入間川(いるまがわ)の近くにお住いの方にとっては、河川の氾濫の可能性や避難情報、また現在の被害状況についてなどの情報が大至急必要でありながら、テレビではお住いの地域の大雨情報や河川の情報を得ることはなかなか難しいです。
本記事は、荒川水系であり、埼玉県を流れる入間川についての最新情報になります。お近くの方のお役に立てれば幸いです。
なお、この記事は2020年06月23日を最新とし、その後の情報は順次更新していく予定です。
入間川の水位ライブカメラはこちらから!
各所が公表しているライブカメラのリンク一覧になります。
以下ページの各項目をクリックすることで、各ポイントにジャンプします。
川越市的場にある入間川の初雁橋です。
川越市にある小ヶ谷水位観測所です。
川越市芳野台にある菅間水位観測所です。
川越市中老袋にある入間大橋です。
川越市古谷本郷の上江橋です。
入間川は大持山にに水源があります。上流では名栗川と呼ばれることもあります。飯能市や入間市、狭山市、川越市を流れて、上江橋付近で荒川に合流します。途中で、成木川や霞川、越辺川(おっぺがわ)などの支流が合流します。
私はよくサイボクハムにハムなどの買い物によく行きます。途中、狭山大橋を渡るのですが、結構長い橋で有料道路です。そこから眺める入間川は雄大な流れです。狭山市街地方面から橋を渡ると、緑豊かな風景となり、智光山公園などがあり、その先のゴルフ場の近くにサイボクハムがあります。他にも、森林に囲まれた宮沢湖温泉などがあり、ちょっとしたドライブで癒されます。
河川氾濫の可能性はある?
現在の状況を確認するには、こちらをご利用ください。
このサイトから現在の河川の状況を見ることで、実際に氾濫する危険性があるのかどうか、あるいはすでに危険な水位となっているのか、避難が必要なのかどうかをチェックできます。
入間川やその周辺の河川で氾濫が発生したことがあります。
〜!氾濫発生情報!〜19:40発表
— 気象・河川情報 (@river_weather) October 12, 2019
「入間川、越辺川、小畔川、都幾川、高麗川」
氾濫が発生した模様です。いち早く避難してください。避難が難しい場合は2階にあがるなど、高い所へ避難してください。また、下流部の荒川でも氾濫に警戒してください。
・埼玉県 坂戸市
・埼玉県 東松山(カメラ) pic.twitter.com/T9J39y7hhc
入間川に合流する越辺川などの支流は比較的大きいので、どこかかが増水すると、氾濫する可能性があります。
氾濫注意水位とは?
この場合は、河川が今後氾濫する可能性が示唆されているということです。
実際の避難まではしなくて大丈夫そうですが、引き続き、最新情報を必ずこまめにチェックするようにしましょう!
避難判断水位とは?
#気象情報(13時40分発表)
— 〈埼玉の情報〉BSKグループ (@bsk_fm) October 25, 2019
【入間川流域 氾濫警戒情報】
入間川流域(坂戸市内の越辺川)で、避難判断水位に到達
流域では今後、氾濫危険水位に到達の見込み
川越市、東松山市、坂戸市、入間郡毛呂山町、比企郡川島町、吉見町、鳩山町
高齢な方や避難に時間を要する方は避難の判断をしてください
この場合には、そう遠くない将来に河川が氾濫する危険性がある、という状態です。
すぐに最新の全国の避難情報を確認して、ご自身の地域が避難準備や勧告が出ていないかチェックしてください。
そしていつ避難の指示が出ても動けるように備えておくことが大切です。
氾濫危険水位とは?
この場合には、もう河川がいつ氾濫してもおかしくはないとても危険な状態になっています。
埼玉 坂戸 越辺川が氾濫危険水位に
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) October 25, 2019
埼玉県の入間川流域の越辺川は、坂戸市内の観測所で午後3時10分ごろに氾濫危険水位に達しました。国土交通省などは、川越市、東松山市、坂戸市毛呂山町、川島町吉見町、鳩山町に対し、警戒を呼びかけています。
https://t.co/h5vMesR4Dp
川の近くにお住いの方は確実に、川から距離のある地域への移動を強くお勧めします。
川がどうなっているか見に行ってはダメです!
非常に危険な状態ですので、川とは逆方向に移動し、引き続きインターネットなどでの最新情報の確保につとめてください!
