帷子川(かたびらがわ)の近くにお住いの方にとっては、河川の氾濫の可能性や避難情報、また現在の被害状況についてなどの情報が大至急必要でありながら、テレビではお住いの地域の大雨情報や河川の情報を得ることはなかなか難しいです。
本記事は、神奈川県横浜市を流れる帷子川についての最新情報になります。お近くの方のお役に立てれば幸いです。
なお、この記事は2020年06月08日を最新とし、その後の情報は順次更新していく予定です。
帷子川の水位ライブカメラはこちらから!
各所が公表しているライブカメラのリンク一覧になります。
以下ページの各項目をクリックすることで、各ポイントのライブカメラにジャンプします。
帷子川は旭区上川井町に水源があります。途中、天王町駅や西横浜駅付近で今井川と合流します。その後、みなとみらいとポートサイドの境で横浜港に注ぎます。
干拓するまでは天王町付近まで海が広がっていて、帷子湊(かたひらみなと)と呼ばれていました。それが名前の由来です。
河川氾濫の可能性はある?
現在の状況を確認するには、こちらをご利用ください。
このサイトから現在の河川の状況を見ることで、実際に氾濫する危険性があるのかどうか、あるいはすでに危険な水位となっているのか、避難が必要なのかどうかをチェックできます。
横浜、帷子川分水路
— 琴吹 (@kotofuki3) September 4, 2019
昔は川がよく氾濫した
川沿いの飲食店はボートを店の横に置いていたほどだ
この写真おかしくない?
天気なのに、何で扉が開いてるの?
大雨の時に開けるんじゃないの?
逆なんです
大雨の時には支流を守るために閉めるんですよ。
だから、大雨降ったら本流は終わり😡😡 pic.twitter.com/G0dJYyczzn
大雨の時は支流に水が流れ込むことを防ぐために水門を閉めるようです。なので、本流はさらに増水します。
2004年10月9日の台風22号では帷子川が氾濫、横浜駅西口一帯が浸水、多くの商店やビルが被害を受けました😢
— 【非公式】つくね (@w20864) September 8, 2019
この辺りの海抜はかなり低い。横が海なのだから😥
(写真は今日) pic.twitter.com/xxawfwKf5R
2004年10月には氾濫しました。今後も可能性があるため注意が必要です。
氾濫注意水位とは?
この場合は、河川が今後氾濫する可能性が示唆されているということです。
再び避難判断水位が再び出ました!
— I Love Yokohama (@vvhamalovevv) April 6, 2013
●宇田川(韮橋2.73M)
これで和泉川、矢上川、境川と続いております。
また、氾濫注意水位を超えた川の最新情報はこちら。
●帷子川(宮崎橋2.94M)
実際の避難まではしなくて大丈夫そうですが、引き続き、最新情報を必ずこまめにチェックするようにしましょう!
避難判断水位とは?
この場合には、そう遠くない将来に河川が氾濫する危険性がある、という状態です。
帷子川と今井川の合流地点の警報、避難判断水位下回ったぽい。警報なる前に分水路開門しちゃダメなのかね…
— miotan (@miotan) March 13, 2021
すぐに最新の全国の避難情報を確認して、ご自身の地域が避難準備や勧告が出ていないかチェックしてください。
そしていつ避難の指示が出ても動けるように備えておくことが大切です。
氾濫危険水位とは?
この場合には、もう河川がいつ氾濫してもおかしくはないとても危険な状態になっています。
見たところ小田急線沿線神奈川県東部では
— 雲波の凡 (@kumoha_noboN) October 12, 2019
恩田川含む鶴見川水系と境川下流域、帷子川が氾濫危険水位か… pic.twitter.com/gGWiSpbVZh
川の近くにお住いの方は確実に、川から距離のある地域への移動を強くお勧めします。
川がどうなっているか見に行ってはダメです!
非常に危険な状態ですので、川とは逆方向に移動し、引き続きインターネットなどでの最新情報の確保につとめてください!
最新の被害状況は?
