広瀬川(ひろせがわ)の近くにお住いの方にとっては、河川の氾濫の可能性や避難情報、また現在の被害状況についてなどの情報が大至急必要でありながら、テレビではお住いの地域の大雨情報や河川の情報を得ることはなかなか難しいです。
本記事は、名取川の支流であり宮城県仙台市を流れる広瀬川についての最新情報になります。お近くの方のお役に立てれば幸いです。
なお、この記事は2020年07月18日を最新とし、その後の情報は順次更新していく予定です。
広瀬川の水位ライブカメラはこちらから!
各所が公表しているライブカメラのリンク一覧になります。
以下ページの各項目をクリックすることで、広瀬川の各ポイントのライブカメラにジャンプします。
仙台市太白区の越路にある広瀬川のライブカメラです。
若林区の河原町です。
太白区の八本松です。
若林区の堰場です。
太白区の飯田字河原です。
若林区の若林です。
宮城県仙台市青葉区にある関山峠に源流があります。仙台市内を流れ、途中で大倉川などの支流が合流します。その後、本流の名取川に合流します。
愛宕堰や郡山堰もあります。
河川氾濫の可能性はある?
現在の状況を確認するには、こちらをご利用ください。
このサイトから現在の河川の状況を見ることで、実際に氾濫する危険性があるのかどうか、あるいはすでに危険な水位となっているのか、避難が必要なのかどうかをチェックできます。
@setosaki 仙台情報 !! 大雨特別警報発令中 !! 愛宕橋から名取川合流地点にかけて、広瀬川氾濫注意水位に…。付近300mの住民に避難勧告の携帯エリアメールが配信。 pic.twitter.com/nvC9KObK6d
— JG7MER / Ackee (@inuwashi_10) September 10, 2015
特に、名取川との合流地点は増水しやすく、氾濫の可能性があります。
氾濫注意水位とは?
この場合は、河川が今後氾濫する可能性が示唆されているということです。
広瀬川が氾濫注意水位になったかぁ、何年か前に騒ぎになったときは夜中過ぎに氾濫注意水位になってそこから避難指示が出る直前まで水位が上がったっけなぁ、今回はそれよりずっと早い、幸い車があるし水位がいよいよ危険そうになったら街の中心部に避難しよう。
— メガ (@mega0923xxx) October 12, 2019
実際の避難まではしなくて大丈夫そうですが、引き続き、最新情報を必ずこまめにチェックするようにしましょう!
避難判断水位とは?
この場合には、そう遠くない将来に河川が氾濫する危険性がある、という状態です。
すぐに最新の全国の避難情報を確認して、ご自身の地域が避難準備や勧告が出ていないかチェックしてください。
そしていつ避難の指示が出ても動けるように備えておくことが大切です。
氾濫危険水位とは?
この場合には、もう河川がいつ氾濫してもおかしくはないとても危険な状態になっています。
【避難勧告(発令)】平成27年9月11日0時30分、広瀬川の氾濫危険が高まっているため、仙台市内の一部に避難勧告を発令しました。愛宕橋から名取川合流点までの両岸堤防から約300m以内にお住いの方は避難して下さい。#仙台 #alert pic.twitter.com/ibGwK7X0S6
— 仙台市危機管理室 (@sendai_kiki) September 10, 2015
川の近くにお住いの方は確実に、川から距離のある地域への移動を強くお勧めします。
川がどうなっているか見に行ってはダメです!
非常に危険な状態ですので、川とは逆方向に移動し、引き続きインターネットなどでの最新情報の確保につとめてください!
台風や大雨の際は、河川や道路脇の側溝にも近づかないようにしましょう。
最新の被害状況は?
