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森下竜一のwikiプロフ!プラスミドなどDNAの研究に対する努力や実力が凄い!ノーベル賞の可能性は?

今回は大阪大学の教授であり、アンジェスというバイオテクノロジーの会社の創始者でもある森下竜一(もりしたりゅういち)教授についてです。

現在、プラスミドというベクターとなるDNAの研究や、新規ワクチンの開発を手掛けている会社がアンジェスです。

それは大阪大学発のバイオベンチャー企業です。

創業した森下竜一教授の学歴や経歴などのプロフィールが気になるので調べてみました。

また、その研究内容や努力や実力も!

森下竜一教授のwikiプロフィール

Okayama, Japan – April 15, 2019 : Kibitsu railway station platform. 出典:123rf

生年月日:1962年5月12日(2020年6月現在58歳)

出身地:岡山県

学歴:大阪大学医学部大学院卒業、医学博士

職業:大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学教授

最近はニュース番組などでも、よく見かけるようになりました。

WIKIプロフ①学歴

DNA genome research. DNA molecule structure. 3D double helix illustration. Genetic engineering of the future. 出典:123rf

高校は、東京都練馬区にある武蔵高校を卒業しています。中高一貫の超難関進学校で、偏差値がかなり高いです。

その後、地元に近い大阪大学医学部に進学しています。

大学卒業後は医者としての臨床には進まず、老年病講座大学院へ進学して博士号を取得しています。

1991年、大学院を卒業後はスタンフォード大学に留学して、プラスミドのベクターなど遺伝子(DNA)に関する研究をしました。

帰国してからは、大阪大学医学部老年病医学教室の助手や講師として勤務しました。

2003年より、現在の大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学の教授となりました。

大学の教授まで昇りつめて、物凄い学歴です。

WIKIプロフ②経歴

1999年、森下教授はメドジーンというDNAの研究をする会社を立ち上げます。

2001年にアンジェスエムジー株式会社と名前を変えました。

2002年に株式上場を果たしました。

2017年にアンジェス株式会社と名前を変えました。

そのアンジェスは、主にプラスミドと呼ばれる環状のDNAをクローニング用のベクターとして用いた研究をしています。そのDNAを用いて、新規ワクチンの研究や開発もしています。

それでは、プラスミドとかベクターなどと呼ばれる遺伝子(DNA)はどういったものなのでしょうか?また、それがどうワクチンにつながるのでしょうか?

これから調べていきます。

プラスミドやベクターなどと呼ばれるDNA(遺伝子)の研究に対する努力や実力

これから、プラスミドやベクターについてと、森下竜一教授のその研究への努力や実力を調べていきます。

努力や実力①プラスミドやベクターのDNAの勉強をするために留学

プラスミドは、細胞核の中ではなく、細胞質内に存在するDNAです。

研究や実験ではアデノウイルスのDNAを環状にしたプラスミドを用いることが多いです。

その環状のDNAをHindⅢなどの制限酵素で切り貼りをして、環状の輪の中に他のDNAを組み込みます。実験に必要な制限酵素はタカラバイオなどのメーカーが製造しています。

そして、研究や実験でクローニングしたり、遺伝子を組み替えたりしたりするために用いられるDNA全般のことをベクターといいます。

そのベクターを大腸菌に取り込ませて、そのベクターのDNAからRNAを転写して、最終的に目的となるタンパク質を発現します。

結局、研究で用いるプラスミドやウイルス全般の総称のことがベクターです。

アメリカのスタンフォード大学に留学し、こういった、プラスミドのDNAの実験や研究の手技を学ぶ努力をしました。その努力が認められ、帰国後に大阪大学で教授にまで上り詰めました。

森下教授はこういったプラスミドベクターを用いた研究のスペシャリストです。

努力や実力②アンジェスを創業し特許も取得している

先ほど述べたプラスミドにワクチンとなる抗原のタンパク質の元のDNAを組み込み、大腸菌にそのプラスミドベクターを取り込ませます。

そうすると、ワクチンとなる抗原のたんぱく質を生産できます。

森下教授が努力して創業したアンジェスは、そのプラスミドベクターの作成や大腸菌でプロテインを合成する研究を行っています。

国内でも、こういった研究をする企業の先駆けがアンジェスです。

そこで、DNAやペプチドのバイオテクノロジーの特許も取得しています。

特許を取得できるのは実力が認められている証拠です。世界中の人々の役に立っています。

ノーベル生理学医学賞を受賞する可能性は?

過去には、日本の研究者では、利根川進さんや山中伸弥さん、大村智さん、大隅良典さん、本庶佑さんがノーベル生理学医学賞を受賞しました。

京都大学の山中伸弥教授がips細胞の研究で受賞したのも記憶に新しいです。ノーベル医学生理学賞は、比較的、国内の研究者が受賞していることが多いです。

森下教授は、プラスミドのDNAをベクターとして使用し、目的とするタンパク質を大腸菌に造らせる研究をしています。そのタンパク質が世界中の人々の役に立てば、ノーベル賞を受賞する可能性のあります。

まとめ

森下竜一教授の学歴や経歴が気になるので調べてきました。超難関進学校の武蔵高校を卒業して、大阪大学医学部に進学しました。

臨床の道には進まず、研究者として教授にまで昇りつめました。海外にも留学するという努力もしました。

アンジェスというバイオテクノロジーの企業も創業しました。そこでは、プラスミドベクターを大腸菌に導入してプロテインを生産する技術を研究しています。

日本国内では、こういった研究の実力者が森下竜一教授です。

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