます♪
まとめ
バレエの実力はもちろんですが、中1でモナコにバレエ留学することを決断したり、バレエが好きでたまらなくて一度もやめたいと思ったことがなかったりと、まさにバレエをするために生まれてきた方だ、ということが分かりましたね。
また、それを支えてきたご両親の熱意や財力も凄いなぁと思いました。
11月から日本公演も始まり、今までバレエとは無縁だったような方にまで、永久メイさんのことが知られていくのではないでしょうか。
これからの永久メイさんの活躍からも目が離せませんね。