台風や大雨の際は、河川に近づかないようにしましょう。
最新の被害状況は?
2019年10月には、台風の影響で洪水が発生しました。
入間川氾濫発生…住宅地近くなので心配です😰先には荒川、多摩川…
— 茶々丸ฅ^•ﻌ•^ฅ♡ (@chachamaru_blue) October 12, 2019
長野県千曲川も氾濫発生と…😨
どうか、どうか、皆様被害の無いように…😖 pic.twitter.com/YzjaqrY1kY
この時は、入間川とその支流だけでなく、都幾川など周辺の河川も越水しました。
『荒川氾濫』と言うキーワードが出始めてますけど、まだ荒川の堤防は頑張ってます。
— ももん (@keyman1024) October 12, 2019
氾濫(越水)した情報があるのは、荒川“水系”の『入間川』『都幾川』『越辺川』『高麗川』『小畔川』『不老川』『江川』の7河川です。
まだ荒川本流ではない。
ただ、今後はヤバい。
低地居住の方は、今の内に避難を。 pic.twitter.com/GTl1gqMoOg
また、大雨の時に、本流が大丈夫でも、周囲の河川や支流が氾濫して浸水していることはよくあります。
ニュースなどで、本流がまだ余裕があるといっても、気を抜かないようにしましょう。
ハザードマップからある程度浸水箇所は確認できるかと思います。
家への浸水を防ぐ為には「水のう」を作成し、玄関などに置くことで、外からの水の侵入を防ぐことができます。
まだ本格的に浸水していないタイミングで準備を始めます。
水のうの作り方
- 45Lのビニール袋を2重にして水を半分(20Lほど)入れる。
- 空気をできるだけ抜いて、硬く口を縛る!
これだけです!(最近では空気を残して口を縛ってOKという説明もあります)
大きなビニール袋がなければとりあえずスーパーの袋でもなんでもいいです。
そして作った水のうを複数個段ボールに入れ、段ボールごとレジャーシートで覆ったものを玄関に設置すれば、浸水の予防に役立ちます!水のう入り段ボールでなくても、ポリタンクやプランター(レジャーシートで覆う)でも同じように設置可能ですし、テーブルの天板を玄関に立てかけ、これらのもので抑えれば、より強力です。また、トイレや風呂場などから下水が逆流してくることがあるので、作った水のうをトイレの中や、風呂場の排水口などにおいて蓋をしておくと、下水が家に逆流することを防ぎます。
過去の情報まとめ
2017年にも浸水しました。
今朝の川越市内、初雁橋からの入間川。氾濫危険水位に達したとのことで、河川敷の公園が丸ごと水没しており、こんな入間川は初めてでした。また、R16の上江橋付近も両岸の教習所やゴルフ場までが川に呑み込まれてました。写真は、初雁橋付近の様子。 pic.twitter.com/zMVtlTuICn
— ダー岩井のツーリング写真館 (@Tadaiwai) October 22, 2017
河川敷が水浸しです。
通常の様子
入間川の上流の名栗川は関東近郊でありながら、自然が残っています。
飯能市をプチハイキング。柏木山を下山して飯能河原の上流に位置する「吾妻峡」のドレミファ橋。岩根橋より上流だから名栗川だね!。いやー、ここも来て見たかった場所ですが、飯能市街から目と鼻の先ですよ!。自然に囲まれていい場所ですね。またまた地元新発見でした。#ヤマノススメ pic.twitter.com/Ajwk8ggHee
— ダー岩井のツーリング写真館 (@Tadaiwai) May 31, 2020
野生のニホンカモシカとも出会えることがあります。
周辺はのどかな風景です。
お昼は近くの吉田屋さんで肉うどん うまい その後、智光山公園を散策 花菖蒲がちょっと旬を過ぎてしまっていたけど良く咲いてた 写真は撮ってないけどバラ園とかもあってかなり広い 帰り際の入間川 pic.twitter.com/8BxOwm2c5u
— やぐら (@yagura) June 20, 2020
ドライブや小旅行にも最適です。
お住まいの地域に、本流以外にも、どのような支流があるかも確認しておきましょう。
普段から、ニュースや気象情報、ハザードマップなどを確認して、いつでも迅速に行動できるように準備しておきましょう。