最上川(もがみがわ)の近くにお住いの方にとっては、河川の氾濫の可能性や避難情報、また現在の被害状況についてなどの情報が大至急必要でありながら、テレビではお住いの地域の大雨情報や河川の情報を得ることはなかなか難しいです。
本記事は、山形県を流れる最上川についての最新情報になります。お近くの方のお役に立てれば幸いです。
なお、この記事は2020年07月27日を最新とし、その後の情報は順次更新していく予定です。
最上川の水位ライブカメラはこちらから!
各所が公表しているライブカメラのリンク一覧になります。
以下ページの各項目をクリックすることで、最上川の各ポイントのライブカメラにジャンプします。
中流域です。
下流域です。
戸沢村のライブカメラです。
庄内町です。
酒田市です。
小牧川水門です。
出羽大橋です。
下瀬です。
最上川は山形県米沢市と福島県の境にある吾妻山に水源があります。 その後、山形県内の南陽市や長井市、大江町などを流れます。
また、寒河江市や天童市、東根市、村山市、尾花沢市、新庄市などを流れて庄内平野を形成しつつ、酒田市から日本海に注ぎます。途中で、羽黒川や天王川、鬼面川、吉野川、月布川、立谷川、寒河江川、丹生川、銅山川、鮭川、相沢川などの支流が合流します。最上川は球磨川や富士川と並んで、日本三大急流の一つです。
庄内平野は最上川などの水が豊富です。
そのため、日本有数の米どころです。
河川氾濫の可能性はある?
現在の状況を確認するには、こちらをご利用ください。
このサイトから現在の河川の状況を見ることで、実際に氾濫する危険性があるのかどうか、あるいはすでに危険な水位となっているのか、避難が必要なのかどうかをチェックできます。
日本三大急流の球磨川が大変なことになっていますが、同じ三大急流の最上川もかなり水位が上がっています。写真は今朝の大旦川水門付近。北村山には洪水警報も出ていますのでご注意ください。 pic.twitter.com/2lTZWvpbDm
— EVE (@EVE_SATOH) July 7, 2020
最上川は日本三大急流の一つです。
球磨川氾濫、、。大変な状況です
— ナカケン@プロ社外人事/管理部長(チェーン店100社以上) (@nakatani627) July 4, 2020
昔、日本三大急流は「富士、球磨、最上川」って習いました。
近年はどこでも、氾濫しています。
なんか、治水のあり方に問題あるんかな?単に想定を上回っているだけ? pic.twitter.com/nJW98nsM4w
そのため、氾濫が起きやすいです。
氾濫注意水位とは?
この場合は、河川が今後氾濫する可能性が示唆されているということです。
最上川長崎水位、22時現在は15.69mと30分で10cm下がってますね! 尚、避難判断水位が15.50mで、氾濫注意水位が13.30mとなってるようです。 酒田市の河口に向かって流れてますから下流も水位かなり高くなるはずで、しばらく警戒ですね!
— yusei_こまつ (@yusei_komatsu) July 28, 2020
実際の避難まではしなくて大丈夫そうですが、引き続き、最新情報を必ずこまめにチェックするようにしましょう!
避難判断水位とは?
河川災害対策支部を「注意体制」に移行#最上川 の #下野 水位観測所で避難判断水位を下回り、なお水位が下降する見込みから、7月2 9日7時40分に河川災害対策支部を「注意体制」に移行しました。
— 国土交通省 山形河川国道事務所 (@yamagata_mlit) July 28, 2020
今後の気象情報にご注意願いします。 https://t.co/eHY2SvFQuH pic.twitter.com/p1TRoKXIVH
この場合には、そう遠くない将来に河川が氾濫する危険性がある、という状態です。
すぐに最新の全国の避難情報を確認して、ご自身の地域が避難準備や勧告が出ていないかチェックしてください。
そしていつ避難の指示が出ても動けるように備えておくことが大切です。
氾濫危険水位とは?
この場合には、もう河川がいつ氾濫してもおかしくはないとても危険な状態になっています。
~氾濫危険水位~ 09:00現在
— 気象・河川情報 (@river_weather) August 6, 2018
〈最上川〉
地域:山形県 酒田市、庄内町
昨晩からの降り続いた雨の影響で、最上川では水位が上昇し、06:50に氾濫危険水位に到達しました。下流域ではまだ水位の上昇している地域もあります。氾濫に警戒してください。 pic.twitter.com/gzycm203a6
川の近くにお住いの方は確実に、川から距離のある地域への移動を強くお勧めします。
川がどうなっているか見に行ってはダメです!
