今日は2019年3月放送の「情熱大陸」にも出演する、生徒が熱狂する学習塾「探究学舎」の代表を務める宝槻泰伸さんについて気になることを調べてみたいと思います。
まず気になるのはその学歴と経歴。なんでも高校を中退したにも関わらず、京都大学に進学しているんです。
しかも2人の弟さんも中卒で大検を取得し、京都大学に入っているんです。
さらには、3人とも塾にも通っていなかったのだとか。
高校や塾に行かなくても3兄弟を京大に合格させた秘密は、宝槻泰伸さんのお父さんの独特な家庭学習方法にあったようです。
今日は宝槻泰伸さんのプロフィールをwiki風にまとめ、宝槻泰伸さんが中退した高校はどんな高校だったのか、中退した理由に迫りたいと思います。
また、お父さんと2人の弟さんの学歴と経歴も分かりましたので、どんな父&弟だったのかについてもご紹介したいと思います。
最後にはやっぱり「探究学舎」が気になりましたので、探究学舎についても簡単にご紹介していきたいと思います~!
まさか奥様も凄い方だとは・・・!
そして家族全員、活躍されている方で顔だししていましたので画像もありますよ~!
wiki風プロフィール
宝槻 泰伸(ほうつき やすのぶ)
生年月日: 1981年5月25日
年齢: 37歳(2019年3月現在)
出身地: 東京都三鷹市
次回は子供が熱狂する塾!?大人気塾の代表が教える目からウロコの教育法に密着しました。「驚きと感動がとまらない」魔法の授業の秘密とは?17日夜11時から放送です。#情熱大陸 #mbs #tbs #宝槻泰伸 #塾 #教育 pic.twitter.com/YY5t9jXzij
— 情熱大陸 (@jounetsu) March 10, 2019
3兄弟の長男として1981年に東京で産まれた宝槻泰伸さん。
高校に進学するも、すぐに中退。
自宅で学習して大検を取得すると、京都大学経済学部に進学。
在学中には、塾を開いて多くの高校生のやる気を引き出して評判となりました。
大学を卒業するとすぐに起業し、高校・大学で教壇に立ったり、職業訓練校では主婦やシニアに社会人基礎力を教える講座をひらいたり、企業研修や教員研修などいろいろな場所で講師として活躍。
2012年、東京・三鷹に学習塾「探究学舎」を設立し代表に。
プライベートでは結婚していて、2009年に第一子が産まれています。そこから10年ほど経った2019年3月現在、宝槻泰伸さんは5児の父となっています。
中退した宮崎の高校はどんな学校?
宝槻泰伸さんは、高校は入学して間もない時期に中退しているのですが、どんな学校だったのかなぁと気になったので、調べてみたいと思います。
まず高校ですが、宝槻泰伸さんは、1997年に「宮崎西高校」に進学したことが分かっています。
こちらの学校、実は宮崎県内No.1の偏差値を誇る進学校で、宮崎西高等学校の偏差値は61~71とのこと。
進学校であるがゆえに、大学への合格実績を出す目的もあって大学受験に重点を置く学校だったのだそうです。
なんでも、恋愛禁止はまだしも、読書も禁止だったのだとか。
希望の大学へ進学することを一つの目標にしている生徒にとっては、良い学校であるのだと思いますが、学校での勉強はさほど重視していないような教育をお父さんから受けていた宝槻泰伸さんは、そんな学校に強い違和感を感じたのだそうです。
確かに、今まで人生の転機になるような本や人に出会った経験がある人にとっては、このように本や人との出会がないように、心を動かさないように、と縛られるのは苦痛ですよね。
宝槻泰伸さんが卒業されてからかなりの月日が経ちますので、2019年現在となった今、まだそのようなルールがあるのかは分かりませんが、少なくとも宝槻泰伸さんが在籍されていた当時はそういったことがあったのだそうです。
そして入学後間もなくして、「高校を辞めたい」とお父さんに相談したところ、あっさりと「いいよ」と言われ、高校を辞めた、ということのようでした。
家族(父親・弟)の学歴や経歴は?
宝槻泰伸さんには弟さんがお二人いるのですが、なんとそのお二人も京都大学に進学しているんです。
3兄弟全員が京大なんて、本当に凄いですよね!
そしてさらに驚くのが、そんな3兄弟を育てたのは、「一風変わった家庭教育を実践する父」なんだそうです!
