オリンピックの開催によるメリットとはどんなことがあるのでしょうか?自分の国がオリンピックの開催国となることが決まったことにより楽しみな人もいれば、あまり興味のない人もいるでしょう。そこで、観光客の増加や雇用の増加、また、スポーツの祭典の雰囲気の盛り上がりなど、オリンピックが開催されることで起こる大きなメリットについてお伝えします。また気になるデメリットなどお伝えしています。
オリンピック開催のメリットは観光客の増加
オリンピックが開催されると、世界中が自国の選手の頑張りを応援します。現地で応援する人もいれば、テレビを通して応援する人もいますが、応援する気持ちはみんな同じで、世界中がパッと華やぐ印象があります。中にはあまり興味のない人もいますが、自国でオリンピックが開催されるとなると、やはり何かしらの影響はあるでしょう。オリンピックならではのメリットもいろいろあるので、紹介したいと思います。
オリンピックの開催国となることで、観光客が大幅に増加することが考えられる
日本という国を観光客にアピールするチャンスですし、経済効果の増加も期待出来ます。宿泊施設や交通機関、飲食店の売上が上がることはもちろん、施設の建設や道路の整備などもされるので、様々な産業が活性化します。
2019年川越の下半期。
— 小江戸川越STYLE (@SHIN8KOKO) December 26, 2019
10月19日、20日令和初の開催となった川越の神髄、川越まつりは、二日間で90万人弱の来場者で賑わいました。
来年はオリンピックイヤーで外国人観光客の増加が見込まれ、さらに2022年は川越市政施行100周年で、川越まつりの盛り上がりはかつてないものになると予想されます。 pic.twitter.com/7mXaePSfgm
様々な産業が活性化をして収益を上げるということは、日本国内全体の景気を向上することにもなります。日本が豊かになっていけば、私達にとってより住みやすい国となります。
雇用の増加もオリンピック開催のメリットのひとつ
産業が活性化するということは、今まで以上に忙しくなるということです。人手が足りなくなるので、一時的に雇用の増加もいろいろな企業で行われるでしょう。雇用が増加していけば、職に就くことが出来ずに悩んでいる人も大幅に減らすことが出来るでしょう。働き賃金を稼ぐ人が多くなれば、その分お金が世の中に回るので結果として景気回復にも影響をもたらします。職のない人が多いと、どうしても支出を減らそうとお金を使わないようにしたり、税収が少なくなってしまって、人数が多ければ多いほど金額は大きくなり国に影響を与えることにもなるので、雇用が増加することは個人にも、国にもメリットが考えられます。オリンピックの開催地から離れている場所では、それほど雇用に影響がないこともありますが、開催地周辺では確実に雇用の一時的な増加は見込めます。
オリンピックを開催することによる大きなメリットは国全体が盛り上がること
日本でオリンピックが開催されると、日本全体が大きな盛り上がりを見せます。オリンピックでの盛り上がりは、なかなか匹敵するものがありません。
こんにちは。
— ファイブスターサンドイッチ GTO (@GTOchiba1965) August 1, 2021
オリンピックが連日盛り上がってます。今回は時差がないから観戦しやすくていいですね。これが唯一、地元開催のメリットかな??
盛り上がっているオリンピックのお供にファイスタのサンドイッチはいかが?🥪金メダル級のおいしさですよ〜🥇#マツドテイクアウト #マツテク pic.twitter.com/LjYf6E7HCX
日頃の仕事や勉強のモチベーションを上げることや、応援する楽しみが倍増しそうですよね。仕事終わりに寄った飲食店でもオリンピックの話で盛り上がり、初対面の人と仲良くなったなんて話も聞きますし、まさにたくさんの人がオリンピックマジックにかかった状態になります。自国で開催されると、その盛り上がりを肌で感じることも出来ますし、応援をするにしても時差なんて関係なく楽しむことが出来ます。他国で開催されているときは、現地時間に合わせての応援で寝不足だったなんて声もよく聞きますからね。
オリンピックは国の良さをアピールできる機会でもある
デメリットとして考えられる部分もありますが、オリンピックを通して日本という国をアピール出来るチャンスです。
東京オリンピック始まりますね。2年前の今頃、日本の伝統文化、工芸が世界に発信できるオリンピック!と期待していましたが、世界が一変して海外観光客も誘致出来ず複雑な気持ちでオリンピックを迎えます。
— 中村民芸社 (@jhUemHLB3NPY6Tm) July 23, 2021
しかし、体験にご予約いただき楽しんでくださる地元のお客様がいることに感謝です。 pic.twitter.com/zvDtC15ZlR
日本人が作り出した日本という国は、世界的に見てもマナーが良く、親切な人が多いと言われることがありますが、中には日本に対して悪い印象を持っている人もいます。世界は広いので、いろいろな考えの人がいることは当然です。オリンピックを通して、日本の治安の良さ、マナーの良さ、誠実さという部分を多くの人に知ってもらえるといいですね。今まで知られていない日本の魅力について、存分にアピールしていきたいものです。
オリンピックを開催するデメリットはそのための膨大な資金がかかること
確かにメリットがあるということは、デメリットも考えられます。オリンピックで一番大きなデメリットは、膨大な資金がかかることです。
1984年のロサンゼルスオリンピック、自治体は金を出さん!ということでスポンサーを募って賄ったという、ある意味では画期的な大会だったのに、その後の五輪は商業化が進みつつも費用は嵩んで税金投入も膨らんでいったという…なぜこうなった。
— ふぐ (@fugu_jpn) August 22, 2022
会場の設営費や、選手の滞在場所の確保など、オリンピックが開催されるからこその費用が必要となります。その費用も、世界規模で行われるオリンピックなので、選手も何千人といるでしょう。一つ何かを用意するとしても、膨大な費用になっていきます。その費用をかけてでも、オリンピックに伴う収益でカバー出来るほどの利益も期待出来ますが、使い方を少しでも間違えると歯車が狂ってしまうので慎重に進めてほしいと思います。費用の他に、治安について心配する声もあります。たくさんの観光客やオリンピック関係者が日本に集結するのですから、今まで起こらなかった事態も想定出来ます。また、ゴミをポイ捨てしたり、公共施設のマナーの悪さなど、日本の至る場所が汚染させることも考えられます。実際にオリンピック開催地では、いつもこのゴミ問題に頭を悩ませているそうです。特にゴミのポイ捨てが少ない国なので、さらに気になるかもしれないですね。
まとめ
オリンピックの開催国となるメリットとデメリットについてまとめました。やはり、観光客の人数がぞうかしたり、雇用が増加したりしました。また、スポーツの祭典を開催することによる雰囲気の盛り上がりや、国の良いところを世界中に発信できることもメリットでした。またデメリットは莫大な費用がかかることでした。