衣服の布にガムテープが付いてしまうと、うまくはがれなかったり、はがしても嫌なベタベタが残ってしまうことがありますよね。皆さんはそんな時どうしていますか?ここでは、布にガムテープが付いた時の簡単な対応法や粘着跡の取り方、家具などに張ったガムテープのキレイなはがし方などを紹介します。意外なシールはがしの道具も併せて紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
衣服の布にガムテープが付いてしまった時の簡単な取り方
ガムテープの粘着面が服に貼りついてしまうことがあります。そんなときはどうしたらいいのでしょうか?
朝、ホッカイロ貼ろうとして貼らない方のホッカイロの封を切ってしまい、ガムテープをクルッと丸めて腰に貼りつけたが、剥がす時に上手くいかなくて剥がれ切らなかったガムテが下に着てた服にガッチリくっついちゃった系女子。野ゆみ。(´・ω・`)
— 野ゆみ (@noyuminozack) December 9, 2012
「ガムテープはガムテープで取り除く! 」これはどういう事?と思う方もいらっしゃると思いますが、ガムテープのしつこい粘着はガムテープで取ると意外と簡単に取り除くことができるんです。そして温める事!これです。衣服などの布にしっかりと粘着部分が付いてしまうと取れづらいので、まずは温めて柔らかくして取れやすくしていきましょう。ドライヤーで温めるといいですよ。熱くなり過ぎないように気をつけてください。生地を傷めてしまうかもしれません。ある程度温めて柔らかくなったらガムテープの登場です。柔らかくなった粘着部分にガムテープを貼り付け移し取りましょう。ガムテープで服に付いたゴミを取る時のようにペタペタとして下さい。何度かやるうちに布に付いていた物がキレイにガムテープ側に移ります。手間いらずで簡単な方法なので、困った時はぜひ試してみて下さいね。
布についたガムテープの粘着跡の取り方
新しく購入した衣服などの布製品にバーコードシールなどが貼ってあり、はがすと粘着跡がしっかりと残っている事ありますよね。上記と同じ方法でも取り除くことができますが、除光液を使ってもこのベタベタをキレイにする事が出来ます。方法は布やキッチンペーパーなどに除光液をしみ込ませて、ベタベタを叩くように取り除いていくだけです。洋服などはシミになったり色落ちがないかどうか、目立たないところで試してから行ってくださいね。除光液もアルコールと同じように揮発性が高いのですぐに乾きます。しかし臭いが気になる方や、大切な洋服ならガムテープで取る方法の方がおススメです。シールをはがした後のベタベタはホコリなどの汚れが付着しますし、洗濯をしても残ってしまう場合もありますので、早いうちにしっかりと取り除きましょう。
服についてしまったガムの取り方
ベトベトがなかなか取れない物と言えば服や髪の毛に付いたガムも厄介です。
うちの兄貴がガムを入れた服そのまま洗濯して、そのガムが俺のヒートテックについてて、それ着たら俺のジャージにまで付いて、今それを剥がす作業に移行することになった…
— 神奈 (@kanna_rouvela) November 28, 2020
寝させて
丁寧に外そうとしても取れなくて、髪を切ってしまった経験がある方も少なくはないでしょう。でもこの厄介なベトベトも、方法次第では簡単に取り除くことができるんですよ。まずはガムを固める事!ガムは知っての通り冷たくすると硬くなるので、氷やコールドスプレーなどを使って固めて下さい。これだけでもすんなりとガムが外れる事があります。コツはガッチリとガムがカチカチになるまで冷やす事です。中途半端だと周りだけが冷えていて、外そうとしたときにガムがビヨーンと伸びてしまう事があります。一気に取りたいならカッチカッチに冷たくして下さい。冷凍庫に入るくらいの服ならそのまま冷凍庫に入れてもいい位です。服ならこの方法でかなりキレイにとる事が出来ます。しかし髪にガムが付いた時は難しいかも知れません。髪に付いたガムは油を含ませてポロポロにしてしまえば、キレイにとる事が出来ます。サラダ油やオリーブオイル、ベビーオイルなどで試してみて下さい!
家具に付いたしつこいガムテープの取り方
ガムテープの粘着力ってスゴイですよね。引っ越しの時にプラスチックの家具の引き出しが空かないようにチョット目の前にあったガムテープで留めたんです。そしていざ引き出しのガムテープを取ろうとしたら、しっかりとベタベタが付いちゃっているんです。
でもこの手の家具って、養生テープでも貼ったら剥がす時に塗装剥げたりするから、少し気が引けるんよなぁ……
— テルミット🍊🍛 (@thermite_alpha) November 3, 2021
せめてテーブルの天板の裏とか、見えない所にするか。
雑巾で拭いても、もちろんとれません。いつもならシール類はしっかりとドライヤーで温めてからはがすのに、チョットの間だったから大丈夫と思ったのが間違いでした。こんな時は温める他にもお酢を付けて粘着部分をコットンパックしておくと、ベトベトがすんなりと拭き取れるようになります。また茶碗の後ろに付いているシールも、お酢を浸してひっくり返したままレンジで温めるとスルッと気持ちよくはがれます。その他にもハンドクリームを付けてなでると、油分が馴染んでキレイにとれたり、ベトベトを消しゴムでこすって、消しカスと一緒にサヨナラする方法もあります。除光液やシンナー、シールはがし剤などはベトベトは取れますが、プラスチックが白く変色してしまったり、表面が溶ける事がありますので注意をして使ってください。
食器に付いたシールはがしに使える意外なものとは
陶器の食器などに付いたシールを取る時は、急いでいなければお湯にしばらくつけておくだけでも簡単に取れる事があります。
シール集めてパン祭りのフランス製🇫🇷食器2枚ゲット。
— とも (@takata3388) May 3, 2022
思ったよりずっしりしっかり。このサイズは使い勝手良さそう。
まっ白なのもええんよな。 pic.twitter.com/gw7CPHpPSV
買ってきたばかりの茶碗など、シールを取る前にうっかり水の中に入れてしまったら、そのままお湯を足してしばらく放っておくといいですね。また中性洗剤を溶かしたお湯につけておくと、もう少し早くシールをキレイにはがす事が出来ます。その他にも素材によっては歯磨き粉を付けてこするとベタベタを取り除ける場合があります。どの場合もベトベトが付いているものによって有効かどうかが変わってきますので、プラスチック製品や布製品などは特に気をつけてはがしてください。ちなみにどうして酢を付けるとベトベトが落ちるのかというと、酢の成分が作用しているからです。掃除にベトベト取りに、もちろん料理にも役立つ酢はお家に常備しておくといいですよ♪