台風の影響で、かなり増水しました。
ちなみにすぐ隣の帷子川がこんな感じだったので早め早めに声掛けたんだと思います
— 平凡なる学生 (@heibongakusei) October 12, 2019
帷子川氾濫したらマジで横浜沈むからやばい pic.twitter.com/lA3slmBU1G
並走する電車の線路の近くまで水が迫っています。
これは便利。氾濫常連の鶴見川や帷子川、境川はもちろん、多摩川や柏尾川も警戒水位になってる#台風 pic.twitter.com/dyImi6FJ0U
— Shotaro O. (@s_taroo) October 12, 2019
また、大雨の時に、本流が大丈夫でも、支流が氾濫して浸水していることはよくあります。
ニュースなどで、本流がまだ余裕があるといっても、気を抜かないようにしましょう。
ハザードマップからある程度浸水箇所は確認できるかと思います。
家への浸水を防ぐ為には「水のう」を作成し、玄関などに置くことで、外からの水の侵入を防ぐことができるそうです。
まだ本格的に浸水していないタイミングで準備を始めます。
水のうの作り方
- 45Lのビニール袋を2重にして水を半分(20Lほど)入れる。
- 空気をできるだけ抜いて、硬く口を縛る!
これだけです!(最近では空気を残して口を縛ってOKという説明もあります)
大きなビニール袋がなければとりあえずスーパーの袋でもなんでもいいと思います。
そして作った水のうを複数個段ボールに入れ、段ボールごとレジャーシートで覆ったものを玄関に設置すれば、浸水の予防に役立ちます!水のう入り段ボールでなくても、ポリタンクやプランター(レジャーシートで覆う)でも同じように設置可能ですし、テーブルの天板を玄関に立てかけ、これらのもので抑えれば、より強力かと思います。
また、トイレや風呂場などから下水が逆流してくることがあるので、作った水のうをトイレの中や、風呂場の排水口などにおいて蓋をしておくと、下水が家に逆流することを防ぐ効果があるそうです。
過去の情報まとめ
2014年10月にも増水しました。
帷子川が氾濫注意水位を越えた! pic.twitter.com/M73ehDK1tj
— 野村充子(旧姓友野) (@XchibiMama) October 6, 2014
台風のため濁流が凄いです。
帷子川だけど台風19号きたら確実に氾濫するわ18号でこれだからね pic.twitter.com/RWjDVLuCxa
— こみいの冒険 (@edogeinkun) October 10, 2014
昔から氾濫を繰り返しています。
午前中に、和田町駅付近の帷子川の際にある和田地蔵尊の初祭が、地元町内会・商店街関係者等が参加して行われました。かつて川が氾濫した時に流れ着いたとの言い伝えです。近くの水道道商店街に以前から事務所を置いているのでご案内をいただきます。 pic.twitter.com/Tpi7MdPBE7
— 上田勇 (@IsamuUeda) January 24, 2016
台風や大雨の際は、河川に近づかないようにしましょう。
通常の様子
西横浜駅付近で帷子川と今井川が合流します。
台風の目その2。横浜市によると、帷子川と今井川合流地点が溢水の危険らしいですよ。30分くらい前の情報ですが(^^; pic.twitter.com/Ig6J6lTYKx
— Ecatila (@Ecatila) October 6, 2014
夜は走行する電車の明かりを映して美しいです。
相鉄の横浜駅と電車を写す、帷子川の水鏡。 pic.twitter.com/zy9pBPaB8r
— でら大船☕ (@tankoro) February 12, 2018
河口はポートサイドとみなとみらいに挟まれています。
パシフィコ横浜ノースの北側にできた
— みつばち先生 (@Bee_twit) May 8, 2020
《ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜》の
東側面の円弧が気になっていたが、
みなとみらいと帷子川を隔てたポートサイド側から見ると、
パシフィコ横浜の南側にある
《インターコンチネンタル・ホテル》の
曲面に添うように設計したようにも見える。 pic.twitter.com/BwujMWkgeB
お住まいの地域に、本流以外にも、どのような支流があるかも確認しておきましょう。
普段から、ニュースや気象情報、ハザードマップなどを確認して、いつでも迅速に行動できるように準備しておきましょう。