今日は中東・ヨルダンの難民キャンプでシリアの子ども達の教育を支援する活動をしている、松永晴子さんについて調べていきたいと思います。今この恵まれた日本からは想像もできないほどの過酷な環境で子どもたちのために一生懸命力を尽くし活動している松永晴子さん。どのような人生があって今に至っているのでしょうか。出身高校や大学などの学歴や、学生のころの松永晴子さんについて調べ、wiki風にまとめてみます。また、プライベートでは結婚してお子さんもいるのでしょうか。気になる現地での生活事情として、年収についても調べてみます。松永晴子さんの中学から大学院卒業までの全ての学歴、判明しましたよ~!
プロフィール
- 名前:松永 晴子(まつなが はるこ)
- 生年月日:1980年(1月~3月)
- 干支:申年
- 年齢:43歳 (2023年現在)
- 出身:愛知県(ヨルダン・アンマン在住)
【「国境なき子どもたち」松永晴子さんか見たシリアの惨状 】https://t.co/FHyR50I5eh
— 女性自身【公式】 (@jisinjp) May 5, 2018
この3年ほど、ヨルダン政府はシリアとの国境を開いていません。ですから、ここにいる子どもたちの多くは、それ以前から……
#国境なき子どもたち #インタビュー #女性自身[@jisinjp] pic.twitter.com/otbO2eDWLE
ご両親の影響で幼いころから音楽や芸術に親しんできた松永晴子さん。大学院を出たあとは、彫刻の制作をしながら、大学や高校などの美術の先生として働いていたそうです。2009年には、日本を離れベトナムで美術教員に。続いて2011年には青年海外協力隊となり、ヨルダンで美術教員をしていたそうです。この年、隣国シリアで内戦が始まります。2014年から認定NPO法人「国境なき子どもたち」で活動を開始。2018年9月現在では、国際協力NGO「国境なき子どもたち」のシリア難民支援・現地事業統括に従事しています。2011年からすでに7年もの間、内戦状態となっているシリア。松永晴子さんはシリアの隣国、ヨルダンに入り、多い時には4000人以上の難民の子どもたちの教育を支援する活動を行ってきています。活動場所は、シリア国境から15キロしか離れていないヨルダン・ザータリ難民キャンプ。
戦争で悲しい想いや辛いトラウマをたくさん抱えた子どもたちの心に寄り添って、将来子どもたちが祖国を復興させるために最も有効なものは学業だと強く信じて、音楽や演劇、美術なども取り入れた授業をしたり、家庭訪問を通して学校に足を運ぶよう働きかけてきたのだそうです。
出身高校・大学は?出身中学も判明!
そんな過酷な環境で子どもの支援をするという仕事を続けている松永晴子さん。ご自身が子どものときにはどんな子どもだったのでしょうか。学歴を調べてみました。まずは、松永晴子さんの通っていた高校が判明しました。松永晴子さんは、愛知県にある「春日丘高校」というところのご出身で、1998年3月に卒業していたことが分かりました。こちらは中部大学附属の学校で、愛知県春日井市では唯一の私立中学校・高校で、国際交流が盛んなのだそうです。2016年からは「中部大学春日丘高等学校」に改称されています。また、進学コース、国際コース、特進コース、啓明コースの4学科があり、松永晴子さんは、啓明コースを出ているのだそうです。啓明コース?と思い調べると、どうやら、“難関国公立大学への進学を目指す少数精鋭のコース”で、4つの中で最も難易度の高いコースのようでした。そして、松永晴子さんが在学していた当時は、高校からこちらのコースに入ることはできず、中高一貫教育のコースであったため、松永晴子さんは、中学からこちらの学校に通っていたのだと思われます。そして大学は「筑波大学芸術専門学群」に入学。2002年3月に卒業していることが分かりました。大学卒業後は修士課程に進学。「筑波大学大学院芸術研究科芸術学彫塑分野」で金属を使った作品を作っていたりしたようです。2004年に修士課程を終えたあとしばらくは、研究生として筑波大学に所属していたようでした。
そのときに作っていた作品はこちら
鋳造したブロンズと、テラコッタなどの異なる素材を組み合わせた作品に取り組んでいたのだそうです。今とは全く違う分野になっていますが、芸術で培ってきた感性が、教育という形で現在のお仕事に生かされているのかもしれませんね。高校時代からとても優秀で、国立大学に入るほどの高い学力と、大学院まで行って専門を追求するだけのエネルギーもある方だということが分かりました。
結婚してる?子供はいるの?
