大学受験の受験票や写真表などに貼る写真は、試験当日にメガネをかける人はメガネをかけたまま撮るのが基本です。証明写真を撮る時はフラッシュでレンズが反射しないように、メガネを外して撮影する人も多いので、撮った後に「あ!メガネ外して撮っちゃった!」と慌てる人がいます。メガネを着用していない写真で受験する時にはどうしたらいいのでしょうか?メガネ以外の注意点などについてもまとめました。
試験中メガネをかける人は、受験票の写真もメガネ着用が必須
「勉強中などはメガネをかける生活をしています。大学受験の試験中もメガネをかけたいのですが、願書や受験票に貼る用の写真はメガネをしないで撮ってしまいました。この写真を使ってもいいですか?」と質問がありました。同じように写真を撮るときにメガネを外して撮ったものの、当日メガネ着用の人は写真もメガネ着用のようなことが案内に書かれているのに気付いて慌てる人がいます。どうしてメガネを着用して写真を撮らないといけないのでしょうか?試験当日は、受験票や写真票などで監督者が受験者の顔を確認しますが、メガネの有無で印象が変わってしまうと本人確認がしにくくなってしまいます。そのため、受験票や写真票は試験の時と同じ状態の写真を撮って欲しいのです。
わて普段裸眼だけど、試験の時は眼鏡かけてるのね。そんで顔写真のときも裸眼で撮ったの☺️そんで今受験上の注意の受験票・写真表のとこみたら、『試験時間中に眼鏡をかける者は、眼鏡をかけて撮影してください』って書いてあったのよ〜〜〜😭
— 🍯もあぴ🐛 (@ikemesomoai) January 17, 2020
もしも、普段はコンタクトをしているものの、当日に目の調子が悪くてメガネを着用する可能性もある場合はどうしたらいいのか?と疑問が浮かんでくると思います。コンタクトで受験するつもりならメガネをかけていない写真を撮りますが、当日やむを得なくメガネ着用で行った場合は、本人確認のためにいったんメガネを外すように指示される可能性があります。その場合は、監督官の指示に従ってください。
メガネなしで撮ってしまったけど大丈夫?
「絶対大丈夫です!」とは言えませんが、自分の経験では大丈夫でした。コンタクトで撮ってメガネで行きましたが、本人確認のためにメガネを外すようにも言われませんでした。入試の本人確認は写真と本人を見比べて「本人っぽいな」と判断される程度です。監督官も本人確認のために受験生の気が散らないように、配慮してくれてるような気がします。実際、過去に某有名大学で座席を間違えて欠席者の席に座った受験生が合格点を取った際、本来その席に座るはずだった受験生に合格通知が送られたことがありました。つまり、写真で本人確認していると言っても別人でも気づかない程度にしか見ていないケースもあるということです。もしかしたら、席を間違えた人と欠席者がかなり似ていた可能性もありますが。そもそも、メガネ着用者がメガネ着用なしの写真を使ったからといって、本人確認で減点されることはありません。もしも、監督官が「あれ?」となってもメガネを取った顔を見せれば良いだけですから、あまり心配しすぎる必要はないですよ。
メガネ以外にも大学受験の写真と当日の見た目が変わらないようにする
受験票や願書の写真は身分証明書の写真と同じような物と考えてください。試験官は写真で本人確認をします。定期テストの時は机上に出してある学生証で本人確認をしています。大学のテストで替え玉はいないと思いますが、入試では予想外の事も起こるので、写真と受験日の見た目を揃えるのは大切な事です。時々、ぱっと見では写真と別人のように見える受験生がいます。大学受験の場合は、受験するのが高校生とは限らず、予備校生などもいます。受験用の写真を撮った後、気合を入れるという名目で髪型や髪の色を大きく変えてたため、写真と雰囲気が大分変わっていた受験生もいました。女性などもロングヘアがショートへアになったりするのも分かりにくいです。最近は年配の人でも大学受験に挑戦する人が増えてきていますが、写真は白髪で当日黒く染めているのも印象が違います。これらは本人確認に困るケースです。写真はメガネなしでも当日メガネあり、その逆などは良くいますが、髪型などの変化とメガネの有無を合わせると、初対面の人間と写真ではぱっと見で同一人物と判断出来ない場合もあるので注意して欲しい点です。
写真はどこで撮る?
大学受験の受験票や写真表などに使う写真は基本的にどこで撮っても大丈夫です。写真屋さんでもスピード証明写真の機械で撮影しても良いでしょう。大学受験の一般入試の場合は、本人確認ができる写真なら写真をどこで撮ろうが、基本的に合否に影響ありません。勿論、本人確認用の写真は髪型が顔にかからないなどの注意点はありますが、一般入試の場合は写真よりも学力が問題です。しかし、推薦入試やAO入試の場合は、書類選考や面接があるため、一般入試よりは気を遣った方が良いでしょう。見た目だけで判断されるものではありませんが、見た目が判断材料になってしまうこともないとは言い切れないです。一般入試の場合は、学力がポイントなので関係ないはずです。大学は高校と違い厳しい校則などがないので、私服ですし、髪形も自由です。基本的に指導されることはありません。
大学受験の写真はメガネ以外にも注意すべきことがある
大学受験をする際には、自分が受験する大学の要項を確認してください。
大学受験に必要な写真の条件
- 縦4×横3cmの証明写真
- 上半身、正面、無帽、無背景、枠ナシ
- マフラーやサングラスの着用不可
- スナップ写真など不鮮明な写真や本人確認が難しい写真は不可
- 家などで撮った写真は不可
- スピード写真の証明写真は受付可能
- 本人が判別できる写真であること
上記は東京の有名私立大学の条件ですが、大体どの大学も似た内容だと思います。中には服装や化粧に至るまで、細かく指示されている大学もあります。ちなみに、髪型、メガネ、帽子などの指定があっても、服装まで指示している大学は少ないです。
【共通テストの持ち物】
— 【公式】大学受験情報局 (@anataha_goukaku) January 5, 2022
①受験票、写真票
②黒鉛筆
③シャープペンシル(解答には利用しないこと)
④消しゴム
⑤鉛筆削り
⑥時計
⑦眼鏡、ハンカチ、目薬、ティッシュ
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これらのみ机に置いてもOK🙆♂️
※定規は使用禁止🈲 pic.twitter.com/f8IbJXdwBW
基本的に、受験の写真の服装は自由です。ある程度しっかりした服装がいいので、学生は制服が無難です。しかし、大学によっては入試の時に提出した写真が大学の学生証として使われる場合があります。入試の時は高校生らしくて良いと思っても、大学4年間高校の制服を着た写真を使わなければならないというのは少し恥ずかしいですよね。大学に入って高校の時と印象が変わってしまう人もいますので、大学デビューを狙っている人などは制服で撮らない方が良いです。