非常に危険な状態ですので、川とは逆方向に移動し、引き続きインターネットなどでの最新情報の確保につとめてください!
台風や大雨の際は、河川や道路脇の側溝にも近づかないようにしましょう。
最新の被害状況は?
河川敷が水浸しになっています。
最上川水防団待機水位w pic.twitter.com/4jzxqvilDY
— サラマンダーカブ (@saramandercub) July 15, 2020
豪雨のため濁流となっています。
最上川上流、ラスカルの地元の現在の様子、濁流となっていますが水位は下がって来ています。 pic.twitter.com/yK03XYeb0H
— ラスカル (@KajyuenMarumasu) July 9, 2020
また、大雨の時に、本流が大丈夫でも、周囲の河川や支流が氾濫して浸水していることはよくあります。
ニュースなどで、本流がまだ余裕があるといっても、気を抜かないようにしましょう。
ハザードマップからある程度浸水箇所は確認できるかと思います。
家への浸水を防ぐ為には「水のう」を作成し、玄関などに置くことで、外からの水の侵入を防ぐことができます。
まだ本格的に浸水していないタイミングで準備を始めます。
水のうの作り方
- 45Lのビニール袋を2重にして水を半分(20Lほど)入れる。
- 空気をできるだけ抜いて、硬く口を縛る!
これだけです!(最近では空気を残して口を縛ってOKという説明もあります)
大きなビニール袋がなければとりあえずスーパーの袋でもなんでもいいです。 入れる水の量は20Lでなくても、自分で持ち上げられる重さまでで大丈夫です。水は重いですからね。ポリ袋の口の部分をねじっておくと、結びやすいです。
そして作った水のうを複数個段ボールに入れ、段ボールごとレジャーシートで覆ったものを玄関に設置すれば、浸水の予防に役立ちます!
水のう入り段ボールでなくても、ポリタンクやプランター(レジャーシートで覆う)でも同じように設置可能ですし、テーブルの天板を玄関に立てかけ、これらのもので抑えれば、より強力です。
また、トイレや風呂場などから下水が逆流してくることがあるので、作った水のうをトイレの中や、風呂場の排水口などにおいて蓋をしておくと、下水が家に逆流することを防ぎます。。
過去の情報まとめ
住宅街まで冠水しています。
大江町左沢の最上川 冠水してる 今朝より1m近く水位が増したよう
— 太田 清一郎 (せいちゃん) (@tw_seichan) July 18, 2013
20130718 14:20 http://t.co/8nYO2RcX5e
昔から氾濫が多いため、治水をしています。
市立資料館より『最上川 氾濫と治水』企画展のチラシが届きました☆昨年の8月、豪雨による避難指示がでたことは記憶に新しいところです。この企画展では江戸時代の洪水から明治・大正・昭和と治水の歴史を紹介します.・* pic.twitter.com/aqhFuGgOes
— 酒田観光物産協会 (@mokkedanosakata) March 26, 2019
普段から、ハザードマップなどで避難経路を確認しておきましょう。
通常の様子
米沢には米沢城もあります。
本日は日中暇だったので最上川眺めて、米沢城跡(上杉神社)見てきた pic.twitter.com/MijJ3pPBq7
— F.M.T.J. (@u27c4e893b2747p) February 15, 2019
綺麗な冬景色です。
晩秋の「最上川」夕景(寒河江市付近にて) pic.twitter.com/raQv5KYVBZ
— maru (@anchormaru) November 30, 2017
寒河江市の風景ものどかです。
【国道47号線沿いの最上峡絶景スポット】
— 庄内観光コンベンション協会 (@shonaiva) July 13, 2020
国道47号線は、庄内と山形県最上地方を結ぶ幹線道路で、戸沢村古口から庄内町清川にかけては、山形県の母なる川「最上川」の流域の中でも随一の景観を誇る最上峡の中を通ります🚙 pic.twitter.com/L2EaLM2koX
最上峡も美しいです。
お住まいの地域に、本流以外にも、どのような支流があるかも確認しておきましょう。
普段から、ニュースや気象情報、ハザードマップなどを確認して、いつでも迅速に行動できるように準備しておきましょう。