台風の影響で増水しました。
やばいぞ。名取川と広瀬川も氾濫寸前だ!!阿武隈川に関してはもう決壊してるように見える。#宮城県 pic.twitter.com/GuKJQJV1UM
— 白玉@Gale a moment! (@21StreetWarrior) October 12, 2019
家の玄関まで浸水しています。
ついに…
— みー (@01300916) October 12, 2019
浸水しました🙍#台風#19号#ついに#浸水#玄関#水浸し#仙台#太白区#大雨特別警報#関東#東北#冠水#広瀬川#氾濫#時間の問題 pic.twitter.com/IE156z44wX
また、大雨の時に、本流が大丈夫でも、周囲の河川や支流が氾濫して浸水していることはよくあります。
ニュースなどで、本流がまだ余裕があるといっても、気を抜かないようにしましょう。
ハザードマップからある程度浸水箇所は確認できるかと思います。
家への浸水を防ぐ為には「水のう」を作成し、玄関などに置くことで、外からの水の侵入を防ぐことができます。
まだ本格的に浸水していないタイミングで準備を始めます。
水のうの作り方
- 45Lのビニール袋を2重にして水を半分(20Lほど)入れる。
- 空気をできるだけ抜いて、硬く口を縛る!
これだけです!(最近では空気を残して口を縛ってOKという説明もあります)
大きなビニール袋がなければとりあえずスーパーの袋でもなんでもいいです。 入れる水の量は20Lでなくても、自分で持ち上げられる重さまでで大丈夫です。20kgの水は重いですからね。ポリ袋の口の部分をねじっておくと、結びやすいです。
そして作った水のうを複数個段ボールに入れ、段ボールごとレジャーシートで覆ったものを玄関に設置すれば、浸水の予防に役立ちます!
水のう入り段ボールでなくても、ポリタンクやプランター(レジャーシートで覆う)でも同じように設置可能ですし、テーブルの天板を玄関に立てかけ、これらのもので抑えれば、より強力です。また、トイレや風呂場などから下水が逆流してくることがあるので、作った水のうをトイレの中や、風呂場の排水口などにおいて蓋をしておくと、下水が家に逆流することを防ぎます。
過去の情報まとめ
昔から氾濫を繰り返してきました。
【政宗様に伝えたき儀⑤】
— けいこ@レモン好き🍋♥️ (@serenade_320) June 14, 2020
花壇橋
政宗様わ片倉小十郎様のお屋敷&馬場があった所(※今わ追廻【オイマワシ】と言います)👉️花壇(※政宗様が付けてくださった地名ですよね💗)にかけてとっても素敵な『花壇橋』をお造りになりましたよね🥺✨
広瀬川の氾濫で一度わ架け替えられましたが、その後わ…😭 pic.twitter.com/AyxEFCLWhq
明治時代にも氾濫しました。
明治33年、佐左木俊郎が生まれた頃の宮城県にも様々な自然災害が起きていました。明治29年三陸大津波、明治30年仙台地方で地震、台風、明治31年広瀬川氾濫、明治35年凶作、明治38年大凶作…その間にも各地で大火が発生していて…天変地異は今も昔も…※『宮城県の昭和史』(毎日新聞社)参考にしました。 pic.twitter.com/zqJTSSPcmc
— Sendai文学と人ー仙台文学館ー (@sendailit) April 22, 2020
普段から、ハザードマップなどで避難経路を確認しておきましょう。
通常の様子
上流には作並温泉があります。
作並温泉 岩松旅館~~
— 空猫ふぃー (@soraneko4) August 23, 2017
長女は模試、父さん仕事。なので末っ子と2人で。
岩風呂迄の階段と広瀬川。 pic.twitter.com/oGPhoI7enE
白鳥も飛来します。白鳥を観れたら幸せになれそうです。
仙台の街を背に、広瀬川に集う白鳥たち。 pic.twitter.com/ZnbwhoN5OH
— Akitsune Sasaki (@tkmkdcnomikoto) February 21, 2020
仙台城(青葉城)からの広瀬川の眺めも格別です。
仙台城より広瀬川#仙台市 pic.twitter.com/ttECowDr1x
— 小山芳姫@ツイッター絶不調中! (@1000Roku) June 14, 2020
お住まいの地域に、本流以外にも、どのような支流があるかも確認しておきましょう。
普段から、ニュースや気象情報、ハザードマップなどを確認して、いつでも迅速に行動できるように準備しておきましょう。