松永晴子さんは2009年にベトナムに渡っています。その時の松永晴子さんは、29歳。
ヨルダン北部のシリア難民キャンプでトラウマを抱えた子どもたちの心を教育面でサポートする「国境なき子どもたち」の松永晴子さん。一時帰国中で対談。戦争をくぐり抜け生きた子どもたちの絵はどれも胸を打つものばかり。ぜひ。→ https://t.co/eChMeUJixs #GARDEN pic.twitter.com/VmosgwymIM
— 堀 潤 J U N H O R I (@8bit_HORIJUN) June 18, 2017
結婚のことを考えると、日本を離れるのも勇気がいったのかもしれませんね。あるいは、もっと早く戻ってくる予定もしていたのかもしれません。海外の子どもたちの支援に力を注いで9年。気づけば松永晴子さんも、もうアラフォー。「私は日本人と結婚したい」と呟いているそうなので、ご結婚はまだしていないようでした。もちろん、お子さんもいらっしゃらないようです。しかしこれだけ人様の子どものために一生懸命になれる松永晴子さんですから、自分のお子さんができたらすごくいいお母さんになれるのではないかと思います。現地で似たような志を持つ素敵な日本人男性との出会いがあるといいですね。
年収はどのくらいなの?
誰にでもできる仕事ではない、自己犠牲の多いお仕事を他者のために続けている松永晴子さん。同じ女性としても、心から尊敬します。しかし生きていく上でやはり収入はなくてはなりませんし、こんなに重要な仕事をされていて、個人の資金として、この仕事を続けることが難しくなるような状況なのか、はたまた生活費のことは気にせずに仕事にだけ打ち込めるような環境なのか、気になったので調べてみたいと思います。まず、NPO法人の職員については給料が出ているようで、平均年収は265万円なんだそうです。日本のサラリーマンの平均年収よりも少ないですが、想像通りかもしれませんね。そして「国境なき子どもたち」の人件費は公表されていて、そこから概算すると、松永晴子さんの年収は約300万円と、なるようですね。平均より少しだけ多いかな、という程度のようです。しかし、日本で生活するには厳しい額だと思いますが、松永晴子さんの場合は現地で住居や食費などの生活手当もあると思われますし、物価の違いもありますから、生活には困ってはいないように私は想像しましたが、いかがでしょうか。むしろ、給料を使う場所や時間もなさそうなので、1年に1度は一時帰国したり、趣味の音楽を楽しむだけのゆとりはあるように思います。子ども達に情操教育をするにあたって、松永晴子さんご自身がやさぐれてしまったら元も子もないですからね!他に替えがきかないとても大切な活動ですので生活が苦しくて続けられない、というようなことがなければいいなと思います。ちなみに「国境なき子どもたち」の方では寄付も常に募っているのだそうです。興味のある方は「国境なき子どもたち」のサイトをご覧になってみてください。
「国境なき子どもたち」のサイト(寄付など)はこちら
私もこれからの活動も応援していきたいと思います!
まとめ
松永晴子さんは優秀な方というだけでなく、自分が達成したい目標のためにたくさんのエネルギーを使って進めることができる人だと感じました。しかしそのために女性としての生き方を犠牲にしてきたのかなと思いますので、これからは素敵な方と巡り会えるといいなと心から思いました。2018年9月には「情熱大陸」に出演されます。こちらでの松永晴子さんにも注目しましょう。