進学塾にも高校にもいかずに、自宅で読書や映画鑑賞をしながら独自に受験勉強しただけで超一流大学に入れるようになるなんて、かなりご家庭でしっかりと指導できないと厳しいんじゃないかな、と思ったりします。
何でも、宝槻泰伸さんのお父さんは「探究心に火が付けば子どもは自ら学び始める」ということをモットーとしていたのだそうです。
一体、宝槻泰伸さんのお父さんはどのような方なのでしょうか。
父・宝槻徹
実はお父さんは「宝槻徹」さんという方で、京都で「プラトン学園」という塾を経営しておられます。
宝槻徹さんの画像はこちら。
お父さんである宝槻徹さんは、国際基督教大学(ICU)のご出身。
20代のときに三鷹で塾を経営し、多くの生徒を一流大学に合格させてきたのだそうです。
その後、教育ソフトのベンチャー企業を立ち上げ、パソコンでの学習システムの開発をし、40代では子育てを通して、教育学の研究や、従来の塾のような詰込み学習をしないで受験に備える方法や英語力を伸ばす方法について研究をしてきたそうです。
そしてプラトン学園でも、多数の生徒を京都大学などの難関大学に多数合格させてきているのだそうです。
お父さんは独自で教育について研究されてきた方で、宝槻泰伸さんはお父さんのそんなユニークな方法を伝承している、ということなんですね。
ただ、お父さんの凄いところは、それで受験にもしっかり直接対応できている、というところ。そこが本当に凄いなーと思います。
ちなみにお父さんの塾での大切なこと3つは、以下でした。
1)志を持って自ら学ぶ
受動的ではなく、能動的に自ら勉強をする、というのは無敵ですよね。宝槻泰伸さんの塾では、このために「本人のやる気をまず引き出す」というところに重点を置いています。
2)方法論を学ぶ
勉強もやみくもにやればよい、というわけでなく、できるようになるような方法がちゃんとあるので、その方法についてもしっかりと学ぶ必要があるということでした。
3)知的探究心を持つ
受験で必要な教科だけを勉強するのではなく、教科の間を埋めるような勉強や教養も身につけることで、大学入学後も伸びる力を養うことができるのだそうです。
これは受験に必要な勉強かどうか、という基準ではなく、単純に面白いから知りたい!とどんどん広げていくくらい勉強が楽しい、となることが最終的なプラトン学園の目標、というところのようでした。
英語学習については、中学や高校で習うような文法的な学習はするな、という方針なのだそうで、それよりも音読・暗唱を繰り返すことで英語はできるようになる、とのことでした。
次男・宝槻和政
宝槻泰伸さんと同様に京都大学に進学した2人の弟さんですが、お二人とも宝槻泰伸さんに習って、高校にはいかなかったのだそうです。
それでも大検を取得して京都大学に入っているのですから、もはやお父さんの教育方法が凄い!ということが裏付けられていると言っても過言ではなさそうです。
次男の宝槻和政さんは、京大卒業後は、金融系IT企業にてSE・営業として働いたのち、2016年より宝槻泰伸さんの「探究学舎」の会社「株式会社ワイズポケット」にて働いています。
次男の宝槻和政さんの画像はこちら。
2019年3月現在、次男の宝槻和政さんはこちらの取締役副社長として、マーケティングやシステム構築など運営全般の業務をされていました。
三男・宝槻昌則
三男の宝槻昌則さんは、京都大学在学中に、映画助監督や起業を経験。
卒業後には大手企業向けのソフトウェアメーカーである「株式会社ワークスアプリケーションズ」に入社すると、入社2年目でアメリカ支社の立ち上げを任されて2018年までアメリカで仕事をしていました。
さらにアメリカ国内だけでなくヨーロッパなど世界各国を飛び回ってグローバルに活躍していたようです。
三男の宝槻昌則さんの画像はこちら。
やはり3兄弟、似ていますね!
三男の宝槻昌則さんも、しっかりと英語を使った仕事をしていますので、お父さんの英語教育は正しかった、ということを表していると思います。
それにしても、全員が活躍している宝槻兄弟。
やはりお父さんの教育方針は独特ながらも生き抜く上では間違いなかった、といえるのではないでしょうか。
結婚した嫁(妻)も凄い人だった!
探究学舎について調べていると、経営陣に「宝槻」という女性が。
とってもお綺麗な方で“二男三女の母”という記述もあったため調べてみたところ、このお方は、宝槻泰伸さんの奥様でした!
画像はこちら。
宝槻泰伸さんの奥様である宝槻圭美(ほうつきたまみ)さんは、宝槻泰伸さんと同い年でICUのご出身。大学の同級生っぽいですね。
そして大学を卒業後は英国サセックス大学大学院に進学し、国際教育学を学んでいます。
大学院修了後は、バングラデシュNGO、JICAエチオピア事務所、ユニセフブータン事務所、ユネスコアジア文化センターなど、数々の国際的な教育協力に関わっていたのだそうです。
2016年4月からはNPO法人ミラックに執行役員として参画。組織マネジメントや海外機関との連携づくりなどに携わっています。
その他には、教材を作ったり、教員の養成、教授法開発や、学校外教育の政策立案に携わりつつ、組織開発についても勉強していたりと、多方面で活躍しています。
保育士の資格も保有しているんだそうですよ。
旦那様とはまた別の活躍をしているのがまた凄いですよね!
それでいて5人もお子さんを産んで育てている方!
いや~、私から見たらスーパーウーマンです!凄いなぁ~。
三鷹の学習塾「探究学舎」が大人気!
そんな宝槻泰伸さんが経営している学習塾「探究学舎」はものすごい人気なんです。
勉強が嫌いだった子どもも、積極的に発言するようになり「勉強が楽しくて仕方がない!」と授業は常に大盛り上がり。
生き生きとした子どもたちの姿を求めて、海外在住のお子さんまでも三鷹の探究学舎を訪ねることがあるのだそうですよ。
そんななので、春休みなどの短期の人気講座は、すぐに満席になってしまいます。
新時代の学習方法といわれているだけに、熱心な親御さんにはもう知れ渡っている存在のようで宝槻泰伸さんの授業は争奪戦になっているのだと思いますが、そんなに面白いなら宝槻泰伸さんの授業を一度は受けてみたいな~と思いますよね!
一方で、自宅が遠いなどの事情で通えないご家庭もあると思いますし、そもそも“宝槻メソッド“を知れば自分のうちでも近い方法で子どものやる気を引き出すようなことができるようになるんじゃないか、とも思いますよね。
まずは、宝槻泰伸さんの代表的なこちらの著書で“宝槻メソッド”について理解が深まると思います。
また、今までの宝槻泰伸さんのインタビューを一通り読んだのですが、そちらにも“宝槻メソッド”について語られていました。
“宝槻メソッド”で大切なことは以下の3つです。
1)「本人のやる気を引き出すこと」
これで苦労している親御さんが山ほどいるわけですが笑、「勉強は面白い。目の前にはすばらしい世界が待っているよ」と語りかけ続けることが大切なのだそうです。
そのためには、親も楽しく学んでいる姿勢を見せることが必要なんでしょうね。
一緒に楽しく子どもの勉強をする、ということは今日からでも実践できるかもしれません!
2)「本人に合う学習方法を工夫し、それを大量にこなす」
自分の子どもが不得意なところや本来苦手とするところは、やっぱり家庭が一番把握している、という大前提にはなると思いますが、良くわからない教科の勉強を嫌いなプリントでいくらやっても好きにはなれないですよね。
子どもが好きになれるような方法で取り組むことが大切、ということだと思います。
たとえば、歴史を覚えるのにも、漫画で覚えるのもいいし、NHKスペシャルのような映像で学ぶのもとても効果的なのだそうです。
大量にこなす、というのも、子どもにとって苦痛の方法だったら大量にこなせませんので、あくまで本人が面白がってやってたら、いつの間にか大量にやってた、となるような学習方法を見つける、というところが一番大切なんだと私は理解しました。
3)「比べない」
ついついやってしまいがちですが、「今、〇年生なんだしこれくらいできなきゃ」と思うことも、大人の思いこみなのだそうです。
他人と比較するのはもっとマズい、ということは分かっているお母さんでも、つい、「もう〇歳なんだし」と子どもに言った経験は一度や二度ではないはずです。
こうして挙げていくと、家庭教育は、親が長期的に子どもに深くかかわっていかなきゃならないですよね。
しかも一番苦労しているのは、やる気を出させる、というところ。
宝槻泰伸さんからのアドバイスとしては、
「まずは、子ども自身がどうしたいか、質問から始めてみたらいいのでは。大事なのは親が結論を先に言わない、『~しなさい』と命令しないことです」
ということだそうです。
つまり、やる気を引き出すのに大切なのは、「対話型で子どもの話を聞く」ということにポイントがあるそうですので、できるだけ子どもの意見を聞いていけるよう、母としても気持ちの余裕は常に確保しておきたいところですね。
さらには、コーチングの考え方が有効になってくるそうですので、コーチングについて親が勉強してみるのも効果があると思います。
ちなみに“宝槻メソッド”は、もともと頭がよく教育熱心な親に恵まれたような子どもでなくとも効果があるそうですので、今日からうちでも実践していきたいと思います。
そして、2019年の春より、探究学舎では「オンライン」での授業を正式に開始するそうです。
今から探求学舎 @tanQgakusha の宇宙編第2回をオンラインで受講!小2の息子はスタンバイ済み! pic.twitter.com/WPWtuHrdYr
— 岡 洋介 / Snapmart CEO (@yosukeoka) February 20, 2019
2019年3月現在は、まだ探究スペシャルに過去参加した方を対象にベータ版で運用しているだけのようですので、正式リリース(春~夏ごろ)に興味のある方は探究学舎のメルマガ(登録フォームはこちら)に登録しておくと、最新情報を得られるようでしたよ。
家庭学習とオンライン学習の二本立てで自然と勉強の意欲を高めることができるようになればいいですね!
私もさっそくメルマガ登録しました♪
まとめ
いかがだったでしょうか。宝槻泰伸さんのお父さんが経営されている塾の方では大学受験も対応できる、というところが意外ではありましたが、「探究学舎」にもある「アクティブラーニング」はこれからの学習に大人も子供も大切な気づきを与えてくれる、ということに気が付きました。
なかなかまだ現在は理想(宝槻一家の教え)と現実(とはいえ受験勉強は独特)の矛盾がありますが、2020年教育改革によってどれだけその矛盾が小さくなるのかな、というところに注目していきたいと思います。
宝槻泰伸さんのやり方がこれからの子どもの学びの中心となるといいな、と心から思います。
うちでも両親が子どもたちのやる気スイッチを押せるよう、常に自分自身も勉強していきたい、と思いました!